はたして、帝国はどう動くのか……。
おっと、すまない……ついつい、考え込んでしまってね。
そろそろバエサルの長城に向かった同盟軍から、
連絡が来る頃合いだと思うのだが……。
タタル、すまないがみんなを暁の間に集めてくれ……
書簡を読み、対応を協議したい。
ラウバーン局長率いるエオルゼア同盟軍が、
無事にバエサルの長城の確保に成功したとのことだ。
これから本格的な捜索を開始すると書いてある。
そして、もうひとつ……。
我々、「暁の血盟」に対する協力要請が記されている。
エオルゼア同盟軍は、バエサルの長城を押さえた。
これが意味することと言えば……
だが、エオルゼア同盟軍としては、
自分たちが「侵略者」になるつもりはないそうだ。
エオルゼアから帝国軍を追い出したいという点において、
同盟に参加する四国すべての思惑は一致している。
だが、そのためにアラミゴ領であるギラバニアに軍を進めるには、
地元の住民たちの同意と協力を前提としたいということだ。
「暁」には……というよりも、リセ、
君にはアラミゴ解放軍との個人的な繋がりがある。
アラミゴの人々と、エオルゼア同盟軍とを結びつけ、
ガレマール帝国に対する共同戦線を構築する……。
この役目、引き受けてもいいね?
ギラバニアに向かう者の人選を進めるとしよう。
もちろん、私も参加するつもりだが……。
では、ギラバニアに向かう者は準備を整え、
表に集合してくれ!
すまないが、石の家のことは任せたよ。
現地の反帝国組織との仲介役を担うことになりました。
ユウギリ殿には、幾たびも助けられてきました。
そのような恩人に、責める言葉など……!
しかし、いよいよ戻ることができるのですね?
ユウギリ殿やゴウセツ殿の旅路に幸あることを祈りつつ、
我々も出発するとしよう。
何だかこのやりとりも、すっかり恒例になってきたな。
まずはギラバニアに通じる、黒衣森東部森林……
「アマリセ監視哨」を目指すんだ!
そちらの「双蛇党の将校」が、長城を案内してくれるそうだ。
準備ができたら、彼に声をかけてくれるかい?
でも、彼女は決して「バエサルの長城」から目を離していない。
まっすぐに向き合っているんだ……。
一堂に会しただけあって、軍装も軍旗も色とりどりだね……。
そこにイシュガルドが加わっていることが、なんだか感慨深いよ。
それで……帝国軍の動きは?
先手を打ってアラミゴを奪還するしかないか……。
そこで、「暁」の出番というわけですね?
君も来ていたのか!
帝国軍としても、それを理解しているからこそ、
橋を拠点化するという選択を採ったのだろう。
黒衣森の「東の果て」であると同時に、ギラバニア地域の植物が、
入り交じっている植生を示すものなんだ。
ただの岩場にしか見えないのだが……。
いったいどこに、アジトに通じる道があるっていうんだい?
幻影を投射しているということか……!
あの巨大な石像は、壊神ラールガーを象ったもののようだ。
我々は「暁の血盟」に属す者たち……
今日は、ひとつの提案をするためにやってまいりました。
ですが、その前にまずは礼をさせてください。
パパリモやイダ……いや、リセが危機に陥ったときに、
救いの手を差し伸べてくださったこと、感謝しています。
我々「暁」がここに来た理由も、アラミゴ解放に向けた動きを、
さらに前進させるための提案を届けるため……。
エオルゼア同盟軍は、
あなた方、アラミゴ解放軍との共闘関係の構築を望んでいます。
私たちは、その仲介役としてやって来たのです。
少しばかり、拠点の中を見て回るとしよう。
軍隊や傭兵団といっしょに移動し、物資を用立てる商人のことさ。
彼らの活躍なしに、どんな軍隊も行動はできないだろうね。
軍隊や傭兵団などに付いて移動し、物資を用立てる商人のことさ。
彼らの活躍なしに、どんな軍隊も行動はできないだろうね。
その勇気ある行動は、尊敬に値するよ。
……それで、条件というのは?
ひとまずは、コンラッド殿に従う部隊が、
共闘に応じるという形で、同盟軍には伝えましょう。
「暁」に参加している者たちを中心として、
アラミゴ解放に参加する意思を持つ義勇兵を集めてこよう。
アラミゴ奪還に並々ならぬ情熱を持つ者たちを集めてきた。
とりまとめは、彼にやってもらおうと思っている。
「砂の家」に立ち寄る際には、よく話していたんだ。
彼がアラミゴ奪還に燃やす情熱は、本物だよ……。
橋渡し役としての「暁」の務めは終わる。
少なくとも、そこまでは見届けるのが筋だろう。
私は、戦力の合流を待つ間、解放軍の雑務を手伝うつもりだ。
君たちも疲れていなければ、そうしてくれると嬉しい。
君も一区切りついたところかい?
解放軍との橋渡し役は、ひとまず完了したことになる。
今後については、一度、皆と相談すべきだろうな……。
君は野戦病院に赴き、ヤ・シュトラやクルルさんのところで、
待っていてくれ!
アラミゴ奪還に向けた動きは、当然支援すべきだと考える。
だが、これ以上の関与は、本格的な戦争協力になるはずだ。
組織としての「暁」が、協力の姿勢を示すとしても、
それぞれが実際に参加するかは、今一度、考えておくべきだろう。
ともかく君たちの意見については、了解した。
そして、私自身も同じ意見だ。
イルベルドという復讐鬼を生んでしまった一端が、
私にもあるし、なればこそアラミゴのために働きたい。
ガイウス・ヴァン・バエサルを倒した君の力は、
帝国打倒を目指す人にとっては、非常に心強いものだろう。
だが、「英雄」という偶像に押し込められ、
都合のいい武力として利用されるのも、本意ではあるまい?
確かに、ガレマール帝国の覇権主義は危険だ。
実力主義と言えば聞こえはいいが、彼らの階級社会では、
大多数の罪なき民が搾取され、奴隷同然の暮らしを強いられている。
►ここにいない者の
そうか……。
誰のためなのかは、あえて聞くまい。
君には、託されてきた想いが、たくさんあるのだろうからね。
►そこに戦いが
<チェック漏れ>
►正直言って
……そうか。
残念ではあるが、それもひとつの立派な選択だろう。
しかし、心変わりをしたときは、いつでも歓迎させてもらうよ。
よくよく考えたうえで、もし協力してくれるのなら、
表にいる私のところまで来てほしい。
いろいろと思うところはあっただろうが、よく決心してくれた。
あらためて、よろしく頼むよ。
ここバエサルの長城とアラミゴ方面とを繋ぐ、
補給基地といったところかな。
エオルゼア同盟軍に占領されていることは先刻承知。
カステッルム・ベロジナの防衛も固めているはずだが……。
いったい何が……!?
負傷者たちをバエサルの長城まで、送り届けてくれないか?
ひとりでも多くの仲間を救うんだ!
ありがとう、行きましょう。
さあ、あなたは脱出を!
帝国軍部隊を排除しつつ、ひとりでも多くの人を救うんだ!
異国から投入された帝国軍の獣人部隊か!
野戦病院の方に移送しよう……。
生き残ったことを嘆くのは、どうかおやめください。
命を賭して戦ってくれた彼らのおかげで、助かった者もいるのです。
今はただ、負傷者たちの命を救うために全力を尽くしましょう。
では、私たちは「ラウバーン」局長に声をかけてきます。
後ほどお会いしましょう。
なぜこのタイミングになって、発覚したのだろうか……。
なぜ、あえて見逃すようなことをしたのでしょう?
敵将ゼノスの思惑はいったい……。
ひとまず命が助かってくれたのは、不幸中の幸いだろう。
今は、快復を信じて待つしかなさそうだ……。
我々は、もう仲間ではありませんか!
