アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
ハルリクがいなくなったんだって……!?
まずいな、手の空いている奴は全員、捜索にあたらせよう……!
まずいな、手の空いている奴は全員、捜索にあたらせよう……!
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
……すまない、少し時間を。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
……君たちも、ショックだろうに。
こうして気遣ってくれて、ありがとう。
正直なところ、言葉にならないよ……。
人でなくなってしまえば、墓を作って弔うこともできない。
それを一番さみしがったのは、テスリーン……君だったのに。
こうして気遣ってくれて、ありがとう。
正直なところ、言葉にならないよ……。
人でなくなってしまえば、墓を作って弔うこともできない。
それを一番さみしがったのは、テスリーン……君だったのに。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
ともかく、一度おちつくよ。
……私たちはまだ、患者たちの命を預かったままなのだから。
……私たちはまだ、患者たちの命を預かったままなのだから。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
うん、もう大丈夫だよ。
いつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。
……私たちはまだ、患者たちの命を預かったままなのだから。
いつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。
……私たちはまだ、患者たちの命を預かったままなのだから。
アム・アレーン
すまない、テスリーンのことで驚いて、
ハルリクを連れ帰ってくれた君たちに、
礼を言えていなかった……。
怪我は、していないかい……?
ハルリクを連れ帰ってくれた君たちに、
礼を言えていなかった……。
怪我は、していないかい……?
アム・アレーン
それは、もちろん、私たちもそのつもりだが……。
アム・アレーン
い、いや、落ち着くんだ。
理論上はそうかもしれないが、とても現実的な話じゃ……!
理論上はそうかもしれないが、とても現実的な話じゃ……!
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
かわいそうなアリゼー。
彼女もテスリーンと仲が良かったから、
気が動転しているんだろう。
彼女もテスリーンと仲が良かったから、
気が動転しているんだろう。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
ううむ、どうしたものか……っと。
君か、言い方は悪いがちょうどいいところに。
すまないが手を貸してくれ。
我々は、この近辺で手に入る資源と引き換えに、
モルド族の商人から、物資を融通してもらっているんだがね。
その資源の調達に向かった番兵が戻らないんだ。
しかも、取引相手のモルド族の商人は、約束事には厳しくてね。
資源が足りないとわかれば、取引を中止してしまうだろう。
そうなれば、旅立ちの宿の運営はとても厳しいものになる。
間の悪いことに、そろそろ件の商人が到着する頃合いだ。
私が時間稼ぎをするから、
「資源調達役の番兵」を探してきてくれないか?
ありがとう。
「資源調達役の番兵」は、旅立ちの宿の南西にいるはずだ。
よろしく頼んだよ。
君か、言い方は悪いがちょうどいいところに。
すまないが手を貸してくれ。
我々は、この近辺で手に入る資源と引き換えに、
モルド族の商人から、物資を融通してもらっているんだがね。
その資源の調達に向かった番兵が戻らないんだ。
しかも、取引相手のモルド族の商人は、約束事には厳しくてね。
資源が足りないとわかれば、取引を中止してしまうだろう。
そうなれば、旅立ちの宿の運営はとても厳しいものになる。
間の悪いことに、そろそろ件の商人が到着する頃合いだ。
私が時間稼ぎをするから、
「資源調達役の番兵」を探してきてくれないか?
ありがとう。
「資源調達役の番兵」は、旅立ちの宿の南西にいるはずだ。
よろしく頼んだよ。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
私が時間稼ぎをしている間に、
「資源調達役の番兵」を探してきてくれ。
彼は旅立ちの宿の南西にいるはずだ。
「資源調達役の番兵」を探してきてくれ。
彼は旅立ちの宿の南西にいるはずだ。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
番兵は見つかったかい?
時間稼ぎももう限界だよ。
早く資材を運ぶよう、伝えてくれ……!
時間稼ぎももう限界だよ。
早く資材を運ぶよう、伝えてくれ……!
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
ふぅ……首の皮一枚で繋がった感じだよ。
でもまあこれで、取引できた。
運営の危機は去ったと言えるだろう。
しかし、君が資材を運んでくるとは思わなかった。
ずいぶんと重かっただろう。
なにせ袋いっぱいのアドベレンガだからね。
あれは水を混ぜた粘土に、荒野の砂や藁なんかを混ぜて、
日干しにしたもので、驚くほどの耐久力があるんだ。
廃屋から形のいいものを見繕えば、まだまだ建材として利用できる。
あの商人は、風車の修繕のために、
アドベレンガを求めていたようだよ。
そのレンガを君が運んでくれなければ、
取引は中止になっていたことだろう。
本当にありがとう!
でもまあこれで、取引できた。
運営の危機は去ったと言えるだろう。
しかし、君が資材を運んでくるとは思わなかった。
ずいぶんと重かっただろう。
なにせ袋いっぱいのアドベレンガだからね。
あれは水を混ぜた粘土に、荒野の砂や藁なんかを混ぜて、
日干しにしたもので、驚くほどの耐久力があるんだ。
廃屋から形のいいものを見繕えば、まだまだ建材として利用できる。
あの商人は、風車の修繕のために、
アドベレンガを求めていたようだよ。
そのレンガを君が運んでくれなければ、
取引は中止になっていたことだろう。
本当にありがとう!
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
初めて夜空を見たとき、感動のあまりに泣いてしまったよ。
それだけ星々の輝く空は美しくて、希望を与えてくれた。
きっと、みんな同じ気持ちだったはずさ。
それだけ星々の輝く空は美しくて、希望を与えてくれた。
きっと、みんな同じ気持ちだったはずさ。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
……大丈夫、光が戻っただけで希望を捨てはしないさ。
あの美しい夜が帰ってくると信じて、
患者のお世話を続けていくよ。
あの美しい夜が帰ってくると信じて、
患者のお世話を続けていくよ。
アム・アレーン
[ 29.0 , 27.9 ]
これからは、夜の闇が当たり前になっていくはずさ。
テスリーンもきっと……喜んでいる……
そう、信じてもいいよな?
テスリーンもきっと……喜んでいる……
そう、信じてもいいよな?