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水晶公から連絡を受けていましたが……これほど早いとは。
お変わりないようで、何よりです。
アルフィノ様とアリゼー様も、こちらにいらしているのですね。
それほど本格的に動きはじめていようとは……。
此度のはじまり……
次元の狭間で垣間視し、第八霊災のことを。
あの時間さえも定かでない空間で、私はそれを視ました。
エオルゼア・東方連合の戦い……。
私の視た未来においては、「暁」も欠けることなく参戦し、
エオルゼア陣営が、辛くも優勢になりはじめていました。
しかし、その戦況が、帝国に禁忌の策をとらせた……
毒ガス兵器「黒薔薇」が投入されたのです。
帝国の予想すらはるかに上回る威力を発揮……
エオルゼアのみならず、帝国領をも蝕んだ。
戦場に集っていた兵や盟主たち。
周辺地域で暮らしていた、無辜の民。
……あまりに多くの者が亡くなり、世は混迷を極めました。
加えて、「黒薔薇」のまき散らした死は、
爆心地を中心に、世界の環境を変えていったのです……。
生き残るために剣を取らざるを得なかった。
誰のせい、などと言えるものではありません。
ただ、枯草に火を投げ込んだかのように……
戦火は瞬く間に、世界全土に広がった。
いさめるべき国は、もはや機能をせず。
正そうとする、勇気と力のある者は…………
死の兵器によって、世界から去っていたのです。
……それが、私の視た第八霊災です。
とても重大な真実を掴むことができました。
その謎が解けたのです。
「六属相関図」を模写したものです。
世界は6つの属性のほかに、2つの極性で構成されています。
活発を意味する「星極性」と、
鎮静を意味する「霊極性」です。
当然同じ要素で構成されているはずなのですが……
こちらでは、極性という言葉が使われていないのです。
では、星と霊にあたる力を、なんと呼んでいるのか……
それが、すべての答えでした。
多くの色が重なると黒になるように、
彼らはそれを「闇」と呼んでいます。
霊極性の力……鎮静と停滞をつかさどるもの。
何にも染められる前の白、凪と平穏の象徴、
それが「光」と呼ばれるものなのです。
つじつまが合うのです。
光の……停滞の力が第一世界から流れ込みはじめたことで、
循環に異変が生じた結果。
そして「黒薔薇」もまた、アルフィノ様によれば、
エーテルの流れを強制的に止める兵器とのこと。
そのようなものが使用されると同時に、
停滞の力を帯びた第一世界が統合されたとしたら……。
大罪喰いは、そこに幽閉されているようです。
協力してもらわねばなりません。
その手立てについても、心当たりがございます……。
あの悲しき光景を、二度と見ぬために……。
本題に入る前に、ひとつ、伺っておきたいことがあります。
夜闇こそ失われれども、空を覆う光の先には、
今なお星々が輝いている……。
なればこそ、私は先行き不安な流れの中で、
運命を読み、切り開くために、この力を研鑽いたしました。
一応は、本場シャーレアンの理論を修めておりましたので……。
軽やかだったように思いますが……。
こちらは、今の私の戦い方に適した装束なのです。
光りし空にも星は在り……我はそれを読み解きて、
この不穏なる運命を切り開くことを願わん……。
……では、そろそろ本題に移るといたしましょう。
大罪喰いのいるリェー・ギア城へ入るには、
ピクシー族の協力が必要不可欠です。
では、どうやって協力を取り付けるのか……。
その解は簡潔です、彼らの望む贈り物をすればいい。
サンクレッドにも、いくつか調達を手伝っていただきます。
近くに色鮮やかな羽を持つ「ホーカー」がいるので、
傷つけすぎない程度に弱らせ、こちらの箱で捕らえてください。
先ほどお渡しした「北洋風の秘密箱」で捕まえてきてください。
その間に、私も別の贈り物を準備いたしましょう。
「ホーカー」は無事に捕まえられたでしょうか?
さっそくこの羽を乾かして、色褪せぬ贈答品にいたしましょう。
あとは私がそれをまとめて……ああ、出立の準備も必要ですね。
あなたはしばし、そのままで休息を……。
ピクシー族への手土産は、万全と言えましょう。
こちらの世界で、改めて作りました。
となれば、アシエンが介入してくる可能性が極めて高い。
そこで、環境エーテルの濃いこの地に住まい、
白聖石を生成していたのです。
本を持っていくのなら、今のうちですよ。
私がサンクレッドに怒られてしまいます。
皆さんには話したのですか?
滅びの危機に抗いはじめています。
決断のときは、近いのかもしれません。
私の支度も整いましたし、リダ・ラーンに向けて、
出発するといたしましょう。
それはのちほど、ゆっくりとにいたしましょう。
手土産はすでに、スール=ウィンに渡してあります。
そのために、リェー・ギア城の封印を解いてほしいのです。
このイル・メグの大罪喰いは……
この試練、謹んでお受けすることにいたしましょう。
次なる宝、フーア族の「貝殻の王冠」を、
いただきに参りましょう。
神出鬼没な彼らですが、
水際にある「触れ得ざる門」から呼びかければ、
応じてくれるはずです。
我々は、あなた方に頼みがあって来ました。
水上を歩く術を編み出す方が効率的では?