アラミゴの総督となる前は、東州オサード大陸の属州、
ドマの反乱を鎮圧したことで武名を高めた将とも聞く。
今や、アラミゴとドマというふたつの属州を、
管轄する立場にある帝国でも指折りの実力者というわけさ。
そんな相手とどう対するべきか……。
固い決意は必要だが、やみくもに戦っても疲弊するだけだ……。
ひとりの将に、ふたつの属州……そうか……
ドマ解放を優先し、ゼノスを揺さぶるというのはどうだろう?
►まずはドマを
なるほど、帝国の支配からの脱却という点では、
アラミゴとドマの民の思惑は一致しているし、共闘も可能だろう。
ドマ解放を支援することで、ゼノスを翻弄しようというのか!
►アルフィノに策は
そうだね……ひとりの将がふたつの属州を統括する状況を、
逆手に取ることはできないだろうか?
ドマ解放を支援することで、ゼノスを翻弄してやるわけさ。
戦争の勝敗を左右するほどの戦力はない。
もちろん、私たちが東方に行ったからとて、
それだけでドマの反乱軍が、当地の帝国軍を倒せるわけではない。
だが、それでもなお、私たちにはできることがあると思う。
かつて、ルイゾワお祖父様と救世詩盟の賢人たちは、
たった12人で、エオルゼア諸国への働きかけを始めた。
そして、第七霊災に立ち向かう大きなうねりを作りだしたんだ。
その前例を見習い、私たちなりのやり方で、
支配に抗い、自由を求める人たちを結びつけていこう。
それが、帝国に対抗する最善の道だと思うんだ。
ルイゾワお祖父様がやったことも、まさにそれだと思うんだ。
すでにタタルに連絡を入れて、動いてもらっている。
任せてくれてかまわない。
問題は、東方遠征に向かう人員をどうするかだ。
エオルゼア同盟軍やアラミゴ解放軍の支援はもちろん、
未だ昏睡状態のヤ・シュトラのことも心配だからね。
支援任務については、アレンヴァルドたちと協力しつつ、
適時、対応してくれますか?
それでは、[player]、リセ、アリゼー、
まずは「リムサ・ロミンサ」へ……海の都が次の目的地だ。
タタルが、船主を連れて来てくれるのを待つだけだが……。
飛空艇の航続距離では、東方まではたどり着けないし、
東方までは帝国支配地域が続くため、燃料補給もできないからね。
だが、船を借り受ける相手は、黒渦団ではない。
リムサ・ロミンサの軍船が、東方に向けて出港したとなれば、
帝国軍のいらぬ警戒を招くことになってしまう。
そこで、私が考えたのが……
おっと……噂をすれば、タタルが船主を連れて来たようだぞ。
アラミゴ解放を側面から支援するために、
我ら「暁の血盟」は、東方遠征を検討しているのです。
まずは、事情を説明させていただきたい。
こんなところで役に立つとは、思っていなかっただろう?
しかし、話を聞いてもらうための交渉を任せたつもりが、
大海賊相手に、一方的に言うことを聞かせてしまうなんて……。
タタルの恐ろしさを垣間見た気がするよ……。
カルヴァラン氏の勧めどおり、出港準備を待つまでの間に、
東方への長旅に備えて、こちらもやるべきことをやっておこう。
まず、私とタタルで必要な物資を買いそろえておく。
アリゼーは、ウリエンジェに連絡をつけて情報を共有しつつ、
東方遠征の間の指揮系統について、再確認を頼む。
開拓団に加わっているドマの民から話を聞き、
彼らの故郷について、情報を集めておいてほしいんだ。
ドマを含む東方地域は、私たちにとって未知の異郷だ。
最低限の知識を持った状態で、赴きたいからね。
それらが終わったら、フェリードックで集合しよう。
レヴナンツトールでの情報収集は終わったようだね。
仕入れた情報については、船上で聞かせてくれないか?
経由地である「クガネ」まででも相当な長旅になるから、
じっくりと話すことができるだろう。
出港準備も整ったそうだ。
そちらにいる「百鬼夜行の甲板員」に声をかければ、
船まで案内してくれるそうだから、さっそく乗船するとしよう。
例のヤツというのは、いったい何なのです?
私は冷静だよッ!
み、みんなで協力して、迎撃するんだ!
また来たぞ……!
お、落ち着いて、対処するんだッ!
早々にこの島から、離れるとしよう。
久方ぶりに上陸して、その有難味がよくわかったよ。
悠長に観光をしているわけにはいかない。
さっそく、ドマ解放への足掛かりを探さなくては。
私たちより先に、エオルゼアからドマに旅立った仲間がいます。
我々の通ってきた航路のほかにも、道があるものでしょうか?
この街でユウギリ殿やゴウセツ殿の足取りを追いたいところ。
彼らとの合流は、解放運動に加勢するために必須だからね。
問題は、どうやって彼らを捜すかだが……。
ミゼリー号の航海に、海神リムレーンの加護がありますよう。
さすがは「ひんがしの国」、異国とはいえこうも文化が違うのか。
なんという鮮やかな街並みなのだ……。
……東アルデナード商会といえば、東方交易で財を成した商会、
取引先であるクガネに、手の者がいるのも不思議ではないが……。
そうは言っても、東の果てに来てまで、
ウルダハの商人に歓迎される理由はないと思うが?
失礼だが、不躾な物言いすぎだろう……!
完全に信用できぬ者の館に入るのも、無防備過ぎるように思える。
何故、我々を招待しようというのか確認させてもらいたい。
浅からぬ因縁があるだけに、少し冷静さを欠いてしまった。
でも、大丈夫……もう大丈夫だ。
また別の様式のように見えるが……我々も使えるのか?
商業が盛んのようだね。
なんとも無粋な建物だと思わないか?
このような拠点を築いていようとは……。
何故、そこまで我々に便宜を図ろうと?
後から見返りを求められても、困るのだが……。
確かに我々は、ドマの反乱軍を支援するために、
ユウギリ殿やゴウセツ殿を探しにきた。
ユウギリ殿やゴウセツ殿が、すでに大陸側に渡っているなら、
どちらにせよ、足は必要になる。
彼らが、まだクガネに足止めされているなら、
同じ目的を追ううちに、追いつけるかもしれないからね。
東の果てに来てまで、ロロリトと関わることになるとは、
少々、予想外ではあったが……今は使えるものは何でも使おう。
ギラバニアの地で戦う、コンラッド隊長やラウバーン局長たち、
彼らの苦難を思えば、足踏みをしている暇などないのだから……。
全員で行動するというのは、いかにも効率が悪い。
手分けをすべきだと思うがどうだろう?
まずタタルは、クガネでの活動に備えて、
荷ほどきと必要物資の買い出しを頼む。
その間に、私とアリゼーは街の南側、
[player]とリセは街の北側で、
それぞれハンコックが教えてくれた心当たりを回っていこう。
それと……私が船旅の最中に描いておいた、
「尋ね人の人相書き」を、君たちにも渡しておく。
これを使って、聞き込みをしてくれ。
こちらは主にひんがしの国の商船が出入りするという、
第一波止場の辺りで、聞き込みを行ってきたよ。
ゴウセツ殿らしき侍が、大陸側に渡る船を探して、
数人の船主に声をかけていたという情報は得られたが……
残念ながら、ユウギリ殿に繋がる話はなくてね……。
ユウギリ殿とゴウセツ殿を、大陸に運んだというんだね?
いざというときに備えて、私は君たち三人の背後を隠れて尾行し、
罠だった場合に、いつでも支援できる態勢を整えておこう。
[player]、リセ、アリゼーの三人は、
ギョドウとの待ち合わせ場所に向かってくれ。
ガレマール帝国の横暴、ここに極まれりだな……!
絶対に交戦だけは避けるんだぞ!
我々も、コウジン族の彼に助けられたのだ!
しかし、なぜ見ず知らずの我々を、
赤誠組を欺いてまで、助けてくれたんだい?
ハンコックさん、彼は我々の恩人です……
どうか商取引の検討をお願いできませんか?
