巨漢の農夫
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巨漢の農夫
ヤンサ
監視が……?
いったいどういうことだ?
まさかお前たち、帝国兵を倒したのか……!?
いったいどういうことだ?
まさかお前たち、帝国兵を倒したのか……!?
巨漢の農夫
ヤンサ
帝国の追手が来たら、見知らぬ女に騙されて解散したというぞ。
……それでいいか?
……それでいいか?
巨漢の農夫
ドマ町人地
おお、ヒエン様だ……!
巨漢の農夫
ドマ町人地
[ 4.9 , 5.5 ]
信じられるか、あんた!
ドマが……ここがもう一度、俺たちのドマになるんだ!
なあ、こんな日が来るなんて……!
ドマが……ここがもう一度、俺たちのドマになるんだ!
なあ、こんな日が来るなんて……!
巨漢の農夫
ドマ町人地
[ 5.0 , 4.8 ]
ドマを造っていくためにも、町人地を再興させなければ……。
そのために、各地から民が集まりはじめているんだ。
うちの家族も、これからはここに住んで働くよ。
そのために、各地から民が集まりはじめているんだ。
うちの家族も、これからはここに住んで働くよ。
巨漢の農夫
ドマ町人地
[ 5.0 , 4.7 ]
何を建てるにも、まずは土地を整えねばならないから、
みんなで瓦礫をどけているんだ。
ここまでの大通りは、なかなか綺麗に片付いているだろう?
みんなで瓦礫をどけているんだ。
ここまでの大通りは、なかなか綺麗に片付いているだろう?
巨漢の農夫
ドマ町人地
[ 5.4 , 4.3 ]
力仕事は得意なんだが、
釘を打ったりするような、細かい大工仕事は苦手でな……。
今はまぁ、ひと休みってところだ。
釘を打ったりするような、細かい大工仕事は苦手でな……。
今はまぁ、ひと休みってところだ。
巨漢の農夫
ドマ町人地
[ 5.4 , 4.3 ]
こうして国が変わっていくときだからこそ、
何があっても、安定して主食が供給されるべきだと思うんだ。
俺たちはそういう形でも貢献しようって、話してたのさ。
何があっても、安定して主食が供給されるべきだと思うんだ。
俺たちはそういう形でも貢献しようって、話してたのさ。
巨漢の農夫
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
ここは、最近やっと片づいたばかりでな。
見ての通り荒れ果てちまった土地ではあるが、
米づくりでもできないかと考えているんだ……。
見ての通り荒れ果てちまった土地ではあるが、
米づくりでもできないかと考えているんだ……。
????
ドマ町人地
その先は自分に話させてもらえないか。
巨漢の農夫
ドマ町人地
俺のことを覚えているか?
カストルム・フルーミニスに徴用されていたときに、
忍びの嬢ちゃんと一緒のあんたに、助けられたんだ。
あのときは名乗りもせずに、すまなかったな。
自分はイハセという。
次に車前会に援助を頼んでいる「田園地」の責任者だ。
カストルム・フルーミニスに徴用されていたときに、
忍びの嬢ちゃんと一緒のあんたに、助けられたんだ。
あのときは名乗りもせずに、すまなかったな。
自分はイハセという。
次に車前会に援助を頼んでいる「田園地」の責任者だ。
ドマ町人地
ドマは見てのとおり、水の豊かな国でな。
だから周囲には、稲作を行う村が多い。
自分も含めて、町人地にはそんな村出身の者も多くいる。
いまは復興が進んだこともあって、少し手あきでな。
そうなると俺たち農夫としては、やっぱり米が作りたくなる。
ヤンサは大陸随一の米どころ、復興に稲作は欠かせないのさ。
だからコザクラさんに、
空いた土地を田んぼにしたいと頼んだんだ。
だから周囲には、稲作を行う村が多い。
自分も含めて、町人地にはそんな村出身の者も多くいる。
いまは復興が進んだこともあって、少し手あきでな。
そうなると俺たち農夫としては、やっぱり米が作りたくなる。
ヤンサは大陸随一の米どころ、復興に稲作は欠かせないのさ。
だからコザクラさんに、
空いた土地を田んぼにしたいと頼んだんだ。
ドマ町人地
協力者のあんたには、一度「田園地」を見てほしい。
北西にある広い用地まで、来てくれないか。
北西にある広い用地まで、来てくれないか。
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
わざわざここまで、呼び立ててすまなかった。
ぜひ一度、この地を見ておいてほしくてな。
ぜひ一度、この地を見ておいてほしくてな。
ドマ町人地
突然だが……
あんたには、この地はどう見える?
