えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

異邦の詩人

patch 4.x

紅蓮のリベレーター

Lv
70
patch4.0
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
やあ、僕に声をかけてくれるとは光栄だね……!
ドマとアラミゴ、両国をめぐる数多の動乱に関わってきた冒険者。
君の勇名は、様々な地で耳にしているよ。
僕も時折、こうしてクガネに赴いては、
東方の地で見聞きしたことを、詩にしたためているのさ。
そうしたら、この劇場の支配人が、僕の詩を気に入ってくれてね。
最近では、いくつかの詩を戯曲に仕立て直して、
上演してもらったりもしているんだ!
……ところが、客が入るとわかると、
今度は、新作の発表をせっつかれるようになってね。
創作には、刺激とひらめきが必要不可欠。
僕の詩を待つ人がいてくれるのは、とても嬉しいけれど、
望まれたからって、すぐに生み出せるようなものでは……。
…………そうだ!
君さえよければ、最近の冒険で体験したことを、
僕に教えてくれないかい?
君は、アラミゴやドマの動乱に身を投じていたんだろう?
風の便りを信じれば、その活躍は、
一介の冒険者のそれを遥かに凌ぐとか……。
君の冒険譚は、間違いなく僕の創造力を刺激してくれるはずさ!
新作を待つ「無地鼓座」の皆のため、詩はこの場で紡ごう。
いつでも気軽に、ここクガネで声をかけてくれたまえ!
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
やあ、最近は、なにか面白い体験をしたりはしていないかい?
僕に詩歌として歌わせてもいいと思えるような冒険譚があれば、
ぜひとも、教えてほしいな。
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
……今は、過去を振り返るよりも大事なことがあるのかな?
ふふふ、未来の冒険へと駆ける君の瞳は、とても輝いているよ。
過去の激戦を語らいたくなったら、また来てくれたまえ。
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
それでは、聞かせてもらえるかい?
神龍……神の名を戴く龍、か。
アラミゴを憂い死んでいった者たちの、絶望が具現化した蛮神……。
彼らが望んだ、ガレマール帝国を滅ぼすための力……。
だがその力は敵将の手に渡り、最大の敵として立ち塞がった。
命を懸けた戦いの中でしか、他者を感じることができない悲しき男、
ゼノス・イェー・ガルヴァスとともに……。
『男は願わん 祖国救う力を 仇敵屠る力を
 人の身を捨て 屍と引き換えに 顕現せしは神の龍』
『男は願わん 己高める力を 好敵手たる力を
 人の身を超え 命と引き換えに 融合せしは神の龍』
祖国を救うため、犠牲も厭わずに、ただ力を求めた男と、
他者を理解できず、孤高であるが故、どこまでも力を求めた男……
たとえ力を手にしたとて、両者に幸福は訪れるのだろうか……。
しかし、君はこれからも戦い続けていくのだろう?
それなら、またこうして話を聞かせてほしい。
英雄譚の陰に潜む、悲しき真実……
それを後世に伝えるため、僕も詠い続けていきたいんだ。
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
……そうだ、以前、君が語ってくれた冒険譚があったろう?
そこから得た刺激をもとに作った戯曲が、無地鼓座で大好評でね!
お客様の笑顔は、我々、創作者にとっては活力の源だよ。
モードゥナ
[ 21.7 , 8.7 ]
やあ、僕の詩を、聴きにきてくれたのかな。
君が聴き手になってくれるなんて、詩人冥利につきるよ。
なんといっても君は、僕が詠う叙事詩の主人公だからね。
だが、今はまだ聴かせるに足る新作がないんだ。
なにか、君に楽しんでもらえるようなことが、
ほかにないだろうか……。
そうだ、ひらめいたよ!
君も、僕のように詩を詠ってみたらどうだろう!
自分を題材とした詩を詠むことで、
過去の己を客観視すれば、さらなる向上も望めるはずさ!
さあ、さっそく始めようじゃないか!
身構えなくても、詩を紡ぐのは難しいことじゃないよ。
無理に脚色しようとせず、君自身の体験を思い出して、
忠実につづっていけばいいんだ。
そうして紡がれた叙事詩は、真実と同義だ。
まるで当時を目の当たりにするように、
過去を思い出させてくれるはずだよ。
それに、ありのままの姿を振り返ることで、
今まで気づけなかった、新しい発見があるかもしれない。
ふふ……僕が詠うと、つい演出過多になってしまうからね。
君の紡ぐ叙事詩が、
君自身の、さらなる成長のきっかけになることを祈ろう。
いつか僕にも、君の詩を聴かせてほしいな。