何から何まで、すまないね。
ぜひとも、よろしく頼むよ。
ソロバンがいてくれて助かったよ。
あまり好きにはなれないが、この際、背に腹は代えられないか。
ハンコックさん、手続きをお願いしても?
無事にゴウセツ殿が戻れば、解放してもいいとは思うが……。
ソロバンは、船の出港準備をお願いできるかい?
いい機会だから、引き出せるだけの情報は聞いてみるさ。
ところでゴウセツ殿、お尋ねしたいことがあるのです。
ユウギリ殿がいっしょではないようですが……。
ドマの民が決起したという戦いですね?
そして、それを鎮圧したのが現アラミゴ総督ゼノスだと……。
どうやら、かなり苦しい状況のようですね。
そこで提案なのですが、我々も反乱軍に協力させてもらえませんか?
東方での反帝国運動の盛り上がりが、ギラバニアにおける戦いの、
一助になると考え、私たちは遠征してきたのです。
確かに情報が重要なのは道理だが、私も同行して力に……!
味方を利し、敵を混乱させることもできる……か。
わかった……大人しく従うよ……。
しかし、情報支援も重要な使命ではあるからね。
気を取り直して、しっかり務めを果たすさ。
君たちがゼノスの暗殺に向かったと聞いたときは、
肝が冷える思いだったよ……。
クガネに残って、いろいろと模索をしてみたものの、
エオルゼアからの援軍は期待できないだろう。
時間がかかるというのもあるが、海に関心の低い帝国であれ、
ある程度の戦力を乗せた船がエオルゼアから出たとなれば、
気づいて阻害してくるだろうからね……。
しかし、ドマに駐屯している帝国軍の戦力も、
戦時下を脱している今、さほど多くはないらしい。
……ハンコックとタタルが、諜報戦に協力してくれた成果さ。
帝国軍が陣を構えるドマ城を叩く……。
言うほど易くはないが、唯一可能性があるとしたらそれだ。
しかし、たったひとりの存在が大勢の心を動かすことも、
事実、あるんじゃないだろうか?
それぞれ、やるべき行動は見えたようだね。
……しかし、それだけ前に進んでいるということだね。
お互いに、がんばろう!
……しかし、それだけ前に進んでいるということだね。
お互いに、がんばろう!
生まれは遠く離れていても、今や同じ庵に集う身……
ドマ解放まで、ともに戦い抜きましょう。
君たちが旅立ったあと、ゼノスもすぐにドマ城を発った。
理由はわからないが、ギラバニアに戻ったらしい。
ひとまずドマ解放だけに焦点をあてれば、
むしろ好機が訪れたと言えるかもしれない……。
……おかえり、[player]。
現状は先の報告どおりだが、
実はね、もうひとつ朗報があるんだ。
私とアリゼーと……
その道の権威だったムーンブリダが遺してくれた知識で、
どうにかエーテライトを復旧させることに成功した!
これで、君も行動しやすくなるはずだ。
戦いはここから激化していく……
存分に役立ててもらえたら、私たちも嬉しいよ。
ドマ解放の具体策を、こちらである程度つめておいたんだ。
さっそく、聞いてもらえるだろうか?
……今回の目的は、ドマに駐屯する帝国軍の本陣となっている、
「ドマ城」を攻め落とすことだ。
各地でできるだけ派手に暴動を起こしてもらいたい。
帝国軍の目を、引き付けるんだ。
アジムステップのアウラ族たちが出撃……。
城周辺の空を制し、飛空戦艦での脱出を不可能にするとともに、
飛行型の魔導兵器を抑えてもらう。
大龍月亮門に侵入し、魔導障壁の解除を試みる。
海賊衆と、碧甲羅のコウジン族の出番というわけだ。
彼らには、船の上から砲撃を行いつつ、
無二江の西岸に向かってもらいたい。
海賊衆と碧甲羅には、そこで民の安全を確保してもらいたい。
追い詰められた帝国軍が、人質をとる可能性もあるからね……。
この重大な役目には、ヒエン殿率いる反乱軍の主戦力と、
君の率いる冒険者部隊こそが適任だろう。
ドマ城の内部で、代理総督ヨツユを捜索し、討ち果たす……。
士気と統率を欠いた帝国軍は、我々の敵ではない。
……ドマ解放の達成だ!
懸念があれば、遠慮なくおっしゃってください。
ありがたい、では遠慮なく頼みごとをさせてくれ。
先程話したとおり、作戦開始とともに、
私とアリゼー、そして忍びたちで、大龍月亮門に侵入……
魔導障壁の解除にとりかかる。
その際に、魔導装置の操作は必須だ。
こちらにも知識をもった者はいるが、
やはり専門家の知恵を借りられれば心強い……。
そこで、事前にタタル経由でシドに連絡したんだ。
本人は来れずとも、想定される魔導装置の操作法について、
書簡を送ってくれるそうだよ。
君には、クガネのウルダハ商館で待つ「タタル」のもとへ、
その書簡を受け取りに行ってもらいたいんだ。
その間に、私と忍びたちは、門への侵入経路を確認しておく。
遠出になってすまないが、頼りにさせてくれ。
こちらはちょうど、侵入経路の確認をおえたよ。
君の方は……?
おお、これがシドからの……!
ありがとう、さっそく目を通して、
魔導装置の操作に不安がないようにしておこう。
これで、大龍月亮門の障壁はどうにかなるはずだ。
とある優秀な上忍も、作戦に加わってくれるそうでね。
……必ずや、役割をまっとうしてみせよう!
アリゼーも手伝ってやってはくれないか?
彼女は、戦の準備を進めながら、
定時の哨戒もこなしてくれていてね。
ちょうどそろそろ、時間だと思うんだ。
城に出入りする船を管理するために、
ドマの民が作り上げたものだそうだ。
ゆえに、侵入自体はそれほど難しくない。
あとは敵がどれだけ配備されているかだが……
忍びたちの手も借りて、必ず魔導障壁を解除してみせよう。
城に出入りする船を管理するために、
ドマの民が作り上げたものだそうだ。
ゆえに、侵入自体はそれほど難しくない。
あとは敵がどれだけ配備されているかだが……
忍びたちの手も借りて、必ず魔導障壁を解除してみせよう。
城に出入りする船を管理するために、
ドマの民が作り上げたものだそうだ。
ゆえに、侵入自体はそれほど難しくない。
あとは敵がどれだけ配備されているかだが……
忍びたちの手も借りて、必ず魔導障壁を解除してみせよう。
城に出入りする船を管理するために、
ドマの民が作り上げたものだそうだ。
ゆえに、侵入自体はそれほど難しくない。
あとは敵がどれだけ配備されているかだが……
忍びたちの手も借りて、必ず魔導障壁を解除してみせよう。
わかった、では今一度、皆に集まってもらうとしよう。
それから、コウジン族もだね。
そちらも急ぎ、碧甲羅に連絡をとってみよう。
彼らが到着するのを待って、緊急会議だ。
私には何の異論もありません。
……勝ちましょう、何としても、必ず!
皆の方は、どうだろうか……。
大きな問題は起きていないようだね。
碧甲羅次第ではあるが、明日には作戦決行となるか……。
君には、ドマ城に突入するという、肝心な役目がある。
ここまでも手伝いに奔走してもらったし、
私としては、休んでもらいたいのだが……どうだろうか?
わかった、しかし無理はしないでほしい。
やるべきことが終わったら、再度私に声をかけてくれ。
少々騒がしいかもしれないが、休む場所をつくろう。
►そろそろ休んで
ああ、是非そうしてくれたまえ。
おつかれさま……
そして明日はがんばろう、[player]。
君もよく休めたかい?
私の方は、おかげさまで途中から寝床に戻ってぐっすりだ。
アリゼーは、目覚めてから何やら悶絶していたがね。
元気がありあまっているようで、よかったよ。
では、通信で開戦を告げ、私も持ち場に向かいましょう。
ヒエン殿と[player]は、「門前侍町」で待機を。
すでに、ユウギリとゴウセツも向かっています。
合流して……必ずや、勝利を!
