えおろーぐ

♪俺たちゃ　か～いぞく　俺たちゃ　か～いぞく♪
♪俺たちゃ　か～いぞく　俺たちゃ　か～いぞく♪
なんだ……？
今盛り上がってるから、取り立てなら後にしてくれ！
……なに、俺に果たし状だって！？

ぐっはー、ファイブラスめ！
なぁにが「ミコッテ族こそ正義」だっ！
一番はララフェル族に決まってらぁ、そうだろ？
ファイブラスのヤツとは、会うたびにケンカしてんだ。
ララフェル族とミコッテ族……どっちが魅力的か、でな！
こいつは、その因縁の対立にケリつけようっていう果たし状さ。
これも何かの縁だ、あんた、決闘の立会人を頼む。
今ヤツは……「溺れた海豚亭」にいるらしい！
すぐに来てくれよな！

来たかい……立会人さんよぉー！
俺、やっぱコイツだけは許せねー！

ぐっはー、これは、なかなか……。
いかんいかん、惑わされるなよ、俺……。

ぐっはー、戻ってきやがったか、コノヤロー！
ずいぶん楽しそうにしてたけど、何を話してたんだ！？

ぐはっはっはっー！
ミコッテ族のほうから、イカツイ元海賊に声かけてくるなんて……
おかしいと思ったぜ！

ぐはっはっはっ、負け犬の遠吠えだな！
さあ、次は俺の番だ……。
みんな「網倉」前に集まるんだ！

おらおら、立会人さんよー。
俺のイチ押しララフェル族は、網倉のシシプさんだっ！
海賊になって、初めての仕事が網倉への売り込みだったんだが、
船長に指示された金額でさばけず、俺はブチ切れた。
……そんとき、俺を叱ってくれたのがシシプさんだ。
……ちっこいのに、しっかりしててよぉ、
死んだ母ちゃんを思い出してなぁ……。
それで、ララフェル族が最高だって気付いたのさ！
んじゃ、立会人さん。
シシプさんとじっくり話して、
ララフェル族の魅力を体感してきてくれよ！

シシプさんを見ると、死んだ母ちゃんを思い出してなぁ……。
それで、ララフェル族が最高だって気付いたのさ！

ぐっはー、立会人さん、帰ってきたか！
で、シシプさんはどうだった、最高だったろ！？
……それぞれの種族に、独自の良さがあるってか！？
くぅ～、言葉の重みがちげぇぜ！
やっぱ、ララフェル族こそ最高！

おうとも、望むところだ！
立会人さんの準備ができたら、俺に声をかけてくれ。
それじゃ、行くぞ！

来たな……。
……さあ、そろそろ最終判定といこう。

リムサ・ロミンサ三大海賊……
「紅血聖女団」の頭領ローズウェン！？

ぐっはー、ララフェル族もいいけどよぉ、
海賊を貫いて、海と戦い続ける姿はマブい、マブいよぉ！
願わくば、あの人といっしょに……海に出たいもんだぜ！

こ、今度は、リムサ・ロミンサ三大海賊……
「百鬼夜行」の頭領……カルヴァラン！？
海賊界の超大物に、一度にふたりも会うなんて……
いったい今日は、どうなっちまってんだ！？

ぐっはー、うらやましー！
大物どうしで逢引か……こりゃお似合いだぜ！
どうりで、大物海賊のふたりに会っちまうわけだな！

ぐっはー、さすがに相手が悪すぎたな……。
……やっぱ、俺にはララフェル族しかいねーぜ！

俺たちゃ、海賊だからな！

よぉ立会人さん、つきあってくれてありがとな！
勝負の続きは、キャンドルキープ埠頭でやることにするぜ。
……そんじゃ、あばよ！

♪俺たちゃ　か～いぞく　俺たちゃ　か～いぞく♪
♪俺たちゃ　か～いぞく　俺たちゃ　か～いぞく♪