私たちは、大罪喰いとの対決を望まんとする者……。
リェー・ギア城の扉を開くため、
あなた方の持つ「貝殻の王冠」を貸していただきたいのです。
フーア族は、ともすればピクシー族以上に遊び好きなのです。
しかも、遊びのたちが悪い……。
水に引き込んで命を奪うようなことも、平気で行います。
皆さんに万一のことがないよう、私も尽力いたしましょう。
すべて幻なのですから…
立ちはだかると?
まだ遊びを続けると…?
古き伝承の記述と一致します
力強くなかったようです…
といったところでしょうか?
「貝殻の王冠」をいただけるのでしょうか?
無理をされては、あなたの身まで危ない。
どうか、しばし休息を……。
このまま次の目的地へと移動いたしましょう……。
より近くに拠点があるのは「ン・モゥ族」です。
彼らは、この地が妖精郷となる前からの住民で、
最も人に親しんでいる妖精でもあります。
私に情報を提供してくれているのも、概ね彼らなのですよ。
私の借りていた「篤学者の荘園」あたりへ向かいましょう。
「プラ・エンニ茸窟(じょうくつ)」があります。
様子見も兼ねて、先に向かってもらいました。
私たちも、進むといたしましょう。
フッブート王国の時代、ここは本当に山道だったそうです。
水を呼び込んで作られたもの……。
もともとは、王都のある谷間でした。
山を登った先にある、放牧地だったのです。
人はそれ以前に、この土地を捨てたのですから……。
どちらかといえば私は、
人にこれだけのものを捨てさせた罪喰いが……
「光の氾濫」という世界の滅亡が、恐ろしく……哀しい。
私は、こちらに招かれたことに感謝しています。
光の巫女たるミンフィリアを引き合わせました……。
なればこそ……
もし第八霊災の阻止という大義名分がなかったとしても、
私は、この世界の未来のために尽力すべきでしょう。
これは、ある方からの、受け売りのようなものなのですが……
大切な人の歩んだ道を、悲しい結末になどさせるものか……
そのために自分は、戦い続ける。
……私も、そういった心持ちなのです。
必ずや最後まで、ともに戦い抜きましょう……。
私たちに、何かご用でしょうか?
遊びならば、また後日……。
あまり遠くに飛ばされなかったのが、不幸中の幸いですが……。
また魔法をかけてくるかもしれません。
かといって、迂回していくのも時間がかかる……。
「妖精除けのまじない」を使うといたしましょう。
まじないが効いている間は、
妖精からこちらの姿が見えなくなります。
その隙に、この峠道を通り抜けてください。
効果がある間に、この峠道を通り抜け、
先に行っているサンクレッドたちと合流しましょう。
まじないは、対象が小さく、静かなほど効果がある……
くれぐれも騎乗はしないよう、お願いいたしますね。
では……。
効果はあまり長くないので、急いで峠道を渡り切ってください。
あれは怯えているのではなく…………
ほかのン・モゥ族の皆さんも……。
今日は、あなた方の持つ「石の杖」をお借りするため、
こちらに伺った次第なのですが……。
放たれた光を相殺する、特別な力をお持ちなのです。
あなた方と、土地への思い入れこそ違うかもしれませんが、
罪喰いを退け、平和を取り戻したいと願っているのは皆同じ。
この美しく、歴史ある地を、正しき形に戻さんがため、
力を貸してはいただけないでしょうか……?
私たちは、大変「困っている」のです。
無礼は承知で、どうにかもう少しお早い判断を、
「お願い」できないでしょうか……?
ただ、温厚そうな彼らにも、厳密な不文律が存在する……。
取引の際には、要求されたのと、
ぴったり同じだけの対価を払うよう、お気をつけください。
アマロの集落「ヴォレクドルフ」に向かうといたしましょう。
あの集落にいるのは「先祖返り」と呼ばれる特別なアマロたち。
人語を介する彼らとなら、交渉も可能かと……。
ここは一度出直しましょう。
ひとまず、あちらの方へ……。
往々にして、利害にもとづく決裂よりも覆し難い……か。
これについては、私が説明を重ねるよりも、
アマロたちと触れ合ってもらう方が理解しやすいでしょう。
彼らが、人をどのように思っているか……。
それを皆さんにも知っていただくことで、
何かしらの突破口が見つかるかもしれません。
「なでて」やってはいただけませんか?
大丈夫、危険はありません。
ここにいるアマロたちについて、ご理解いただけたのですね。
だからこそ、ティターニアと戦わんとする私たちを、
純粋に心配し、拒んでいるのだと思われます……。
……なんと困難な問題か。
どうにかして、「水晶の靴」をいただきたいのですが……。
よろしければ一度、あなたひとりで、
「セト」と対話を試みてはもらえませんか……?