魔導障壁は解除した、そのまま船を進めてくれ。
町人地を、頼む!
ゴウセツ殿の姿が、ないんだ。
彼は…………。
この勝利を、確かに皆に伝えよう。
……だが、お願いだ。
私たちに、ゴウセツ殿を探させてほしい。
ほんの少しの時間で構わない、だから……!
すでに海賊衆が回収し、町人地に運んでくれているそうだ。
ついに……そこからまた、はじまるんだね。
だから行こう……この戦いの悲しみも喜びも、
すべてを次につなげるために!
この革命きっての功労者なんだ、
もう少しくらい、皆と喜びに浸ってきても構わないが……。
では、私たちのやりかたで、この革命成功を祝すとしよう。
ドマの解放が成された今こそ、
アラミゴ解放軍が再起する、またとない好機だ。
ガレマール帝国は、この衝撃に少なからず揺れるだろう。
我々は、急ぎギラバニアに戻り……
ドマに続いて、アラミゴ解放を成し遂げる!
距離は遠く離れても、ひとつの願いを胸に戦い、
悲しみや喜びをわかちあった彼らとは、ずっと仲間だ。
連絡は入れてあるから、帰還を待ちわびているはずさ。
それにハンコック殿も……海賊衆の件は、助かりました。
タタル、もしや君は戻らないのかい?
ひとりで残していくのが心配だなんて言ったら、
逆に諭されてしまいそうだ。
さて、私も出立の準備を整えておこうかな。
おかげで支度は万全だ、やり残したこともない。
……ただでさえも、私たちには、
イシュガルドで前科があるんだから。
ドマにも、いつ帝国軍が報復にくるかわからない状況です。
今は、防衛に力を割くべきでは?
そのご提案、ありがたく頂戴して、同盟軍に伝えましょう。
リムサ・ロミンサの白がまぶしく感じられた。
私も、この旅で少し視点を変えられたということだろうか……。
往路と違って、順調な航海が続いてくれて安心したよ。
長く厳しい戦いの連続であったが、それでも収穫の多い旅だった。
どうしてここに?
す、すぐに助けに、助けに行かなければ……!
だが、どこへ…………。
……いや、落ち着け、まずは情報収集だ……!
「サンクレッド」に、事情を聞きに行くこととします。
メルウィブ提督、ユウギリ殿、失礼します!
救出するチャンスは、あると言いたいんだね?
悔しいが、クルルさんの居所がわからない以上、
今の私たちにできることは少ない……。
心のどこかでは、早くクルルさんの元に駆けつけたいと、
いらだたしく思ってしまうんだ……。
クルルさん救出のチャンスを、見逃さないためにも……。
監視塔の頂点に掲げられた軍旗は、遠方からでもよく見える。
これが、アラミゴ解放軍の軍旗に変われば……!
同盟軍と解放軍、それぞれに協力させていただきます。
君はリセやアレンヴァルドたちと、解放軍の支援を頼む。
同盟軍部隊には、私とアリゼーが同行しよう。
「戦場の演出家」と呼ばれていただけはある、
見事な采配だったよ。
さすがは「戦場の演出家」と呼ばれただけはあります。
見事な采配でした、ラウバーン局長……!
これが名将と呼ばれる武人ということか……。
「コンラッド」殿と合流するんだ。
このように改築して軍事拠点へと造り変えるとは……。
帝国の建築技術には驚かされるよ。
ベロジナ大橋が渡れるようになったのであれば、
我々も、様子を見に行かないか?
なるほど、日頃の上り下りは大変そうだが、
見通しもよく守りも固めやすそうだね。
戦いの余波があったようには見えないが……。
橋の帝国軍は、西岸に陣取る我々との挟み撃ちになる。
それを警戒したのだろうが……人質を差し出したのか?
新たな蛮神が召喚されたとなれば、無視はできない。
対応策について、話し合わせてもらうよ。
私としては、まず戦闘を回避できる道がないのかを探りたい。
私にできることがあるとすれば、話し合いによって、
これ以上の無益な戦いを避けることだと思うのだ。
それに一言で蛮神といっても、その性質は様々だからね。
積極的に攻勢に出る武神ラーヴァナのような存在から、
専守防衛型の雷神ラムウといった例もある。
そこで、まずはカリヤナ派のアナンタ族が召喚したという、
ラクシュミという神について、詳しく知る必要があると思うんだ。
私たちは「暁の血盟」という組織に属す者です。
美神ラクシュミの召喚について聞き及び、
まずは、いかなる神なのかを学ぶ必要があろうと、
こうして出むいたのです。
神降ろしに手を染めた理由は、この癒しの力を期待してのことか。
その点を考えると、好戦的な蛮神とは思えないが……。
そして、死した両親との再会を願ったガ・ブ……。
今回の件は、どこかオ・ゴモロでの事件を思い起こさせる。
あくまでも今回の目的は、蛮神への対処だけなのだから……。
それでは、みんな……ジャナン・カットまで一気に接近し、
「ジャナン・エーテライト」を使って突入するぞ!
どうなるものかと、肝を冷やしたよ。
君のおかげで助かった……ありがとう。
アリゼーが、少々手荒な方法を使ってね……。
同じ美神信仰を持ちながら、考え方には大きな差があるようだ。
いわば「宗派」の違いといったところだろう。
備蓄されていたクリスタルを処分できたため、
しばらく再召喚はないでしょうが、今後の動向には要注意です。
それで……帝国軍の方に動きは?
スペキュラ・インペラトリスで防衛陣を張る腹づもりか。
かの地を攻めるとなると、標高の高い南側から…………。
まさに家庭の味と呼ぶに相応しい、温かなものだったね。
その様子だと、君も英気を養うことができたようだ。
これからも厳しい戦いが続くだろうが、この味を守るためにも、
ギラバニアの地に平和を取り戻そうじゃないか!
そろそろ前線に復帰しよう。
エオルゼア同盟軍とアラミゴ解放軍は、
すでにギラバニア山岳地帯へと進軍しているはずだ。
このまま街道沿いに東へ進み、一気に追いつくぞ!
街道を監視している「同盟軍の兵卒」に声をかければ、
山岳地帯へと案内してくれるとのことだ。
さっそく、向かってみよう。
この街道沿いということだが……。
典型的な宿場街の造りだが、東方交易が盛んだった時代には、
多くの隊商が、この宿場街を訪れたのだろうね……。
すでに街をひとつ解放していたとは驚きました。
自ら前線に出てくるゼノス軍団長とは思えぬほど、
帝国軍の動きが消極的だ……。
どの道、選択肢はないということですね。
アリゼーは、[player]のフォローを頼む。
最後まで抵抗していた髑髏連隊の若者をコンラッド隊長が説得し、
投降させた直後に、帝国軍の砲撃を受けたんだ……。
どうにか生存者を助け出したが、コンラッド隊長は……。
治癒魔法で処置はした……あとは祈るほかない……。
コンラッド隊長は、敵である髑髏連隊の若者たちを、
救おうとしていたのに……。
彼らとて、同じアラミゴの若者なのだと、何度も……
その必死の説得がようやく通じて……
それなのにッ……!
コンラッド隊長は、敵の砲撃で亡くなった。
だが、髑髏連隊の若者たちは、味方の砲撃で殺されたんだッ!
戦争にだって、守るべき尊厳というものがあるはず……
そうだと言ってくれ、[player]……!!
