リムサ・ロミンサの国旗を見てごらん。
「龍船旗」と呼ばれる模様だ。
赤は犠牲となった仲間たちの血を、
黒のロングシップは海賊船を意味しているんだよ。
そう、人はみんな利己的さ。
でも、それは蛮族だって同じはずだ。
人と蛮族は、根本的には何も違わないのだから……。
彼女は、アリゼーだ。
私たちは、この「カルテノー戦没者追悼式典」を
見て回っているのさ。
各国のグランドカンパニーの盟主たちが、
どういった主張をするのか、楽しみでね。
メルウィブ提督も仰っていたとおり、
2つの蛮族が棲んでいてね。
1つは、サハギン族。
蛮神「リヴァイアサン」を崇めている。
もう1つが、コボルド族。
こちらは、蛮神「タイタン」を崇めている。
2つの好戦的な蛮族を抱え、大きな帝国拠点もある。
また国内の海賊問題も、まだまだ安定しない。
多くの脅威と問題を抱えているのに、
すべての政策が後手にまわり、
拮抗が崩れそうな状態なんだよ。
リムサ・ロミンサにしてみれば、帝国を排除するために、
海賊と蛮族を何とかして、国内を安定しなければならない。
そのため、黒渦団は、
是が非でも蛮族を潰しにかかるだろう。
龍船旗の赤を濃くする結果になったとしても。
君のような冒険者が、
グランドカンパニー「黒渦団」に加入してくれることを、
心待ちにしているのかもしれないよ。
君に向けられたものかもしれないね。
グリダニアの国旗を見てごらん。
絡み合う2匹の白蛇は、
ヒューランとエレゼンの2種族の協力を示しているのさ。
今の話を象徴するものだ。
彼女は、アリゼーだ。
私たちは、この「カルテノー戦没者追悼式典」を
見て回っているのさ。
各国のグランドカンパニーの盟主たちが、
どういった主張をするのか、楽しみでね。
蛮族勢力は2つ。
1つは、イクサル族。
カヌ・エ様も仰っていたとおり、
蛮神「ガルーダ」を崇めている。
もう1つが、シルフ族。
基本的にはグリダニアに友好的な種族だが、
最近、蛮神「ラムウ」を呼び、態度を硬化させている。
シルフ族とは対話によって協定を結び、
イクサル族も流入しないように追い返す程度の
対策しか取っていなかった。
黒衣森の力を再興し、森への不可侵性さえ高めれば、
グリダニアは平和であるという考え方だよ。
しかし、イクサル族は好戦的な蛮族。
それに彼らの蛮神「ガルーダ」は強大な力を持ち、
性格も残忍だ。
いずれにせよ、双蛇党とイクサル族とは
大きな戦いを避けられないだろう。
それがグリダニアの意思とは反していてもだ。
君のような冒険者が、
グランドカンパニー「双蛇党」に加入してくれることを、
心待ちにしているだろうね。
君に向けられたものかもしれないね。
ウルダハの国旗を見てごらん。
あの絵柄は、黒地に金の天秤という意匠さ。
天秤の左側には「富を表す宝石」、
右側には「力を表す炎」が置かれている。
いったい、誰のおかげで、今があると思っているんだ……。
彼女は、アリゼーだ。
私たちは、この「カルテノー戦没者追悼式典」を
見て回っているのさ。
各国のグランドカンパニーの盟主たちが、
どういった主張をするのか、楽しみでね。
アマルジャ族と歴史的に対立していてね。
蛮神「イフリート」が呼び出されるたびに倒してきた。
実際、上手く抑え込んでいる状態だよ。
さらに言えば、アマルジャ族を、
共和派と王党派の対立で揺れる国内を固めるための、
「共通の敵」として利用していたくらいさ。
北方からの侵略者「ガレマール帝国」に、
深刻化する難民問題……。
この状況では、おいそれと全面戦争は起こせない。
現状は様子見というところだろうね。
そして、蛮神対策も限界にきている。
蛮神討伐には犠牲がつきものだからね。
アマルジャ族が蛮神「イフリート」を呼び出す回数は
確実に増えている。
このままでは消耗戦が続くだけさ。
不滅隊の増強は急務だろうね。
特に君のような力ある冒険者が、
グランドカンパニー「不滅隊」に加入してくれることを、
心待ちにしていると思うよ。