彼の不安を払拭できるのもまた、あなたしかいないはず。
そして実際に、あなたには事を成すだけの力があるのです。
なればこそ、他人の言葉で飾られることなく、
あなたと彼が向き合うことが、最善の道と心得ます……。
まずは、あなたに「セト」と対話していただきたい……。
どうぞよろしくお願いいたします。
……何卒、よろしくお願いいたします。
大罪喰い討伐の前に追いつかれた場合、
目的の達成は、あまりに困難となる……。
私たちは、アルフィノ様と合流し、
ユールモア軍を押しとどめたいと思います。
そのまま追い返せればよし、
そうでなくとも、あなたの勝利によって、
イル・メグでの目的は達成される……。
此度は、大罪喰いの討伐、本当におつかれさまでした。
第一世界の救済、ひいては第八霊災の阻止に向けての、
大きな進展と言えましょう。
新たなるティターニアを筆頭に、妖精たちとの絆を得た。
これもまた、いずれ私たちの力となるかもしれません……。
多少なりあなたの役に立てたのであれば、恐悦至極……。
まさに、我々の大勝利……ですね。
無論、私も引き続き、同行させていただきます。
私も、用事があればこの街まで来ておりましたが、
ここの活気は、心地よいと感じられます。
肖像画の1枚も見つけることができるでしょう。
しかし、まやかしの身で盟約を交わさんとするは、
いささか誠実さに欠けましょう。
アシエン・エメトセルク……オリジナルとは。
神秘と昏き祈りに満ちた、かの森へ……
私がご案内いたしましょう。
道すがら、こちらでのヤ・シュトラの状況について、
お話するといたしましょう。
それでは、私たちは、その「ジョッブ砦」で、
再度合流するといたしましょう。
この砦の北に、ラケティカ大森林へと続く道がございます。
手土産にせし石板を探すことにいたしましょう。
レイクランドに点在する衛兵団の拠点の多くは、
かつて栄えた「レイクランド連邦」の建物を流用しています。
各地で信仰されていた、光の神を祀る教会です。
「光の氾濫」以降、光の神への信仰は急速に廃れていきました。
そのことは「罪喰い」という言葉の由来にも表れています。
あの異形が何であり、なぜ自分たちが苦難に見舞われるのか……
その答えを、いかなる信仰の中にも見いだせなかった人々は、
「人の持つ罪を喰いに来たのだ」と考えるようにしたのです。
代わりに興ったのが、失われし闇を尊ぶ信仰です。
それこそが、これより向かうラケティカ大森林と、
深く関係しているものなのですが……
続きは、またのちほど、お話しするといたしましょう。
装飾については、光耀教会のそれではありません。
闇を尊ぶ人々が現れたと、お話ししましたね。
そういった人々……「夜の民」の集会場として、
使われていたのではないかと推測します。
興った当初は各地に散っていたそうですが、
今は皆、あの森につどって生活をしています。
そのため、過去何度かユールモアからの勧誘を受けつつも、
傘下に入ることを拒否し、独立を保っているようです。
そして、ヤ・シュトラもまた……
かの森に、「夜の民」の協力者として滞在しています。
なればこそ、この礼拝所に隠された石板を彼女に渡すことには、
手土産以上の意味があるのではないかと、私は考えます。
「夜の民」の代表的な祭具である、水鏡がありませんね。
移動するときに、それだけ持ち去ったのでしょうか……。
調べさせていただきます。
祭壇の中に、確かに古びた石板がございました。
そして、ロンカとは、
かつてラケティカ大森林に根差した文明……。
ええ、間違いありません……この謎と叡智に満ちた石板こそ、
真実の探求者たるヤ・シュトラにふさわしき手土産でしょう。
お見事な手際でございました。
ラケティカ大森林を目指したいのですが……
最後にもうひとつだけ。
ゆえに、彼らは普段、本名ではなく通称を用います。
通称には、親類や先祖の名を借りるのが常だとか。
然れば、ヤ・シュトラもまた、
彼らの前ではこう名乗っています……。
皆さんも、かの民の前では、彼女をそうお呼びください。
大森林方面へは、北東の門から進みます。
番兵に声をかければ、通していただけるはずです。
「なぜマトーヤなのか」と問うてはいけません。
恐らくは……藪蛇、というものです……。
今現在、その多くは、人の立ち入れぬ密林となっている……。
そんな中で、このシチュア湿原は比較的ひらけているのです。
ゆえに「夜の民」の拠点ともなっています。
彼の、この森に対する洞察は、正しいと言えるでしょう。
とくに、2年ほど前の襲撃は、すさまじい被害を出しました。
「夜の民」の指導者である導師たちも、大半が戦死……。
あわや壊滅というところをヤ・シュトラが救ったことで、
彼女は導き手として迎えられたのです……。
「ゴーンの砦」へご案内いたしましょう。
2年前の襲撃で焼け落ちた砦ではありますが、
修復されているかもしれません。
どうやら、修復は進んでいないようですね。
となれば、ヤ・シュトラたちは、
ほかの拠点に身を寄せていると考えられます。
次をあたってみましょう。
ヤ・シュトラは、以前の事故で視力を失っています。
代わりに、万物の有するエーテルを視ることで、
かつてとそん色ない視界を得ているはずですが……。
私です……ウリエンジェです。
ですので、どうか武器をおろしてはいただけませんか?