こんなときだからこそ、冷静にならなければいけないというのに。
ラウバーン局長は、撤退を決めたのだったね。
確かに次の砲撃の可能性を考えれば、ここは危険だ……。
コンラッド隊長の亡骸は、私たちの手で運ぼう。
君は「アリゼー」に声をかけてから、アラギリに向かってくれ。
現地で合流し、態勢を立て直そう。
コンラッド隊長の亡骸は、どうにか運べたよ。
落ち着いたら、手厚く葬らなければならないね……。
だが、悲嘆に暮れてばかりもいられない。
コンラッド隊長は、最期までアラミゴ奪還を強く願っていた。
そのためにできることを、生き残った者として成し遂げよう。
今後の動きについて、「ラウバーン」局長たちと協議しなければ。
仮設司令部の天幕に行ってみよう。
問題は、いかにして進むのかでしょう。
帝国軍が、味方殺しをいとわないのであれば、
カストルム・アバニアのカノン砲は、大きな脅威であり続けます。
カノン砲が使えないような問題が?
アラミゴ解放軍の統率が乱れないかという点は、みな心配だろう。
リセが、上手く導いてくれるといいのだが……。
アラミゴ解放軍の統率が乱れないかという点は、みな心配だろう。
リセが、上手く導いてくれるといいのだが……。
なるべく急いだ方がいいということになるが……。
我々に大きな被害を与えられていたはず……。
欺瞞である可能性は、低いと思えます。
我々も行かないか?
リセを支援したいと思うんだ。
アリゼーに感化されたわけではないが、頭よりも先に、
手足を出したくなるほどにね……。
それに、潜入先であるカストルム・アバニアは、
ギラバニア山岳地帯最大の帝国軍拠点だ。
拉致されたクルルさんが、囚われている可能性もあると思う。
前に歩み出たリセを支え、
アラミゴと大切な仲間を奪還するためにも、
全力で、この任務を果たそうじゃないか!
まず最初に我々が目指すのは、東にあるラジアタという集落だ。
[player]とリセが、偵察に出ている間、
アラギリで周辺地域について聞き込みをしていたが、
あまり評判のいい場所ではないらしい。
というのも、ラジアタで暮らしている者の多くが、
スペキュラ・インペラトリスやカストルム・アバニアといった、
帝国軍拠点で下働きなどをして、生計を立てているそうでね。
家族を養うためと思えば、無闇に批判もできまい。
ピピン少闘将の説明によれば、ラジアタに潜伏している、
不滅隊の諜報員は、「ローエンガルデ族の女性」とのことだ。
接触時の合言葉は「ゆうき」と聞いている。
まずは道中にあるスペキュラ・インペラトリスに向かおう。
帝国軍に警戒しながら進むぞ!
このまま進んで、スペキュラ・インペラトリス内へ向かうぞ!
突然、襲われて驚いたが、リセがあっという間に倒したよ。
さあ、目標のラジアタは、さらに東だ。
ただし、集落にいきなり入るのは危険かもしれない。
帝国軍と遭遇した場合は、これを排除しつつ、
まずはラジアタの外から様子を窺おう。
おそらく、同盟軍を警戒してカストルム・アバニアに戻り、
防備を固めているのだろう。
不滅隊のピピン・タルピン少闘将から、
あなたの存在と合言葉を教えてもらってね……。
いったい何があったんだい?
そんなことが可能なのか?
いくつかの部隊にわけて潜入できれば、
管制室に到達できる確率も高めることができる!
我々の兵力は少ないが、これならいけるぞ!
侵入ルートと制圧すべき管制室の位置がわかった。
[player]は、冒険者部隊を率いて、
換気ダクトから格納庫へと侵入し、兵器研究区画に向かい、
ひと暴れして、敵の目を引きつけてくれ。
私とアリゼーも、別ルートで陽動を行おう。
リセが率いるアラミゴ解放軍部隊は、なるべく交戦を避け、
戦力を温存しながら、管制室に向かうこと。
理想としては、両者が合流してから、
管制室に突入したいところだが、そこは臨機応変に動くしかない。
管制室を押さえたら、あとは本隊に連絡し、突入を待つだけだ。
ここは選択の余地がないか……。
私も見習いたいところだが……。
ところで、どこから基地内に潜入すればいいんだい?
基地内に潜入したら、予定どおり派手に暴れてくれ。
君たち冒険者部隊が警備の目を引きつけるほど、
後続の解放軍部隊が、安全に管制室に接近できるからね。
準備が完了したら、カストルム・アバニア潜入作戦の開始だ!
もう二度と……!
カノン砲の管制室がある司令塔に取り付いているようだ。
私たちも、すぐに向かおう。
無事でよかった!
手伝ってくれるか?
リセ、君はこの場の確保を……。
しばらく戦線復帰は難しいだろうけどね。
山岳地帯を完全に奪還した今、襲撃されるリスクも低い。
ここは、決戦に向けた準備も兼ねて、一度、戻るとしようか。
アリゼーをキャリッジから運んで来ても?
患者は患者らしく、オレラ女史の言うことをちゃんと聞いて、
養生してくれよ。
言われるまでもなく、アリゼーのぶんまで戦ってくるさ。
君の傷を看てもらわないといけないからね。
ハハハッ!
ラールガー像の掌の上で、組み手をしていただって?
まったく君たちふたりには敵わないな。
前線に戻る件についても了解だ。
こちらも出発準備はできているよ。
アリゼーは安心して休んでくれていればいい。
ウリエンジェも、後で見舞いに来てくれるそうだからね。
行こう、[player]。
カストルム・アバニア付近にいるであろう、
「ピピン」少闘将たちの部隊と合流するんだ。
憎まれ口を叩く程度には、回復してきていて安心しました。
それで……こちらの状況は?
総督府ということは、アラミゴの都市内に移送されたと!
リセ、とても似合っていると思うよ。
最後の決戦に相応しく、きっと解放軍の士気も上がるだろうね。
クルルさん、必ず助けに行きます。
……待っていてください。
なんとしても、仲間を助けてみせましょう。
アラミゴの奪還に際し、ついに同盟全軍のそろい踏みか……。
エオルゼアの救済を掲げた祖父が、これを見たら何と言っただろう。
そして何より、この光景は、君がこれまで成し遂げてきたことの、
結実であるのだと、私は思うんだ。
その混乱が極まる前に、何とかクルルさんを救出したい。
都市内に連行されたようだが、正確な居所さえわかれば……。
住人がどこへ消えたのか、手がかりになる物を探そう!
大型魔導兵器に、エネルギーを供給しているようだぞ!
見るからに大型魔導兵器の勢いが弱まった!
次の作戦だけには……クッ。
突入部隊を支援させてもらうよ!
コウジン族のまじないを受けていないのだ。
とてもではないが、塩湖を泳ぎ渡ることなどできない!
この混乱に乗じて、我々はクルルさんの救出に向かおう!
今、助けに行きますッ!
一気に制圧して、クルルさんを助け出すんだ!
「エーテルジャマー」を使うんだ!
サンクレッド、我々で食い止めるぞ!
まだ戦いが終わってなどいないことは、わかっているが……
それでも私は、嬉しいんだ。
サンクレッド、リセ、ウリエンジェ、[player]……
この作戦に参加した、すべての者に感謝したい気持ちだよ。
それから、捕縛したフォルドラについてだが、
リセが同盟軍に引き渡すため、連行していったよ。
尋問によって情報が得られれば、攻略の助けとなるからね……。
リセに代わってメ・ナーゴが指揮を執ってくれている。
解放した居住区の確保は、彼女たちに任せていいだろう。
以後、アラミゴ解放軍は、本隊が正門を突破した際、
タイミングを合わせて、裏門から突入し、王宮を目指すことになる。
では、アレンヴァルドたちにも解放軍の支援を頼もう。
彼らの部隊は、エーテライトの制圧に向かったはずだ。
「アレンヴァルド」に今後の方針を伝えてから、
同盟軍が本陣を置くポルタ・プレトリアへ向かうぞ。
転送魔法で援軍を送り込まれたら、目も当てられない。
ただし、軍事作戦にエーテライトを用いるのは、リスクが高い。
転送途中で、目的地のエーテライトを破壊されれば、
永遠に地脈の中を彷徨うことになるのだから……。
これから我々は、クルルさんを連れてポルタ・プレトリアに戻り、
エオルゼア同盟軍の本隊と合流して、正門の突破を目指す。
アレンヴァルド、君たちの部隊はサンクレッドと連携し、
引き続き、アラミゴ解放軍の支援に回ってくれ。
だが、くれぐれも油断しないでくれよ。
年齢が近い君が「暁」からいなくなったら、私は寂しい。
ポルタ・プレトリアに戻って、
「ラウバーン」局長たちと合流しましょう。
しかし、件の千人隊長が口にした蛮神をも超える力が、
気になります……ゼノスが、そのような力を得たと……。
帝国軍が対蛮神兵器に興味を持つ可能性は否定できません。
オメガの消息について、新しい情報はないのですか?