あんたには、この地はどう見える?
ドマ町人地
►解放的な
ははっ、そういうと聞こえはいいがな……。
がらんとした、だだっ広い土地だ。
戦乱で荒れ果てていた土地を、少し整えただけのな。
►ここが田んぼに
そうだな、そう思うのも無理はない。
戦乱で荒れ果てていた土地を、少し整えただけだからな。
ははっ、そういうと聞こえはいいがな……。
がらんとした、だだっ広い土地だ。
戦乱で荒れ果てていた土地を、少し整えただけのな。
►ここが田んぼに
そうだな、そう思うのも無理はない。
戦乱で荒れ果てていた土地を、少し整えただけだからな。
ドマ町人地
ここは、もとは居住区だったようだが……
ひとまず町の中心部を建て直すってときに、
資材をあらかた持ちだした場所さ。
ひとまず町の中心部を建て直すってときに、
資材をあらかた持ちだした場所さ。
ドマ町人地
石畳なんかも引っぺがしたもんだから、
ただの空き地になっていたんだ。
とはいえ、さらに昔にさかのぼれば、
この辺り一帯だって、のどかな農村だったのさ。
ただの空き地になっていたんだ。
とはいえ、さらに昔にさかのぼれば、
この辺り一帯だって、のどかな農村だったのさ。
ドマ町人地
土地の水はけもいいし、丁寧に耕した上で、
多少の土を入れ替えてやれば、十分に米を育てられる。
ただし、やみくもに耕せばいいってもんじゃあない。
米づくりに土が大切なのは言うまでもないが、
同じくらいに水も大切だからな!
つまり、無二江の水を引き込むための用水路の配置や、
排水口の位置も気にする必要があるってことだ。
常に、きれいな水を引き込まなくちゃいけないからな……。
多少の土を入れ替えてやれば、十分に米を育てられる。
ただし、やみくもに耕せばいいってもんじゃあない。
米づくりに土が大切なのは言うまでもないが、
同じくらいに水も大切だからな!
つまり、無二江の水を引き込むための用水路の配置や、
排水口の位置も気にする必要があるってことだ。
常に、きれいな水を引き込まなくちゃいけないからな……。
ドマ町人地
…………はっ! すまない。
米づくりのことになると、つい口まめになっちまう。
米づくりのことになると、つい口まめになっちまう。
ドマ町人地
とにかく、農夫としての俺の勘が言ってるんだ。
根気よく向き合えば、この土地で美味い米が作れるってな!
だからどうか、支援を頼む!
根気よく向き合えば、この土地で美味い米が作れるってな!
だからどうか、支援を頼む!
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
美味い米をつくるのに一番重要なのは、
稲が育ちやすい柔らかい土をつくることさ。
だから、念入りに田起こしをやらないとな。
稲が育ちやすい柔らかい土をつくることさ。
だから、念入りに田起こしをやらないとな。
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
[player]さんか。
おかげで、農具が揃ってきてな。
やっと整地が済んだところだ。
まだ土づくりは、しまいじゃないがね。
あとは、コザクラさんに頼んだものが調達できれば……。
おかげで、農具が揃ってきてな。
やっと整地が済んだところだ。
まだ土づくりは、しまいじゃないがね。
あとは、コザクラさんに頼んだものが調達できれば……。
ドマ町人地
おお、それだそれだ! ありがたい!
もう用意してもらえるとは!
もう用意してもらえるとは!