我らが「暁の血盟」の英雄を。
彼女はついにこちらへ至り、
すでに、2体もの大罪喰いを屠ったのです。
主な住まいになっているようですね。
ないし、その護り手たちの領域に、
大罪喰いが潜んでいる可能性がある……。
恐ろしい勢いでクリスタリウムのめぼしい蔵書を読破すると、
早々に「夜の民」を訪ね、ロンカの調査をはじめました。
そして2年前、大規模な罪喰いから彼らを護ったことで、
信頼を得て、ここを本格的な拠点とするに至ったのです。
……ちなみにその戦い、たまたま情報交換に来ていた私も、
陰ながらお手伝いさせていただきました。
私がここに留まる理由はないため、人知れず離脱しましたが。
では、私たちの成果も、ご報告するといたしましょう。
「ロンカの同盟者であることを示す方法」を、
この石板に記すとしています。
それを解読し、実践すれば、
ロンカの護り手たちと、和解に至れるかもしれません……。
既存の資料を整理しておきましょう。
どうか、お気をつけて……。
ミンフィリアも、自分の怪我より皆さんを案じておりますので、
どうかお気をつけて……。
さっそく、石板の解読を再開いたしましょう。
ただ、それを今話すことはできません。
あの見回りの青年は、無事に運び込まれたものの、
危険な状態が続いているそうです。
彼の命を脅かしているのは、「常闇の愛し子」秘伝の毒物。
治癒魔法では浄化が困難な代物です……。
今、導師たちを中心として対処が進められているようですが、
状況は芳しくないと……先ほどの方が教えてくださいました。
我々はただ、心を鎮めて待つよりないのだと……。
いずれにせよ退路がないのであれば、
我らの答えは、自ずと導かれましょう。
この印章が残っていたのは、ロンカ皇帝のもとに、
救援が寄こされなかった証でもありましょう。
そのまま国が破れ、遺構が森に飲まれたからこそ、
私たちは進むことができる……。
何か、運命というものを、感じざるを得ません。
ああ、なるほど……真理が見えて参りました……。
もしや、ヴィース族の特別な寿命ゆえでしょうか?
ヤ・シュトラなど、こんなときでもなければ、
いつまでも話し込みたいのではないかと思います。
さらなる聞き込みや、森の観察をして参りましょう。
またのちほど……そちらも、お気をつけて。
せんなきことでも、そう考えずにはいられません……。
「午睡の東屋」は、ファノヴの里の一角にあったはずです。
ヤ・シュトラの覚悟に応える、唯一の方法でしょう。
救うべきが「夜の民」であるなら、なおさらに……。
保護された行き倒れというのは、彼……
ルナル導師のことだったのですね。
ゆえに、進軍するユールモア軍を止めんと、
追いすがったのかもしれません……。
急ぎ、彼に「常闇の解毒薬」を与え、介抱を……!
魔女マトーヤの残した薬で、彼を救うのです。
本当に……せめてもの救いです……。
あとは私の治癒魔法で、回復を促せましょう。
ここからは、どうぞお任せください。
[player]さんは、しばし休憩を……。
危険はありませんので、どうかまだ、安静に……。
もう一度、詳しく教えていただけませんか?
以前は確か、カ・ヌエ様の力をお借りして、
彼女を地脈から引き揚げましたが……。
そうそう為せる技ではありません。
ここは、彼に頼るほかないかと……。
エンシェント・テレポによる、地脈の放浪から……。
あなたを地脈から引き揚げる役目は、彼が……。
それが異なる世界の地脈ともなれば……
私はそれほど幸運な者を、彼女のほかに知りません。
それほどの数奇な運命を経て、彼女が戻ったことが、
私はとても嬉しいのです。
周辺の地形や、護り手たちの巡回路の確認、
情報提供者であるコリル嬢への再聴取はできました。
結果、ラケティカ大飛瀑で発見された罪喰いは、
確かに大罪喰いの特性を有していたと判明……。
そして、こちらが大飛瀑に行きにくいのと同様の理由で、
その個体もまた、居場所を変えていない可能性が高い……
と結論づけました。
彼女の母君が話していた、大罪喰いの姿についても、
思い出していただくことができました。
なんでも、3つの頭を持ち、羽に覆われ、
犬のようであり猿のようでもある……だとか……。
……アルフィノ様がいらしたら、絵にしていただけたのですが。
目覚めたようですね…
といったところでしょうか…
興味深い存在でした
この揺れは…
音波によるものかと…
見つけたようですね…
となれば出口があるはず…
いるかどうかですが…
忌まわしき獣…
白に虹に、輝きはあまた散りばめられん。
……原初世界と変わりない、美しい夜空です。
穏やかで、優しい……見惚れるほどの、天の暗き海でしょう。
あなたの眼にこそ、美しく映っているのではないですか?
見る者によって形を変えるものです……。
エメトセルクの語ったことも、あるいは……。
結果的には、スリザーバウにおける被害を、
最小限に留めたようです……。
しかし……何と勘の鋭い御仁であったことか。
あと少しタイミングがずれていたら、
大罪喰い討伐は、ことさらに難しくなっていたでしょう。
結果的には、スリザーバウにおける被害を、
最小限に留めたようです……。
しかし……何と勘の鋭い御仁であったことか。
あと少しタイミングがずれていたら、
大罪喰い討伐は、ことさらに難しくなっていたでしょう。
少々、案じておりましたが……
この街は、いつもどおり営まれていたようですね。
[player]さん、罪喰いを集めてください!
これで、この地では優勢になったかと……。
皆さん、お気をつけて……!