捕虜の引き渡しは、無事に終わったようだね。
ちょうど、フォルドラが残した言葉について話していたんだ。
サンクレッドの話では、フォルドラもまた、
例の施設で、何らかの処置を受けていたそうですが……。
まさか、彼女もまた超える力の持ち主だったとでもいうのか?
仮に過去を視ることができたとしても、今回の場合は、
使用者自身すら使ったことのない手だから読まれもしない……。
ようやく自由の身になったんですからね。
これから私と[player]は、
本隊の支援に回ろうと思うのですが……。
これは、君だけにしかできないことだ。
すまないが、私はここで待たせてもらうよ……。
今は異変がなくても被検体として、監禁されていたんだ。
体調の急変に備えておきたくてね。
故郷に残してきた家族を人質に取られ、強制的に戦わされている、
徴用兵だと思われます。
おそらく、ドマが解放されたことも知らされていないのでしょう。
ならば、説得すれば退いてくれる可能性があります!
ブラッドソーン隊は、アラミゴ王宮攻略の要となる戦力……
ここでいたずらに消耗させるわけにはいきません!
ドマ解放戦に参加した私に、どうか説得のチャンスを!
無益な殺し合いを止めるぞ!
小規模の部隊とは聞いたが、説得交渉に失敗すれば、
戦いになりかねない……準備はいいね?
間違いない、人狼族の部隊だ!
私の名はアルフィノ……どうか話をお聞きください!
私たちはヒエン殿と共に戦い、ヨツユを討ったのです!
もう帝国軍のために、命を賭す必要などないのですッ!
どうか、その刃をお収めください!
無駄に血を流す必要がどこにあるというのですッ!
注意してくれ、[player]!
出し惜しみはなしということか!
こちらとて、さらなる切り札はある!
……来い、カーバンクル・ムーンストーン!
カーバンクルが創り出した魔紋に触れるんだ!
魔法効果を得ることができるぞ!
さすがは武の民として知られる人狼族だ。
ドマで何があったのかを……。
生きて故郷に戻ることを、ヒエン殿も望んでいるでしょう。
やはり、彼らはドマ奪還の事実を知らされていなかったようです。
これで、人狼連隊との戦闘を回避できそうです。
ついに突破口が開けたんだ!
ヒエン殿までもが、駆けつけてくれるとは!
だが「蛮神をも超える力」とやらは、気になるところだ。
くれぐれも警戒を怠らないでくれよ!
彼女との戦いに敗れ、自らの手で……。
どれほど多くの人が、自由か死かを選ばされてきたか。
やりきれない気持ちになるよ……。
いつまでも後悔することになりそうだ。
それでも、屋上庭園で無事な姿を見たときは安心したよ。
そう呼ばれることに、抵抗があるかもしれないが、
やはり君は、私にとって掛け替えのない「英雄」だ。
あこがれの存在であり、目標となる人物なんだ。
単純な強さではなく、人と人とを結びつけて、
強大な困難を撃ち砕いてゆく、その不思議な才に敬意を抱くよ。
パパリモをはじめ、多くの犠牲があったことも忘れてはならない。
この勝利の重さを胸に刻み込んでおこう。
ギラバニアの民は、数多くの選択を迫られることになるはずだ。
発足したばかりの暫定政権にとっては、課題が山積みだよ。
「暁」として、彼らを適切に支援していかなければ……。
せっかく奪還したアラミゴを、ふたたび奪われないためにもね。
突然、面白い冒険のネタがあるからと、連れてこられたんだが……
いったいどういうことだい?
史上最悪の暴君であったと伝えられているそうだが……。
君が言っていた冒険とやらの正体が見えてきたぞ。
消えた「廃王の黄金」を探そうというんだね?
その伝説というのは、アラミゴでは有名な話なんだろう?
だったらすでに、探している人だって……
帝国の各属州では、独立の気運が高まっているようでね。
属州のひとつ、ダルマスカでは大規模な反乱が起きたとも聞く。
そうとなれば、帝国も今すぐには動けまい。
確かに気分を変えて冒険するというなら、今が好機だろう。
だが、どこから手を付けるか、アテはあるのかい?
私はこれからエオルゼア同盟軍の情報部門と接触し、
彼らが押収した帝国軍の記録を洗ってみる。
仮に帝国軍が侵略直後に財宝を発見していれば、
功績として記録を残すはずだからね。
その間、君たちふたりは、
王政時代に、王宮で働いていた使用人や官吏たちを探してくれ。
20年前に成人していた、40代以上の人に話しかけ、
廃王テオドリックによる王族殺しの生き証人を見つけ出すんだ。
そして、どんな些細な話でもいいから、情報を集めてもらいたい。
そうだな……アレンヴァルドは辺境地帯や山岳地帯の集落で、
[player]は、アラミガン・クォーターで、
それぞれ聞き込みをしてくれ。
こちらも、つい先程、到着したところさ。
帝国軍の記録を洗ってみたが、「廃王の黄金」に繋がるような、
財宝の類いが発見されたという記録は見当たらなかった。
もちろん、正式な記録を残さなかっただけかもしれないが、
帝国軍による略奪の可能性は、低まったと考えていいだろう。
それで、[player]の方はどうだった?
テオドリックがお抱えの宮廷呪術士に命じて、
王族を怪物に変異させ、地下に落としていただって!?
王宮内に怪物がいたとは記されていなかったが……。
「廃王の黄金」の在処が、わかったかもしれないぞ。
だが、その仮説を語る前に確認したいことがある。
アレンヴァルド、君はなぜ「廃王の黄金」を欲しているんだ?
この冒険に挑む本当の理由を、教えてくれ。
おかげで君の想いが、よくわかったよ。
ならば、[player]、
我々もアレンヴァルドの熱い想いに応えようじゃないか。
報酬はスリルと冒険……見つけた財宝は義援金にするんだ!
これで決まりだな!
では、教えよう……「廃王の黄金」の在処をね!
と思ったのだが、ここよりも外で話した方が都合がいい。
ともかく「ロッホ・セル湖」の南岸まで付き合ってくれ。
仮説は、そこで披露させてもらうからね。
場所を変えたのは、湖を見ながら説明したかったからなんだ。
第五星暦時代には、「スカラ」という都市が存在したんだ。
ところがスカラは、戦争によって滅亡……
その廃墟すら、「第六霊災」の大洪水で水底に沈んだ。
そうしてできたのが、眼前にあるロッホ・セル湖というわけだ。
監獄のことではなく、さらに地中深くにあるであろう、
スカラの遺構のことではないかと思うんだ。
そして、わざわざ怪物を生きたまま落としたのは、
地下遺構を危険な場所にしておきたい理由があったから……。
そして、宮廷呪術士がからんでいる以上、
地下遺構に通じる入口は、魔法的に隠されていた可能性が高い。
[player]は、得意の潜水術を活かして、
水中から侵入可能なルートがないか探してくれ!
アルフィノの声
王宮の地下監獄の一角で、魔法的に秘匿された入口を発見した。
[player]、そちらの様子はどうだい?
ほう……そちらも侵入できそうな石扉を見つけたのか!
では、君はそのまま水中ルートから、攻略を試みてくれ。
私とアレンヴァルドも、地下遺構を目指してみる。
どうやらお互い、同じ場所に行き着いたようだね。
こちらは怪物に追い回されて、
散々な目に遭ったが、君は大丈夫だったかい?