君に向けられたものかもしれないね。
あの冒険者は、どこの国のグランドカンパニーを
選ぶんだろうね。
いずれにしても、これで世界は動き始める。
気付いたかい、アリゼー。
各国の盟主たちは「光の戦士たち」を
引き合いに出さなかった。
「光の戦士たち」は、
第七霊災からエオルゼアを救った英雄だ。
その英雄を出さなかったということは、
各国が、それぞれに自立を模索しているということ。
それでも、どの国も、明日へ向かって歩みだしている。
蛮族、蛮神……。
エオルゼアには、まだまだ問題が山積みだ。
各国のグランドカンパニー。
そして「暁の血盟」。
彼らは、その問題を解決する「鍵」だよ。
いいかい、アリゼー。
明日のために、未来のために。
第七霊災は過去にしなければならないんだよ。
いつの日か、わかり合える日もくるよ。
それが僕たち兄妹の宿命なんだから。
それに、「鍵」は扉を開くためにあるだけじゃない。
過去を……。
知りたくもない真相を閉じるにも、
また「鍵」は必要なのさ。
奴らは個であり個ではない。
おおよそ、ミンフィリアの想像どおりだろう。
……相変わらず目的は、わからないままだがね。
……離れていても、我々の目的は同じ。
想いを紡ぐだけだよ。
さて、委員会からの報告書は、確かに届けたからね。
それでは失礼するよ。
ゆくゆく、私はツイているな。
我々の手で「暁」を甦らせねばならん。
ガーロンド・アイアンワークス代表……。
伝説の機工師、シド!
あなたの力も必要となる!
こんなところで眠っている場合ではないぞ!
亡き祖父の意思を継ぎ、「暁の血盟」の一員として、
蛮神、そして帝国と戦っている。
すでにエオルゼア中で噂になっているよ。
霊災からの復興と国内問題の解決に注力してきた。
その間、手薄となった蛮神対策の担い手として、
神狩りを引き受けていたのが「暁の血盟」だ。
各国上層部も動揺しているが、
だからこそ、ここで戦いをやめる訳にはいかない。
現在、クルザスで猛威を振るっている。
蛮神「ガルーダ」は、数居る蛮神の中でも、
特に好戦的で狂暴だ。
委員会の調査によれば、それは「イフリート」や
「タイタン」を軽く凌駕するほど……。
ひとつ格上の存在といわれる程でね。
つまり、その蛮神「ガルーダ」を狩れば、
ほかの蛮族たちにあたえる影響も大きいということだ。
蛮神が絶対的存在ではない証明になるのだからな。
蛮神「ガルーダ」が控える祭壇は、
暴風の壁に守られている。
「エンタープライズ」を探しに行く。
シド、あなたの飛空艇だ。
あの船は、霊災前に、
グリダニアから飛び立ったのが最後のはず。
その足取りを追う。
我々は、エオルゼアは、まだ牙を失ったわけではないと、
世界に見せてやろう!
次なる蛮神「ガルーダ」の情報を探っていた。
すぐに砂の家に向かわなかったことが、
よかったのかはわからない……。
ただ、生き残った者には、前へと進む義務があるんだ。
そうでなくともこのクルザスは、
霊災前と今で、様子が一変しているからな……。
君には手間を掛けるが、地道に情報収集といこう。
第七霊災の直前に目撃された「エンタープライズ」、
その手がかりが残されているはずだ。
妙な事件に巻き込まれたようだ……。
協力者を得られただけでも、進展したと見るべきか。
しかし、蛮神の脅威を前にして、なお人と争うとは……
彼女が知ったら憤慨しそうだよ。
蛮神「ガルーダ」が召喚されている以上、
一刻の猶予もないのだから。
我々は「暁の血盟」の代表として、飛空艇を探しにきた。
蛮神「ガルーダ」討伐のためにも、協力を願いたい。
そもそも飛空艇は、このシド・ガーロンドのもの。
貴国にも事情はあるだろうが、
持ち主に返すのが道理ではないか?
いつ終わるかも知れない戦いの決着を待つ時間はない。
騎士の頭が固いなら、部下の騎兵を当たるとしよう。
クルザスの寒さは想像以上だよ。
しかし、これほどの道のりの間、
私にできることがないとは思わないだろう?