ドマ町人地
た、食べるわけがない……!
こいつに犂(すき)を曳いてもらって、田んぼを掻くんだ。
土を細かく、柔らかくしたほうが、稲がよく育つもんでね。
いい米は、それだけで美味い。
炊きたての米に、塩を振っただけのにぎり飯なんか……
最高だ。
こいつに犂(すき)を曳いてもらって、田んぼを掻くんだ。
土を細かく、柔らかくしたほうが、稲がよく育つもんでね。
いい米は、それだけで美味い。
炊きたての米に、塩を振っただけのにぎり飯なんか……
最高だ。
ドマ町人地
もちろんだ、人手はいつでもありがたいからな。
米はできてからの、後払いってことになっちまうが、
それでもいいか?
米はできてからの、後払いってことになっちまうが、
それでもいいか?
ドマ町人地
い、言っていることがよくわからないが……。
俺には妻子がいるし、米づくり以外に興味はないんでね。
米がつくれないところに住むなんて、耐えられないな。
俺には妻子がいるし、米づくり以外に興味はないんでね。
米がつくれないところに住むなんて、耐えられないな。
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
ケナガウシだけじゃなく、
アウラ族の兄さんたちまで、手伝ってくれるとは……。
草原の出身者はたくましいから、いい働き手になるだろう。
兄さんたちは、
たまに抜け出してどこかに行っているようだが……。
まぁ、深くは干渉するまい。
アウラ族の兄さんたちまで、手伝ってくれるとは……。
草原の出身者はたくましいから、いい働き手になるだろう。
兄さんたちは、
たまに抜け出してどこかに行っているようだが……。
まぁ、深くは干渉するまい。
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
[player]さん、世話になっている。
おかげで水車小屋も完成したし、
あとは稲の成長を見守るばかりだ。
草取りとか、肥料をまいたりだとか……
相変わらず、やることには事欠かないがな。
米は、手間をかければかけるほど美味くなるもんだ。
おかげで水車小屋も完成したし、
あとは稲の成長を見守るばかりだ。
草取りとか、肥料をまいたりだとか……
相変わらず、やることには事欠かないがな。
米は、手間をかければかけるほど美味くなるもんだ。
ドマ町人地
今日なんか、子どもたちも手伝ってくれていてね。
さっきまでこの辺りにいたんだが……。
さっきまでこの辺りにいたんだが……。
ドマ町人地
コザクラさんか、どうしたんだ?
それと、そちらのお人は……?
それと、そちらのお人は……?
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
あんた方のおかげで、稲は順調に成長しているよ。
実りの時期を楽しみにしていてくれ。
実りの時期を楽しみにしていてくれ。
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
見てくれ、この黄金色の稲穂を!
無二江の豊かな水と、あんた方の支援のおかげで、
皆に誇れるいい米ができた。
稲刈りをして、脱穀して、籾すりして、精米して……。
まだまだやることは残っているが、
自分たちで作った米を食えると思うと、それすら楽しいんだ。
米づくりってのは、これだからやめられないな。
あんたも気が向いたら……どうだい?
無二江の豊かな水と、あんた方の支援のおかげで、
皆に誇れるいい米ができた。
稲刈りをして、脱穀して、籾すりして、精米して……。
まだまだやることは残っているが、
自分たちで作った米を食えると思うと、それすら楽しいんだ。
米づくりってのは、これだからやめられないな。
あんたも気が向いたら……どうだい?
ドマ町人地
[ 4.3 , 3.1 ]
ここでできた米は、ナマイ村の奴らにも好評でな。
やっぱり土地が違うと、米の味も違うらしい。
今では、よき競争相手といったところさ。
万市場のミツバさんも、
米の食べ比べをして喜んでいたよ。
「どっちも美味いねぇ!」ってさ。
やっぱり土地が違うと、米の味も違うらしい。
今では、よき競争相手といったところさ。
万市場のミツバさんも、
米の食べ比べをして喜んでいたよ。
「どっちも美味いねぇ!」ってさ。