どうやら、それらが暴君テオドリックによって、
魔物へと変えられたという王族の成れの果てだったようだな。
しかし、これほどの財宝が眠っていたとは……。
さすがは[player]、冒険者としても一流だな。
見事に先を越されてしまった。
王族の財産と聞いてはいたが、あれほどの宝があったとは……。
とにかく全員が無事で「廃王の黄金」を発見した。
それでいいじゃないか!
何故だ……何故こうなってしまったんだ……!?
確か彼女は、会議のために市街地に来ているはずだ。
「リセ」に声をかけるとしよう。
後ほど、解放軍の闘士の中から、信頼できる者たちを選抜して、
回収に向かわせてもらえると、ありがたい。
人種的にはアラミゴ人ではあるが、帝国人として振る舞ってきた。
多くのアラミゴ人にとって、彼女たちは同族殺しと映るだろうね。
便利なものだと、軽く考えすぎていた気がするよ。
漠然と超越者とは、人工的な「超える力」保持者だと考えていたが、
何か違いでもあるのだろうか?
フツフツと怒りが湧いてくるよ……。
エーテル学的な研究が行われていたようだ。
クルルさんやサンクレッドの証言を照らし合わせると、
フォルドラが受けた処置について、概要が見えてきそうだ……。
魔導装置を介して強制的に魔力、すなわちエーテルを吸い上げ、
ひとりの強化対象者に注ぎ込む……。
その際に「基準個体」……
つまり、クルルさんのエーテル波形を調べて摸倣することで、
強化対象者を調整していったようだ。
意志を感じ取る力が強いクルルさんを摸倣したがゆえに、
フォルドラもまた、他者の意志や記憶に敏感なのかもしれない。
その後の生き方を一変させた……。
自分たちが危害を加えてきた者たちと接することで、
知りたくもなかった人生を知り、罪悪感に苦しんでいるのだろう。
おそらくかなり高い確率で、対象者は命を失うだろう。
フォルドラの強化のため、いったい何人が犠牲になったんだ……。
円熟した指導者と比べて、自分を卑下する必要はないよ、リセ。
ウルダハに戻るのか、アラミゴに帰るのか……。
多くの亡命アラミゴ人が迫られている選択でもある。
どんな相談事かはわからないが、ラウバーン局長の去就について、
聞くことができるかもしれないぞ?
支援策の考案のため、下準備に入ろうと思う。
アレンヴァルド、手伝ってくれるかい?
「バーソロミュー」卿が取り次いでくれるそうだったね。
では、また後で会おう。
換金するための下準備を進めていたよ。
予想以上の金額になりそうで、喜んでいたところさ。
しかし、あのロロリト会長に協力を仰ぐとは、
ナナモ陛下も思いきった決断をしたものだ。
この申し出を受けるつもりがあるなら、ひとつ提案したい。
「廃王の黄金」を資金源として、
アラミゴ側からも、この事業に出資するんだ。
完全なウルダハ資本となると、主導権を取られ兼ねないからね。
資金について、説明が必要になるかもしれないしね。
相手は「百億ギルの男」だから、利益すべてを取られないよう、
しっかりと契約条項を詰めなくては……。
私はワットさんたちに、資金面の細かな説明をしておくよ。
……終わったら、ソルトリーまで戻ってきてくれ。
契約書の重要性についても、しっかり伝えなければ!
彼らと対等に渡り合うには、そのことを知る必要がある。
ところで、魔物の件はどうにかなりそうなのかい?
こちらも、ワットさんへの説明と、ソルトリーの現状把握が、
あらかた終わったところさ。
集落をひとまわりしてきたが、使えそうな建物もあってね。
これなら、難民たちも呼び込むことができそうだ。
ウルダハ側との連絡も、任せてくれて構わないよ。
だから、君は遠慮なく行ってきてくれ。
君はラウバーン局長との待ち合わせ場所に向かってくれよ。
急遽、ヤ・シュトラとサンクレッドにも集まってもらった。
まさか、呼びかけに応じて、代表者を派遣してくるとはね。
招集したリセたちアラミゴ暫定政権としても、予想外の展開だろう。
ラウバーン局長と合流させてもらうよ。
エオルゼアの蛮神問題解決に向けて、大きな一歩となる。
何事もなければ良いのだが……。
王政という選択肢を早々に除外させて、
共和制や首長制への道を示してみせた。
皆、この場から避難するんだ、早く!
テンパードにされるぞ!
……リセ!?
わかりました、避難誘導は引き受けます……ご武運を!
共闘することを選んだ。
それが彼女なりの、理想への一歩ということだろう。
難しい問題だが、微力ながら、私も協力させてもらうよ。
望まずガレアン族の血を引いて生まれたアラミゴ人に、
望んでもガレアン族になれなかったアラミゴ人……。
似ているところもあれば、正反対のところもある。
それだけに、気になる存在なのだろうね。
アラミゴ難民の帰国支援計画の最終的な確認で、
ギラバニアにいらしたそうでね。
ラウバーン局長を探していたものだから、
空中庭園に案内したんだが……。
い、いえ、そのようなことでは……。
その様子だと、君はこれを知っていたんだね?
しかし、アラミゴにとっては、
素晴らしい朗報じゃないか。
とにかく、彼が故郷に帰還するのは、喜ばしいことだろう。
リセにとっても、アラミゴの民にとってもね。
私もリセと同行するとしよう。
帝国のやり方で証明されている、ということか……。
アラミゴは、この上なく素晴らしい剣を手に入れたものだね。
そして、ナナモ様が主導するアラミゴ難民の帰国支援計画。
アラミゴの未来へ繋がる、希望が芽生え始めたことは、
素直に喜ばしいことだと思う。
アラミゴ難民の帰国支援計画は、順調に進んでいるようだよ。
「廃王の黄金」という資金源もあるから、
ソルトリー側の受け入れ体制も整いつつある。
アラミゴの復興は、いよいよだね。
アリゼーも、どうしても行くと譲らなくてね。
今から同行を頼めるかい?
もし、アラミゴにも関係しそうな内容だったら、
すぐ君に報せることにするよ。
「東アルデナード商会の使用人」に話しかければ、
ハンコックに取り次いでくれるはずだ。
再会の可能性があるというのに放ってはおけない。
我々も、協力しようじゃないか!
では、船のことはふたりに任せることにして、
私たちは、情報屋に会いに「三条花街」へ向かうとしよう。
その二人組がゴウセツ殿とヨツユである可能性は高いだろう。
しかし、何故ともに行動を……?
ゴウセツ殿とヨツユだという証拠はあるのかい?
私たちは、質屋に流されたという刀をあたってみるとしようか。
「小金通り」に店を構えているんだったね。
それでは、さっそく探しに行こう。
質屋を探していると言ったら、何人もの質屋が近寄ってきたよ。
「招福質店」の主を探しだすのは、骨が折れそうだ。
では、いま見せていただいている、この刀が……?
その代金、「暁」の資金から出させてもらえないだろうか?
愛刀を泣く泣く手放したゴウセツ殿のことを思えば、
タタルだって、承知してくれるとも。
付き添いがヨツユだとすると、
ゴウセツ殿相手にそんな物をねだるとも思えないが……。
ゴウセツ殿とヨツユの来訪を覚えていないか、話を聞いてみよう。
ヨツユと行動を共にしているのかが見えてこないな。
妙にのどかな雰囲気らしいのも気になるが……。
よほど、アリゼーと一緒にいたくなかったんだろうな……。
こちらも、ゴウセツ殿たちが紅玉海に向かったという、
確かな証拠を得てきたよ。
刀の一振りくらい、どうとでもなるだろう?
これが取引手形だ、あとで支払いの方を頼むよ。
ああ、わかったよ、ともかく後で話そう。
いったい何があったのだろうな?