いかに鷹揚に振舞えど、その心中は察して余りある……。
声を掛けられる者がいるとすれば、恐らく、あなたかと……。
いかに鷹揚に振舞えど、その心中は察して余りある……。
声を掛けられる者がいるとすれば、恐らく、あなたかと……。
指示を与えた者があったと考えるべきでしょう……。
それが可能なのは世界にただひとり……
ドン・ヴァウスリー、その人です。
こちらの準備も、ぬかりなく……。
傷ついた者たちが、一刻も早く治癒するよう願います。
私たちは、どのような結末を引き連れているのでしょうか……。
それを考えずにはいられません。
空に停滞の光が満ちているが故か……それとも……。
何かお気づきの点はございましたか?
さすが、熟練の冒険者にふさわしき観察眼です。
そのお話と、ささやかながら私が気づいたこともありますので、
皆がそろい次第、真実を導き出すといたしましょう……。
レバーを操作するのは、こちらの石人形だと思われます。
我々には、一種のゴーレムと言った方が、
馴染みがあるかもしれませんね。
残骸の数や、この操車場の構造からすると、
トロッコを動かすためだけではなく、
汎用的な労働力として使役されていたと思われます。
いずれも酷く破損、劣化していることです。
このままでは、トロッコを動かすどころか、
立ち上がることさえ不可能かと……。
そして……サンクレッドが、拳でガツン……と。
それを名乗るにしては、
視えているものが少なすぎるのでしょうが……。
「光の氾濫」跡は、着実に近くなっている……。
ともすれば、ここが、最後の街になるかもしれません。
それはこの世の常なれど、その狭間で立ち止まることが、
今の彼らにとって、どれほどにつらいことでしょう……。
このまま、成り行きに任せて進んでしまって、
本当によろしいのですか。
あなたも、どなたか話ができそうな方を探して、
声をかけてみてください。
私は、先の大鉱山で残骸ばかりを見かけたことを思い出し、
もしや何か……と調べていたのですが……。
ならば、このタロースを動かす術を、
一度きちんと模索してみるべきでしょう。
幸い、この個体は、大鉱山の操車場にあったものよりも、
かなり状態が良好です……。
魔力の流れを調べ、不具合のある箇所に手を入れるくらいなら、
不可能ではないかと……。
この手の石人形には通常、筋肉に代わって身体を動かす、
魔力の血管のようなものが張り巡らされています。
その一部が、途中で断絶してしまっている……。
それゆえに、動くことができないのかもしれません。
エーテル伝導率が高い素材を用意し、
間に当て込むだけですので……。
[player]さん、この村の外には、
タロースに似た存在「デビタージュ」がいたはずです。
それを倒し、「デビタージュの断片」を、
集めてきてはいただけないでしょうか?
ほかに必要な素材も、サンクレッドたちに協力を頼み、
早急に集めるといたしましょう。
再びここへお戻りください……。
よろしくお願いいたします。
「デビタージュの断片」を3袋ほど、
集めてきていただけますか……?
サンクレッドたちにも、取り急ぎ事情を伝え、
素材の調達に向かってもらいました。
あなたにお願いした、
「デビタージュの断片」は、いかがでしょうか……?
それでは、サンクレッドたちが戻り次第、
触媒を生成し、タロースの修復を試みましょう……。
全身くまなく繋がったかと思います。
これほど一切の反応がないとなると、
問題は、もっと大元にもあるのかもしれません。
具体的には、「心核」です。
人で言えば心臓にあたる機関……これが作動しなければ、
魔力を取り入れ、巡らせること自体ができないのです……。
ご協力ありがとうございました、[player]さん。
現状から、複雑に絡まる人の想いを取り除いたとしたら……
残る真実は、極めて単純でありましょう。
鉱山に行って、新たな心核とする石を得ればいい……。
石が得られる可能性がわずかでもある場所を、
採掘師でもあるあなたなら、ご存知ではありませんか……?
……今の事情をサンクレッドに伝え、彼とともに、
ヌベイ旧鉱山へ行ってきては頂けないでしょうか。
その胸中に詰められし想いを、ひと欠片、誰かに分かたねば、
真に伝うべき言葉さえ、つかえたままとなるでしょう……。
今、それを分かち合うにふさわしきは、
私よりもあなただと存じます。
どうか……彼を、よろしくお願いします。
あなたには、サンクレッドとともに、
ヌベイ旧鉱山に向かっていただきたいのです。
何卒よろしくお願いいたします
私は、再度タロースを点検し、
心核以外を、間違いなく万全にいたしましょう。
……ミンフィリアとともに。
新たな心核にふさわしき石を、見つけられたそうですね。
こちらも、サーフさんやジェリックさん、
そしてミンフィリアの力を借りながら、
タロースの準備を整えておきました……。
止まっていた時を、動かすといたしましょう。
それでは、謹んで、取り付けを進めたいと思います……。
起動用の魔力を流せば、このタロースは動くと思われます。
あなたにも、サンクレッドにも、謝ることしかできません。
誰かに生きてほしいという、ごく単純な願いでさえ、
別の誰かを犠牲にしなければ叶わないことがある……。
だからこそ皆、生きるに足る理由を……
死すべき理由を、見出そうとするのではないかと思います。
本来その願いには、そのような難しい理屈はいらないのです。
未来へと歩んでほしい……歩んでほしかった……
それだけのものなのです。
これを思い知るまでに、時間がかかりすぎましたが。
私は思いますよ。
ミンフィリアの支度も、整ったようです。
サンクレッドと話すことはできたでしょうか?