長きにわたる飛空艇の探索も、ついに終わりが見えてきた。
おそらく、その異端審問官が最後の壁だろう。
審問官は、たしかに我々を遠ざけようとしている……
それも、かなり故意的に。
だが、君の得た証言の中に、手がかりがあるようだ。
……私と共にな!
フフ……。
任も早々に基地の裏手に行ったということだが……
衛士の制止も聞かず、慌てて為すこととは思えない。
しかも、彼が着任した夜は吹雪……。
この地の天候事情を鑑みれば、
その行動は、正気の沙汰ではない。
……異端審問官が向かった裏手とは、恐らく東門の先だ。
私がここで観察していたかぎり、あちらは人通りがなく、
秘密が潜むのに最適だ。調査を頼むぞ。
もう振り出しに戻ってはいられない……頼んだよ。
……なるほど、決定的だな。
雪に埋もれた異端審問官の死体と、
血塗られた書簡……これには何て書いてあると思う?
異端審問官ギイェームを、
ホワイトブリム前哨地に配属する……だそうだ。
もっとも、本物は1日たりとも働けなかったようだけどね。
あのギイェームは偽者だよ。
着任した本物のギイェームを呼び出して殺し、
彼になりすました……というところだろうね。
フフ……罪なき民を消して隠すことはできても、
君の前では、真相を隠せなかったようだね。
さあ、仕上げといこう、[player]!
問題は、これをどうやってドリユモン卿に信じさせるかだ。
なにせ、四大名家からの紹介状すら通らなかったのだ。
任命書だけでは、決め手に欠けるだろう……。
しかし、打つ手がないわけではない。
クルザスを巡る旅の中で、
君は何度も、あの異端審問官と関わってきたはず。
さあ、最後の欠片を埋めようじゃないか。
そうだな、任命書がドリユモン卿に効かずとも、
例の負傷兵ならどうだろうか?
飛空艇「エンタープライズ」と、
その先に待ち構える蛮神「ガルーダ」。
……もうすぐだ、気合いを入れよう。
これで、問題もひと段落というわけだな……。
飛空艇の捜索が簡単だとは思っていなかったが、
まさか、これほど苦労しようとは。
イシュガルドの抱える闇、推して知るべしか……。
ともかく、お前の活躍でここまで漕ぎ着けたのだ。
飛空艇「エンタープライズ」は、もう目前だぞ!
今度こそ、飛空艇「エンタープライズ」を返してもらうぞ。
さて、こうやって身の潔白を証明できたわけだ。
早速だが、イシュガルドが管理している、
飛空艇「エンタープライズ」を返還していただきたい。
その時イシュガルドが勝ってる保証もないからな。
……我々が取り返すしかないだろう。
あれが「エンタープライズ」だ。
……無駄な消耗を避けたい。
奴が気付く前にエンタープライズに辿り着き、
出発するしかあるまい。
私とシドは、エンタープライズに向かう。
君はここでドラゴンに警戒してくれ。
もし何かあれば、エンタープライズが
離陸できるまでの時間稼ぎを頼みたい。
よし……いくぞ、シド。
慎重にな。
[player]が危ない!
無事か!?
すまない、危険な目にあわせてしまった。
しかし、さすが「暁」が認める優秀な冒険者だ。
直前にエーテルが激しく乱れたようだが、
そんな中でもドラゴンを征してしまうとは。
エンタープライズが思ったより損傷していてな。
現在シドが応急修理をしている。
行ってみよう。
飛ばせそうか?
このままでは、蛮神「ガルーダ」の暴風の壁を
突破することはできないだろう。
まずは、近くの都市へ向かおう。
……そうだな、ここからだとグリダニアが近いか。
急ぐ旅だからこそ、慎重にいきたい。
グリダニアでしっかりとした整備をしよう。
戦いはそれからだ!
飛空艇「エンタープライズ」捜索の旅、本当にご苦労だった。
私としても、君たちと一緒に旅をするというのは
なかなか新鮮な経験だったよ。
……あの寒さは、もううんざりだがね。
さあ、次の目的は蛮神「ガルーダ」討伐だ。
空を征く準備を進めよう。
まずは、このエンタープライズを蘇らせねばな。
もっとも、一息ついている場合ではないがね。
向かうべくは、蛮神「ガルーダ」の待つ空だ。
さぁ、エンタープライズを蘇らせよう!