いや、ここで考えても仕方ないか……。
さっそく、ふたりの捜索を始めるとしよう。
君も準備はいいかい?
情報を集めるとしよう。
アリゼーはソロバンとともに、船で待機するんだ。
議論しているヒマはない……いいね!?
君は、脱出のためいつでも船を出せるようにしておいてくれ!
特訓の成果、今こそ見せてやる!
どんな攻撃をしてくるかわからない、注意するんだ!
まずい、距離を取るんだ!!
こちらに魔導兵器を集めてくれ!!
時は来た……小さき星よ、砕け降り注げ! プチメテオ!
その様子……何やら訳ありのようですね……。
ヨツユの姿を、あまり人目に晒すわけにもいかないからね。
アリゼーのことだ……。
帝国軍が撤退したのを見て、船を寄こしてくれているはず。
近くの船着場まで行ってみよう。
無茶をせずによく我慢してくれたよ。
ヒエン殿も、ゴウセツ殿のことを心配しているはずだ。
話に聞いていた彼女とは、まるで別人だな……。
だが、刀一振りで、そんな大事には……。
[player]、すまない!
どうか、儲け話とやらをソロバンから聞いてみてくれ……!
わ、わたしも個人の資産からの返却を考えるから……頼むよ!
……いや、しかし、いくら預けておいたんだったか。
くっ、しばらく確認していなかったからな。
ヒエン殿が気にかけていたこと、
石の家にいるホウメイさんたちが聞けば、きっと喜びますよ。
私たちも手分けして、ジフヤという方を捜索しましょう。
そこは、ヒエン殿がうまく治めてくれたようだね。
私たちはここに残るから、「ジフヤ」の捜索は頼んだよ。
みな揃った場で、話し合いたいことがあるんだ。
それも、なるべく早く……。
急いで話し合いたいことがあるのだが、
まずは、君からヒエン殿への報告をすませてくれ。
次から次へと……どうにも今回は後手に回ってしまっているな。
ドマに危機が迫っているかもしれない状況で、
ただ傍観していることなどできません!
どうか、お気をつけて……!
会談には、私とアリゼーも同席させてもらうことにした。
彼らが、会談の場でどんな要求をしてくるかわからないからね。
外圧を受けた弱小勢力が、神に救いを求めることに起因します。
アラミゴにおける蛮神召喚も、帝国軍の行動の結果でありました。
我々は、彼らの言葉をどこまで信じ、どう立ち回るべきか……。
何か隠された目的があると……?
アサヒ大使からの提案は、帝国との関係を好転させる、
契機となるかもしれませんからね。
参加させなかったことを、まだ根に持っているようだね。
わかった、こちらは任せてくれていい。
すまないが、アリゼーの相手をしてやってくれないかい?
しばらくは危険もないだろうしね。
ヨツユの見張りに、ずいぶんと気を張っていたし、
民の誘導など慣れない仕事も多かったからね。
こちらも、懸念点や問題点は洗い出せたことと思う。
あとは、ヒエン殿がどういった答えを出すかだな。
ヨツユの失脚後、紅甲羅がこうした野盗行為を働くのは、
頻繁にあることなのですか?
この時、神器に宿っていた魔力は、かなり消耗したはずだ。
となれば、再召喚には別途、エーテルの供給源が必要となる。
つまり、あらたな神器や大量のクリスタルを集積させないように、
警戒を強めていけば、神降ろしを防げるはずなんだ。
これまで、そのようなことを考えたことはなかったよ。
自ずと紅甲羅の封じ込めも容易になるだろう。
そうなれば、ドマ復興の脅威は大きく減じるはずだ。
アサヒと話しているとき、一瞬ふらついていたようだが。
芝居をしてでも、捕虜交換の約束を取りつけたかったのだろう。
だが、ひとまずの使命を果たした以上、芝居も無用ということ。
こちらからも、捕虜交換の場への同席をお願いさせてください。
合意が成されるか否か、しっかり見届けておきたいのです。
それから、私とアリゼーは、
しばらくウルダハ商館に詰めていようと思います。
御用のときは、クガネまで報せてください。
タタルにも、状況を共有しなければいけないからね。
この期間を利用して、帝国の状況を改めて探ってみるか……。
それから……タタルへの謝罪も必要だな……。
使った資金は、私の個人資産からも返却させてもらうので……。
なんなら、商館にいる間、私にできることがあれば……。
私の不手際で、君に迷惑をかける結果になってしまったようだ。
この借りは、必ず返させてもらうよ……。
リオルたちと連携しつつ、帝国の内情を探ってみるつもりだ!
君も、折を見て様子を見に来てくれると助かる……。
捕虜交換の場には、ぜひとも同席してもらいたいからね。
アサヒの、君への恨み方を聞くに、
ドマの民を想い語った言葉も、すべて偽りだった可能性が高い。
彼の目的は、いまだ不透明だが……。
ようやくドマに、新たな未来へと至る光が差しはじめたんだ。
この光に影を落とさぬよう、なんとしても捕虜交換を成功させよう。
それぞれ帝国の内情を探ってみようと思う。
いまは、少しでも情報がほしいからね。
ちょうど良い折にきてくれたね。
今さっき、ヒエン殿から手紙が届いたところなんだ。
その条件である、蛮神スサノオの召喚を押さえ込むため、
ドマは碧甲羅のコウジン族と連携し、監視体制を敷いたそうだ。
これで、あらたな神器や大量のクリスタルを集積しようとする、
紅甲羅の動きがあれば、先手を打って対処することも可能となる。
和平の条件は満たせたわけだね。
ほどなく、徴用兵を乗せた飛空艇がヤンサに到着するとのことだ。
いよいよ、帝国との和平がかかった捕虜交換が迫ってきたんだよ。
ヒエン殿たっての希望でもあるので、
その重要な場には、ぜひ君にも立ち会ってもらいたい。
ヒエン殿が待っているはずだ。
君も何かと忙しいだろうが、留守を頼んでもいいかい?
改めてドマの近況を聞くとしよう。
それで、彼の容態は……?
[player]、アリゼー、
ゴウセツを元気付けてあげようじゃないか。
何はともあれ、ゴウセツ殿が元気そうで安心しました。
和平のためとあれば、最善を尽くしましょう。
一大事ではありませんか……!
早く見つけ出さなければ……。
ヨツユがナマイ村へ行くなんて、それは大騒ぎだったろう。
ともかく、見つかってよかった。
また後で話すよ。
このまま、何事もなく済めばいいんだが……。
怪しげなコンテナを見かけました。
ほどなく、帝国軍に回収されたようですが……。
ヨツユは帝国に戻ってしまったようだね。
いったい、アサヒは何を企んでいるというんだ……?
未だ囚われの身にある徴用兵たちの奪還でしょう。
となると、交換の場となる帝国の施設を調べなければ……。
何かあったときのためにも、ふたりの方がいい。
こ、これといった問題もなく、避難経路を調べることができたよ。
こちらの備えは万全だから、気負うことはないだろう。
確かにゼノスは死亡し、埋葬までされているというのに!
神降ろしの手法が伝えられたとするならば、
その裏にアシエンの存在が介在している可能性が高い。
アシエンとは、肉体を持たない魂だけの存在……
私たちの経験と知識がなければ、対抗することは難しい。
違うかい?
これまで、私は彼女の隣を歩むことで、その行いを見てきました。
私ひとりの力は、彼女の足下にすら及ばないでしょう。
ですが、人と人とを結びつけ、絆を編むことならば、
この私にも、できるかもしれないと思うのです。
たとえそれが、かつての敵であったとしても……
それじゃ、行ってくるよ。
今、どのあたりを?
環境エーテルが極端に枯渇し、荒廃した土地だとか……。
マキシマ殿、迎撃準備を!
彼らと連携して、敵部隊を撃退するんです!
援護に感謝します。
しかし、あなた方はいったい?
ええと…………
戦闘の痕跡はないようだが……。
この惨状も、その一端やもしれませんね。
アシエンを追いましょう……!