「ミンフィリア」との昔話を……。
彼がそれを穏やかに口にできたのならば、
もはや、私が重ねるべき言葉もないでしょう……。
……あるいは、最初から杞憂だったのかもしれませんが。
こんなことになるのだったら、もっと話しておくべきだった……
などという後悔をよく知るので、出すぎたのかもしれません。
そのときがきたのなら、そろって顔を上げるでしょう。
ふたりとも、あなたに背中を押されてきたのですから……。
マグヌス氏に声をかけて、トロッコを動かすのです。
タロースの確認をしてくださっています……。
声をかけて、トロッコを動かしていただきましょう。
なれば、私は…………。
ならば誰かが、陽動を続けているアリゼー様たちにも、
状況をお伝えせねばなりません。
事と次第によっては、
続けて大罪喰いの討伐に向かう可能性もありましょう。
合流の手はずを整える必要があります。
……どうか、それぞれに悔いのないように。
ミンフィリアは……?
私の妖精語講座を、ちゃんと聞いていたのですか……!
果たして正しかったのか……。
私は生涯、悩み続けることでしょう。
それでも……私の咎とは関わりなく、
このふたりの笑顔は、あたたかな善いものです。
あなた方が乗ってきたトロッコについては、
マグヌス氏に連絡をとり、回収をしていただきました。
タロースには破損が見られましたが、
幸いにして、内なる心核は無事だった様子……。
母の想いというのは、強いものですね。
大罪喰いの領地…
それは、何の終わりで、何の始まりとなるでしょう……。
私たちの未来を繋ぐための、最善手でもありましょう。
しかし、この状況は……。
皆、夢うつつの状態ながらも、ヴァウスリーを讃えている。
このことから、彼らがヴァウスリーの繰る魅了……
精神支配の術にかかっていると見て、間違いはないでしょう。
確かに魔法への耐性は個人差がありますが、これほどには……。
アム・アレーンの大罪喰いを倒されたことについて、
立腹したのではないかと思われます。
罪喰いに近づいてしまった者もまた、
彼に従いやすくなるのかもしれません。
それであれば……
メオルを食べてきた古参の者から異常をきたすのも、頷けます。
逸る気持ちはあれど、どうか、ご注意を。
この一団を鎮めたのち、皆さんは先へ……。
もはや脅威となることはないでしょう……。
ご覧ください、あの2体の立派なタロースを……。
今は、チャイ・ヌズ氏が、起動のための点検をしておられます。
最終的に魔力を注ぐ役目も、お任せください。
各々、補修や材料調達にあたってくださっています。
あなたのお力もお借りしたいのですが……よろしいでしょうか?
では、南にある「ヴェンモント造船所」に向かい、
補修用の木材をわけてもらえないか、交渉をお願いします。
補修用の木材をわけてもらえないか、交渉をお願いします。
その間に、こちらの準備も進めておきましょう。
木材の方は、いかがでしたでしょうか……?
これで、大昇降機の修理は、安泰といえましょう。
私とヤ・シュトラから見ても、
状態は少しずつ改善されています。
ほどなくして、すべての用意が整うでしょう。
時間はかかりましたが、今やっと、人は向きを同じくして、
滅びの宿命に打ち勝たんとしている……。
あなたの笑顔があらんことを。
冒険の終わりには、別れがつきものなのだとしても……。
今はまず、大昇降機を動かし、
浮遊した山にたどり着かねばなりません。
見たところ、人手は不足していないようですので、
あなたはしばし、身を休めていてください。
このあとも、戦いは続くのですから……。
造船所の職人たちも合流してくださるのなら、なおのこと……。
昇降機が動いたあとに備えていただくのが、得策かと。
????
アルフィノ様が、ご心配なさっていましたよ。
一度みなさんと合流し、対策を練りましょう。
アルフィノ様にもそちらに戻っていただいたので、
我々も参りましょう。
リーンには、少々酷な思いをさせてしまいましたが……。
タロースの形状を工夫すれば、その体を伝って、
飛ばずともグルグ火山に突入できる……。
イタズラをせず、人と同調して作業するというのは、
彼らにとって至難の業。
人材を募ってきたいと思いますが……よろしいですか?
クリスタリウムからは、かなりの数の衛兵を、
人々の警護と、魔力の提供のために借りることができました。
街の警備が、少々手薄にはなっておりますが……
そこはそれ、「自分が必ず護り抜きます」と、
ライナ殿から力強いお言葉をいただいております。
私の目から見ると、素早いながらも、
緻密な計算と根拠に基づいた設計に感じられますが。
「夜の民」が肌身離さずつけている……。
それは、白聖石も同じこと……。
すべての鍵は、すでにこの地に揃っていると。
ミンフィリアやアルバートたちが守った世界と、
こうしてお優しいあなたに、未来あれと。
そして、あなたの束の間の休息が、
よいものであらんことを願っております……。
ときが来るまで黙していることこそが、
最も成功の可能性を高めるのです……。
そう思っていただけると幸いです。
どうか今は、憂うことなく休息をお取りください。
とにかく、急ぐといたしましょう。
集いし者……去りし者……第一世界に生きてきた、
未来を望みし、すべての命です。
同時に、世界の壁を越え……
尊い平和と、あなたの無事を望む者の祈りでもありましょう。
私もまた己の祈りを、あなたを護る力へと換えましょう。
見事と言えましょう…
地形改変ですか…
あれも罪喰いのようですね
罪喰いだったのでしょうか…?
