屈強な若者
屈強な若者
アラガーナの生まれだそうだが、20年も前に逃げ出して、
壁の向こうで、ぬくぬく暮らしていたんだろう?
屈強な若者
偉そうに、上から目線で手助けをしたいだって?
ふざけるなよ……!
大方、以前にも兵隊を集めにきた、
アラミゴ解放軍の「鉄仮面」ってヤツの一味なんだろう?
帝国軍が来る前にさっさと帰るこったな……迷惑なんだよ!
屈強な若者
故郷を放り出して、逃げ出した奴のことを同胞とは思わない!
オレは、どんなに辛くても、この地を愛せばこそ留まってきた!
郷土愛を語って、必死に暮らしてるオレたちを、
戦いに巻き込むのは、もうやめてくれ!
屈強な若者
無法者のネズミどもの根城じゃないか!
あそこに連れ込まれたら、もう……。
屈強な若者
「赤のジグラート」のネズミどもは、
腹が減ったら、人も喰っちまうような連中なんだ。
屈強な若者
「赤のジグラート」のネズミどもは、
腹が減ったら、人も喰っちまうような連中なんだ。
屈強な若者
屈強な若者
故郷から逃げ出した奴のことを同胞とは思わないだなんて、
ひどいこと言っちまって、すまなかった。
郷土愛が何だと語っておきながら、
オレは我が身惜しさに、村の仲間を見捨てちまった。
なのに、アンタらは危険を冒して、ワークラタを助けに行った。
そう思ったら、急に自分が恥ずかしくなってよ。
オレもアンタらみたいに、戦える男になりたいんだ……。
だから、オレを仲間に入れてくれないか!?
屈強な若者
何人か興味を持ってる連中も知ってる。
そいつらも誘ってみるからよ、解放軍を手伝わせてくれ!
屈強な若者
それじゃ、しばらくしたら使いをよこしてくれ!
仲間といっしょに待ってるからよ!
屈強な若者
オレに、もっと戦い方を教えてくれよッ……!
屈強な若者
オレに、もっと戦い方を教えてくれよッ……!
屈強な若者
その形見の品は、負傷者たちの救助が終わった後にでも、
「コンラッド」隊長に渡してやってくれ……。
屈強な若者
……かなり危なっかしいが、上手くやれば、
アラミゴ居住区に潜入できるかもしれない方法があるんだ。
父親はアラガーナの出身だったが、母親がアラミゴ居住区の出でね。
その母方の祖父から聞いた話を思い出したんだ。
ロッホ・セル湖は地下水路で居住区に繋がっているんだ。
ウチの祖父さんは、居住区の地下にある塩湖に通じる水路から、
塩水を汲んで真水に蒸留して、売り歩いていたそうなんだ。
ただし、ちょっとした問題があってな……。
地下水路を封鎖して、厳重に鍵をかけてたんだとか……。
だから、そのまま潜っても、鋼鉄の柵に阻まれちまう。
だが、祖父さんは、衛兵に賄賂を渡して合い鍵をこさえて、
しばらく水売りを続けたんだとさ……。
だけど、俺は戦いの方は、まだまだ未熟でよ……。
大きな戦いだって経験してきたが、生き残るだけで精一杯でよ。
ここらで、ちゃんと役に立っておきたいもんだぜ。
到着したら、手分けして祖父さんがいないか捜してくれ。
俺が先導するから、みんなついて来てくれ!
ここがソルトリーだが……おかしいぞ?
人っ子ひとり、いやしねぇ……!
だ、誰か……誰か援護してくれっ!
ここから南東の方角にある場所だ……さっそく向かおう!
この建物で間違いないはずだ……。
俺だ、ウィスカーだ……!
大切な用事があるんだ、顔を出してくれッ!
アラミゴ解放軍の一員になったのさ。
それで話というのは……。
この合い鍵を使って、絶対にアラミゴを取り戻してみせるからな!
闘志がまた一段と燃えてきたぜ!
これもメッフリッドさんの訓練のおかげかな。
アラガーナのみんなにも、この喜びを早く伝えてやらなくちゃな!
偵察任務が終わって、リセ隊長に報告に来ていたんだ。
メッフリッドさんに恥じないよう、頑張ってるぜ!
それじゃあ、[player]さん、付いてきてくれ。
ソルトリーの「ワット」祖父さんのところに行こう。
支援計画について、説明してやろうぜ!