造ったのはほかでもない、あなたなのだから。
精霊評議会から、正式な停留許可証をいただいてきた。
しばらくは、ここに停めておける。
……もっとも、我々には、
悠長にしている時間もないがね。
ここまで飛んできた様子を見るに、
話に聞いていたほどの性能は出ていないようだ。
やはり、内部機構が損傷しているのだろう。
エンタープライズの真の性能が発揮されなければ、
たどり着くことはできないぞ。
何らかの方法で、打ち消すことができればいいのだが……。
……さすがは伝説の機工師といったところだな。
各地にある「偏属性クリスタル」を知っているだろうか。
5年前の第七霊災のおり、
大地から噴出したエーテルが結晶化したものだ。
霊災の影響で属性の力に偏りが生じてしまったため、
エーテライトのような水色ではなく、
夕焼けのような、橙色となってしまっているがね。
これらの「偏属性クリスタル」には、エーテルの属性を、
別の属性に変換してしまう作用があるのだ。
さっそく「偏属性クリスタル」を探そう。
……とはいえ、どこから当たったものか。
さっそく向かってくれるだろうか。
私とシドは、その間に船の修理を進めておこう。
蛮神「ガルーダ」の祭壇、「ハウリングアイ石塔群」だ!
まさか記憶が!?
目的の蛮神「ガルーダ」は、恐らくこの門の先……
いよいよ決戦の時がきたようだ。
ここまでの長きに渡る道程も、すべてはこの一戦のため。
さあ……蛮神「ガルーダ」を倒すぞ!
長い旅の中で、君もまた強くなっているはずだ。
さあ……蛮神「ガルーダ」を倒すぞ!
……なんという威風なんだ!
私たちは貴様を倒すためにきた!
行け、[player]!
「暁」のため……エオルゼアのために!
イクサル族どもの祈りを止めさせねば!
……まさか!?
何がどうなっている!?
あの黒鎧は何者だ?
お祖父様の手記にも、その名があった。
各地に拠点を築いてからは、
目立った動きは把握していない。
釈然としない幕切れではあったがな……。
ああなっては、なおのこと、
蛮神たちは、しばらく鳴りを潜めるだろう。
あの兵器は、エオルゼアの新たな脅威となろう。
叩かねばならん。
とはいえ、情報を集めんことには動きようがない。
我々にも休息が必要だ。
希望の灯火は消えてはいない。
あそこから、もう一度「暁」に明かりを灯そうじゃないか。
いろいろなことが一度に起こって、
さすがの私も混乱気味だよ。
しかし、[player]……。
蛮神「ガルーダ」を制した君の力はいったい……。
……いや、すまない。
今は難しいことを考えるのはよそう。
とにかく、蛮神「ガルーダ」は倒したのだ。
蛮神「ガルーダ」が倒されたとなれば、
どの蛮族も神降ろし……召喚を控えるだろう。
蛮神が絶対的存在ではないことが証明されたのだからな。
エオルゼアを騒がせていた「蛮神問題」は、
一時的にではあるが解決した。
本当に、よくやってくれた!
「暁の血盟」本部へ向かおう。
「砂の家」の惨状は話に聞いているが、
そのままにしておくわけにもいくまい。
犧牲となった仲間たちを弔い、我々も少し休もう。
……あの場所から、
もう一度「暁」に明かりを灯すのだからな。
君たちの家……「ベスパーベイ」の「砂の家」へ戻ろう。
君が最後に見た時も、このような状態だったか?
いや、妙に片付いていると思ってな……。
……すまない、気にしすぎだろう。
さぁ、中に入ろうじゃないか。
教わらなかったかい?
帝国の将、ガイウスが見ていたものがある。
……君だ。
ガイウスは「持たざる者」と言った。
それが君のような「特異な能力を持つ者」に対し、
言葉返しで言っているとすれば……。
帝国は……少なくともガイウスは、
君の「超える力」を知っていることになる。
その力を解明するために、
ミンフィリアたちが拐われた可能性が高い。
「砂の家」の所在地まで知っていたんだ、
敵の間諜が紛れていたか……それとも……。
いずれにしても、帝国が動いている。
「暁」を立て直し、エオルゼアを救わなければならない。
協力してくれるか?