罪喰いを強化しましたか…
これで、ついに、最後の光が……。
彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。
それも、第八霊災が起きた未来からきたとおっしゃるのですか?
時間と世界を超越し、霊災の要因を排することで、
かの英雄を、死の運命から救おうとしていると……?
第八霊災が起きるという話も、あなた自身のことも。
ただ、事はあまりに重大です……。
もう少し、経緯を詳しく伺っても……?
統合される前の第一世界へとやってきた。
その計画がここまで進んでこられたのは、まるで奇跡です。
あなた方は、あくまで「第八霊災の先にいる」存在。
霊災の発生を阻止したところで、
あなた方自身が救われることはないと……お気づきでしょう?
????
一同、こうして集合いたしました。
水晶公についての説明は、もはや不要でしょう。
過去を……ご覧になったのですね。
一切の弁解をいたしません。
いかなる罰でも受ける覚悟で、彼に協力いたしました。
今でもその決意に変わりはございません。
ですが……真相を知ったあなたは、
私を糾弾するよりも嘆くよりも先に、行動しようとしている。
この身、この知恵をもって、必ずやあなたの力になりましょう。
あなたの優しさと、水晶公の願いに報いるため、
尽力いたします。
あなたとともに行くにあたっての戒めとして、
深く心に刻みましょう。
「テンペスト」と呼ばれる黒き海の底を、
目指そうとなさっていたのですね。
それについては、私たちも調べを進めておりました。
いかなる手段で向かうのが最善かも含めて……です。
目星はすでについておりますが、お話しする前に、
クリスタリウムでやり残したことがないか、改めてご確認を。
海底を目指すとなれば……大冒険になりますがゆえ。
では、「テンペスト」の底を目指す方法をお伝えします。
呼吸や戦闘にも不自由がないよう、
特別な手を打つ必要があるでしょう。
そのためには、「ある妖精」の力を借りるのが最善かと。
私もまだ、実際に対面したことはないのですが……。
街を出て、南西の「サレン郷」へお越しください。
……西の方角に、ひときわ大きな島があるのが見えますか?
あれこそが、海底に向かう鍵……
泳ぎの得意なあなたなら、水中から近づいて、
その言葉の意味を知ることもできるでしょう。
私はそれに及びませんので……
舟で向かって、島の上でお待ちしております。
あなたはこの島を、いかなるものと考えますか?
妖精たちの話によれば、この島そのものが、
古き妖精なのだとか……。
妖精たちの話によれば、この島そのものが、
古き妖精なのだそうです……。
原初世界のバヌバヌ族が信仰する雲神とは、
同じ起源を持つのかもしれません。
紅玉海の底にある集落などと同様に、
海底を気泡で包むことができるでしょう。
そうすれば、戦いが待ち受けていたとしても、
後れをとることはない……。
では、さっそく交渉を始めるといたしましょう……。
あなたの背中と吐息を借りたい』
妖精王、あなたにも深い感謝を……。
ひとまずは、うまくいったようで安堵いたしました。
エメトセルクの根城であり、同時に、
水晶公が囚われている場所だとも言えるでしょう。
水晶公を連れている以上は難しい……。
ましてや、時空の転移に用いるクリスタルタワーは、
彼の身体があってこそ制御できるのです。
無理にそれを捨てさせるのは、拐った意味を失うも同義……。
ゆえにこそ、我々には必ず「辿り着くべき場所」がある。
参りましょう……この、暗がりの先へ……!
この集落は今、急に水が捌けたことで、
いくつかの困難を抱えているようです。
それらの解消に手を貸せば、
我々に敵対の意志はないことも伝わりましょう……。
あなたのおっしゃった、「明かりの灯りし地」について……。
私たちの歩みは、着実に彼の方へと近づいています。
行きましょう……そこで待つ、水晶公のためにも。
次は、この道を西へ進むべしと、
案内役は言っていましたが……
なにぶん、複雑な自然地形が広がっております……。
地図や方角をあてにするばかりでなく、
眼前の道と、お互いを頼りにして、進んで参りましょう。
彼女のもとまで行ってみましょう。
今まで以上に暗いようですので、くれぐれも、ご注意を……。
畏れて封印を施すのも理解できます。
我々は、止まるわけには参りませんが……。
ほかならぬエメトセルクです……。
同伴する我々はともかく……
あなたのことは、迎え入れる意志があるのでは?
ここは、広場のようですが……。
星の未曽有の危機となった災厄ではないでしょうか……?
ゾディアーク……
そしてハイデリンを召喚するきっかけとなったという……。
アーモロートの街並みも、そこに生きる人々も……
ここにあるのは、まだ終末を迎える前の一幕……。
エメトセルクが再現したのは、
古代人たちの生きていた「ある日」なのでしょう。
万物を生み出す、創世の術……といったもののようですね。
それは、アシエンが世に伝えてきた、
架空の神を顕現させる儀式……「神降ろし」にも似ているかと。
魔法的な見解も必要でしょう?