[player]さん、説明してやってくれ!
リセ隊長も、巡回を復活させたいって言ってたしな。
塩湖周辺を担当させてもらえるよう、かけあってみるよ。
ただ俺が訓練を受けてきたのは、帝国軍相手の戦い方だ。
[player]さん、
この辺りの魔物を観察しながら、
その特徴や戦い方を俺に教えてくれないか?
ありがとう、助かるぜ!
それじゃ、先に「ロッホ・セル湖」の方に行っているな!
弱点なんかの特徴を含めて、戦い方の助言をしてくれるか?
実際に、俺が戦ってみるからよ!
硬い甲殻で覆われている厄介な相手だが、
どうやって倒せばいい?
頭部の下側は、甲殻がない弱点だって?
よ、よし、やってみるぜ!
►気合い
お、おう……。
もっと細かいアドバイスを期待してたんだが……
とにかく気合いで、やってみるぜ!
言われたとおり戦ったら、タラシナを倒せたぜ!
さあ、この調子で次に行こう!
タラシナではない、別の種類の魔物との戦い方を教えてくれよな!
どうやって倒せばいい?
あの目の奥に、心核があるって!?
そうとわかっていれば、倒せそうな気がするぜ!
いっくぞぉぉ!
►気合だ、気合
お、おう……。
参考になるかどうかはともかく、勇気づけられたぜ!
よっしゃー、やってやるうぅぅぅぅぅ!
あの「解放者」に見られていると思うと、緊張しちまったが、
アドバイスのおかげで、魔物を倒すことができたぜ!
うん、これなら、俺でも魔物討伐を続けていけそうだ。
助かったぜ、ありがとうよ!
さて、そろそろ、ソルトリーに帰ろうぜ。
「ワット」祖父さんが心配しているだろうからな!
俺が見事に、魔物を討伐したってな!
[player]さんの助言のおかげで、コツはつかめた。
ソルトリーを守るため、仲間といっしょに巡回させてもらうよ。
俺たちの世代だって、負けちゃいられないだろ?
解放軍の仲間と巡回できるよう、リセ隊長とも相談してみるさ。
塩湖周辺の巡回と、集落の警備を始めたんだ。
教えて貰った助言を思い出しながらな!
そう思うと、警護にも気合が入るってもんだぜ!
戻ってきた同胞たちは本当によく働いてくれている。
俺はといえば、もちろん気合を入れて警備に励んでるぜ!
そうか、行商から聞いて顔を出してくれたんだな……。
見てのとおり、ソルトリーも随分と変わっただろう。
よかったら、俺に村を案内させてくれないか?
世話になったアンタに、復興ぶりを見てもらいたいんだ。
ちょっとの間でいいから、俺に付き合ってくれよ。
東アルデナード商会が大々的に売り出してくれたおかげで、
評判を聞きつけた商人や料理人が買い付けにきてるんだ。
この前は、海向こうのリムサ・ロミンサから、
若いミコッテ族の調理師がやってきて、大量に注文していったぜ?
共同事業主である、東アルデナード商会の流通網のおかげで、
大口注文の輸送も安定していて、業績はうなぎ登りさ。
よし、次は肝心の塩の採集場を見てもらおう。
それを、あんなふうに小山のように積んで、
数日間、天日干しにするんだ。
そして、乾燥したものを工房に運んで、不純物を取り除けば、
ソルトリーの塩のできあがりだ。
見てのとおり、戻ってきた同胞たちは本当によく働いてくれている。
皆、帝国侵攻時にザナラーンへと避難した者たちだが、
祖国への想いは決して忘れてなかったのさ……。
俺はそんな彼らを、魔物から護る警護をしている。
アンタのアドバイスが役に立ってるぜ!
ところで、最近この辺りに棲む魔物、ソブランの数が増えている。
鉱石で覆われた殻が頑丈で手を焼いているんだが、
何かいい倒し方はないものだろうか?
目を狙うのか……何だか姑息な気がしてならないが、
確かに剥き出しの目は弱点かもしれないな。
よし、今度からそこを狙ってみよう!
►気合だ
お、おう……。
間違いないな、気合があれば何でもできる!
そんな気がしてきたぜ……!
最後にワット祖父さんにも声をかけてやってくれよな。
アンタが来るのを心待ちにしていたんだぜ。
相変わらず気合を入れて警備に励んでるぜ。
ここがいまの俺の持ち場、いわば戦場だからな!