みんな疲れている。
一休みしたら出発だ。
暗き世を照らすことができる。
我々には、君の力が必要だ。
第七霊災後、敵将ガイウス率いる第XIV軍団が、
旧カストルム・ノヴムを改装して作った基地だ。
第XIV軍団が本国からの支援なしでも戦えるよう、
兵器生産に用いる資源を採掘しているという……。
帝国にとって、容易に侵入を許せる場所ではないのだ。
ミンフィリアの救出は困難を窮めるだろうが、
我々の手で、「暁の血盟」に灯りを取り戻そう。
……なるほど、ミンフィリアは中にいる様子なのだな!
それに、ほかにも囚われている者がいると……。
では、救出の準備を進めよう。
先ほどシドがグラウムントと計画について話していた。
具体的な段取りをシドと相談してくれ。
見ろ、ガイウスの横!
奴は天使い……天使い「アシエン」だ!
しかも、あの法衣……。
闇の異形者と呼ばれ、アシエンたちを束ねる
上級の存在……。
よりにもよって、彼にアシエン関連の調査を
進めさせていたのは私なのだぞ!
気付けなかった自分が情けない!
そして、我々の情報は、奴らに筒抜けだったというわけだ。
……クソッ!
蛮神を、いとも容易くねじ伏せる力。
そしてあの火力……。
あの兵器の脅威を、一刻も早く
「エオルゼア同盟軍」に伝えなければならない。
落ち込んでいる場合ではないぞ!
敵がどんなに強大であろうとも、力を合わせて戦えばよい。
「暁の血盟」には、それができるのだから。
今こそ、エオルゼア諸国へ知らしめるのだ!
蛮神「ガルーダ」討伐の報(しらせ)とともに、
「暁」が蘇ったことを!
頼んだぞ。
蛮神「ガルーダ」は倒れ、「暁の血盟」は蘇った……
今こそ、エオルゼア全土に勇気の灯りをともすのだ!
エオルゼアの民はみな、
気高く、誇り高く、雄々しいのではなかったのか!
奴らが力でエオルゼアを支配する未来……。
それこそ、暗黒の時代が訪れるぞ!
5年前、みなが命がけで戦ったのは何故だ!?
真の平和と自由を勝ち取るためだろう!?
エオルゼアは、まだ牙を失っていない。
そうだろう!?
このエオルゼアを護っていこう!
祖父も、こんな気持ちだったのだろうか。
あれも、君の「超える力」なのかい?
作戦を詰めてくれ。
ウルダハは……シド、頼めるか。
これから、三都市共同作戦の内容を伝える!
本作戦は、在エオルゼア帝国軍拠点に対し同時侵攻する、
エオルゼア史上類をみない、大規模な反攻作戦だ。
これから地図を使って作戦を説明するが、
すべてを覚えきる必要はない。
この作戦の大きな流れ。
そして、各自、担当となる要所を理解してくれ。
まずは、我々の拠点だ。
西からリムサ・ロミンサ、ウルダハ。
そしてグリダニアだ。
「カストルム・メリディアヌム」にて
調整中と思われるアルテマウェポンを破壊することだ。
そのためには、敵将ガイウス自身が守る
この鉄壁の要塞を、完全に孤立させる必要がある。
まず、第1段階。
目標は、ガイウスの右腕……。
敵将リットアティン・サス・アルヴィナを排撃する。
奴が「カストルム・オクシデンス」から、
「前哨基地」の視察に赴くとの情報を得た。
ここを、少数精鋭の「冒険者選抜部隊」が襲撃する。
[player]、君の出番だ。
後方支援を断つ。
リムサ・ロミンサの「黒渦団」が、
リットアティン不在の「オクシデンス」を包囲。
同時に、メルウィブ提督麾下の「黒渦艦隊」が、
海上の「カステッルム・マリヌム」を封鎖する。
援軍を断ち「メリディアヌム」を孤立させる。
ウルダハからの「不滅隊」を主力とした「同盟軍本隊」が、
攻略目標である「メリディアヌム」に向けて進軍を開始。
帝国第XIV軍団の主力戦隊を叩く。
同時に「冒険者選抜部隊」は要塞内へ侵入する。
……[player]。
再び、君の出番だ。
ラウバーン局長率いる「同盟軍本隊」が突破。
その奥にあるアルテマウェポンの開発施設へと、
「冒険者選抜部隊」を送り込み、叩く。
[player]が要となる。
……長々となったが、以上だ。
リムサ・ロミンサの海賊諸派や、ウルダハの共和派など、
総勢で、12の大きな組織が参加している。
そこで、付いた作戦名が「マーチ・オブ・アルコンズ」。
……十二賢者の行進ってわけだ。
イダとパパリモ、ヤ・シュトラの3名は、
各担当国の作戦行動に同行してくれ。
「同盟軍本隊」へ「諜報部隊」として同行する。
暁の火のもとに、帝国の奴らに思い知らせてやろう。
……エオルゼアの意地を!