もっとも、あなたがお持ちのそれは、もしや……?
もしかしたら、彼らの時代においては、
あえて護る必要すらなかったのかもしれません。
一方で、窓や扉は固く閉じられ、
物理的にも魔法的にも、力を尽くせど開くに能わず……。
あるいは、最初から開かぬように再現されているのでしょう。
彼の魂を拘束し、大きな力で打ち砕かねばなりません。
それは私の務めであり……
水晶公から依頼されたことでもありました。
彼がいた第八霊災後の未来は、言い換えれば、
アシエンの姦計に陥った世界ですので……。
今度こそ屈するものかという思いも、あったのでしょう。
つまり、エメトセルクを打ち倒すことは、
かの未来の者にも報いる行為となる……。
英雄に生きてほしい……それこそが彼の、彼らの、
原動力であったということを。
そして、私がそこに加担したのも……
同じ想いが、あったからだと……。
恐怖を具現化した異形が暴れまわったとか……。
当然、私たちもそれを相手取ることになるのでしょう。
……無論、退けさせていただきますが。
先で待つ誰かのもとへ、辿りつくこともありましょう。
未来へ継がれることを望んでいるのは……
あなたも同じではないのですか?
この戦いに、決着をッ!
しかし、今回の一件から、私は大きなことを学びました。
……やはり、水上を歩いたり、海を割ったりする術を、
ひとつふたつ、覚えておくべきではないかということです。
幸い、このあと『ビスマルク』の歯を磨く仕事がありますので、
あの古き妖精に、教えを乞うてみようかと……。
次の機会があれば……どうぞご期待ください。
タタル嬢や皆さんも、一日千秋の思いで、
お待ちなのではないかと……。
私も、此度の調査に参加させていただきます。
この調査は恐らく、再び世界の理に挑まんとするものかと。
しかれば、あなたには必ずや役目がありましょう……。
己が成すべき事柄であると直感し、同行を申し出たのです。
私が何を気にかけているのかについては、また後ほど……
標的を、この目で確認してからといたしましょう。
……それでよろしいでしょうか?
その周辺を取り囲む「無の大地」は、
今もなお、極端に光に偏った土地になっています。
「光の氾濫」に呑まれたことで、人の造りし街はおろか、
草木や海原、生命を抱く土壌までもが消失……。
環境エーテルが正しく循環しないため、
この100年、それらが復活する兆しすら、
一切観測されていないそうです。
もし不調を感じるようなことがあれば、すぐに報告を……。
あなたの身体はもう心配ないと、わかってはおりますが……。
このような「無の大地」へと変容しました。
ある意味では、この光景こそが、
第一世界の真なる姿とも言えましょう……。
なれば、これこそが「最初の一体」なのかもしれません。
「光の氾濫」とは、いかなる現象だったのか。
闇が果て、光が急激に高まった瞬間に、何が起きたのか……。
その答えは、罪喰いの「最初の一体」が、
生じたということではないでしょうか……?
当時、ミンフィリアがナバスアレンで氾濫を迎え撃てたのも、
「最初の一体」の接近を感知したからと考えられます。
……しかし、窮地こそが最大の好機になることもある。
この意味がわかるのではないですか?
……なるほど、よい願いを掛けたものです。
過酷な環境だからこそ、こうした休息の場が必要かと……。
拠点があるというのは、それだけで頼もしいものです。
エデンがこの地で停止したままになっていたのが、
そう断言できる理由です。
「光の氾濫」は起こっていない……。
それは、彼女が発生源たるエデンを止めたからでしょう。
そして、エデンは消えずにここで停止していた……。
ならば用いた手段は、破壊ではなく、
何らかの干渉……制御だったと考えるのが妥当です。
ミンフィリアの意志と力を継ぐリーンであれば、
試してみる価値はあると思いますが……いかがでしょうか?
それであれば、いくらかお手伝いできるかもしれません。
「エデンコア」への力の流れを地脈に見立て、
転移装置での侵入経路を拓くのです。
幸い、水晶公の指示のもと、
クリスタリウムの自治組織「セツルメント」の協力を受けて、
いくつかの魔器を提供していただいております……。
少しばかりの時間と、リーンの力を貸していただければ、
エデンコアまで移動できるようにいたしましょう。
魔器を設置することにいたしましょう。
操縦桿のようなものだと思っていただいて構いません。
幼馴染がいたのです。
こちらが別のことをしていても、熱く語ってくるような……。
ということですね。
その後、[player]さんの戦闘準備ができ次第、
転移装置からエデンコアへと突入を……。
クリスタリウムで借りた、リンクパールをお渡ししておきます。
例によって、塔内の遺物を修繕したものなので、
あまり精度はよくありませんが……ないよりは良いでしょう。
サンクレッドの言うとおり、障害が待つ可能性は高い……
くれぐれも気をつけて、突入なさってください。
あなたが無事に帰還なさって、ひとまず安心いたしました。
あとは最終調整を残すのみ……。
もうしばらく、お待ちください。
リーン、任せても?
押し切れる、とは思いますが……。
ですが、リーンが……。