鬼の棲む島

Lv
70
patch4.2
クガネ
[ 11.5 , 12.6 ]
四聖獣と言えば、無地鼓座の三大狂言と呼ばれる演目のひとつ、
「テンゼンの鬼退治」に登場する四体の獣のことだね。
ふふ……詳しいだろう?
芸の道を歩む者として、日々の勉強は欠かせないからね。
それで、四聖獣について、いったいどんな話をしてくれるんだい?
人語を操る獣たちが護る社、醴泉神社か……。
そこで君は、四聖獣の一体、玄武と出会ったんだね?
すごいな、まるでおとぎ話のような話じゃないか!
にわかに信じがたい内容だけど、君の冒険譚を聞いてきた僕には、
その話に偽りがないことくらいわかるよ。
さて、君が今回、アラミタマを鎮めたという、
四聖獣について……話してくれるかい?
白虎……白銀に輝く毛皮に覆われた、西方の護り手だね。
よし、いい短歌が詠めそうだよ!
あぁ、短歌というのは、ひんがしの国の伝統的な歌体でね。
無地鼓座の人たちに教えてもらったんだが、
まだまだ未熟だから、笑わないで聞いてくれよ?
『路追われ 山河の果てに 友を得て
 涙に解ける 雪花の虎』
おとぎ話に登場する白虎は、
無限の神通力を以て、千の悪を払う戦神として崇められている。
だが、君の話を聞いて、おとぎ話で語られなかった真実が見えたよ。
白虎が心から欲していたのは、強大な力などではなく、
寄り添い合い、温もりを感じることのできる存在だったのだと。
特別な力を持って生まれることは、決して幸福とは限らない。
だが、自分が心から特別だと思える存在と出会うことができれば、
白虎のように、前に向かって歩いて行けるはずさ。
また不思議な体験をしたら、話を聞かせてほしい。
これからも僕は、君の語る真実を詠い続けていきたいんだ。

十六夜の月

Lv
70
patch4.3
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
クガネ
夜神ツクヨミ……
義父母から忌み子の烙印を押され、復讐のために生きた女性、
ヨツユがその身に降ろした蛮神か……。
かつてのドマ代理総督、ヨツユの圧政ぶりは聞いてはいたが、
まさか彼女にそんな悲しい背景があったとはね。
歴史の表面をなぞるだけではわからなかったことだ。
クガネ
……それでは、聞いてくれるかな。
ドマの民として、生まれ変わる機会を得ながらも掴みきれず、
悪の華として散った女を詠った悲しき短歌を。
クガネ
『半月の 月下に咲きし 白き華
 影に呑まれて 夜見に散るなり』
クガネ
彼女が自らを飾ったという月下美人は、
一晩しか咲かずに散るという、悲しき定めを持つ華……。
それは、己に手向けた彼岸花の代わりであったのかもしれない。
むろん、ヨツユの行いは、決して許されるものではないだろう。
しかし、彼女は始めから悪人として生まれてきたわけではない。
時代が彼女を悪に変えたんだ。
クガネ
せめて今は、復讐から解放されたヨツユの魂が、
安らかであることを願おう。
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
さて、君が今回、アラミタマを鎮めたという、
四聖獣について……話してくれるかい?
獣の身でありながらヒトに恋した瑞獣、朱雀か……。
よし、いい短歌が詠めそうだよ!
『夕間暮れ 己が焔に 影を見る
 千年の刻 想い募りて』
神話や伝承は、人々の間で語り継がれる過程で、
しばしば形を変えていくという。
本来であれば異なる存在が、姿形や性質が似ていることから、
混同され、同一視されることも少なくないのさ。
だからこそ、朱雀の嘆きも強まったのだろう。
もしも本当にその身が鳳凰であったなら、
愛する人の命を救うこともできたはず……
悲しみとともに過ごした千年を想うと、切なくなるね。
また不思議な体験をしたら、話を聞かせてほしい。
これからも僕は、君の語る真実を詠い続けていきたいんだ。

群青の誓い

Lv
70
patch4.5
クガネ
[ 11.6 , 12.6 ]
さて、君が今回、アラミタマを鎮めたという、
四聖獣について……話してくれるかい?
アラミタマに魂を売り渡してでも、
テンゼンとの誓いを果たそうとした瑞獣、青龍か……。
よし、いい短歌が詠めそうだよ!
『穢れたり 心流るる 藍の川
 ただみ捨つれど 誓い果たさむ』
青龍に関する逸話はいくつかあれど、
他の四聖獣と比べるとその実態には謎が多い。
東方では、一部の占術の術語に青龍の名が用いられていることから、
古くから陰陽師たちの信仰の対象となっていたようだ。
君の話では、青龍は幸運を司る神として崇められていたようだが……
土地神というものは、人から自分勝手な願いを押しつけられ、
叶えられなければ偽りの神の烙印を押されることもある。
もしかすると青龍は、誓いを果たせなければ、
テンゼンも去ってしまうと思い込んでいたのかもしれない。
きっと今頃は、そんなことはありえないとわかっているはずさ。
また不思議な体験をしたら、話を聞かせてほしい。
これからも僕は、君の語る真実を詠い続けていきたいんだ。