エオルゼアを照らそうとしているのだ!
任せたぞ、[player]!
[player]、よくやってくれた!
しかし、君には、いつも驚かされる。
まさに天賦の才だ。
共に戦うことができて、私は幸せだよ。
我々を導く、希望の光だ!
敵将リットアティンは墜ちた!
「マーチ・オブ・アルコンズ」は、第2段階へ移行する!
アルテマウェポンを破壊し、
我々の手でエオルゼアを平定するんだ!
[player]に続け!
これまで幾多の「壁」を超えてきた!
自らの行動で壁を超え、我々に道を示してきた!
次は、我々が道を造る番だ!
無事に[player]を、
アルテマウェポンのもとに送り出すために!
「暁」の火と、君の光で!
このエオルゼアを照らすために!
仲間と共に、力を尽くして前へと進むんだ。
君の進む先こそが、エオルゼアの未来になる!
ここにきて 我々の歴史に介入するつもりとは……
サンクレッドの「闇のクリスタル」は破壊された
しかし 奴らがこれで滅びたとは思えん……
奴らの真の目的とは何なのだ……
そして「絶対の神」とは一体……
……まだ 戦いの火種は
消えていないということか
……だが……
今は この平和の一時に酔いしれるのも悪くない
お祖父様が理想に掲げた
真の平和への第一歩なのだから……
人そのものが灯だと、人そのものが太陽であると。
それは、この暗き世でもっとも尊いものだと。
君がそれを証明してくれたことに心から礼を言うよ。
このアルフィノ・ルヴェユール、
最大の敬意をもって、君を称えよう!
今後、我々がどうやって活動していくのか、
真剣に考えなくてはならないな。
ミンフィリアがそんな悩みを。
ちょうど私も、現状の「暁」について、
考えていることがあってね。
……いい機会かもしれないな。
ミンフィリアに話をしてみよう。
[player]、君も来てくれ。
砂の家……「暁の血盟」の本部を移転しないか。
このベスパーベイから、ほかの土地へ移るんだ。
……ここは、ウルダハに近すぎる。
このままでは、「暁」の活動が活発になるほど、
ウルダハの共和派からの干渉も激しくなってくるだろう。
まさに、いま君が悩んでいるように。
砂蠍衆を中心とした共和派に飲み込まれるのは危険だ。
……どうも黒いものを感じるのでね。
それに、「暁」に所属している冒険者たちからも、
以前から申告があったじゃないか。
ベスパーベイにエーテライトを設置できるよう
ウルダハに交渉してくれないか……と。
もっとも、ザナラーンのエーテライト網は共和派の管理下だ。
必要以上に砂蠍衆に与(くみ)しないよう、
私が断り続けていたわけだが。
そして今後、真に中立の立場で
エオルゼアの救済活動を行うためには……
リムサ・ロミンサ、グリダニア、ウルダハ。
これら三都市のいずれからも、
一定の距離を保つことができる場所が望ましい。
モードゥナの「レヴナンツトール」だ。
冒険者ギルドの拠点でもある同地は現在、
より多くの冒険者を受け入れるために拡張が行われている。
そこに交渉してみようと思う。
それに、三都市の盟主たちが歩みだした
エオルゼア統一組織への道……。
私も、その思想に協力したいと思っていてね。
そのためにも、我々「暁」は、
国に依存しない場所で活動できた方がいい。
ゆっくり考えて、答えを出すといい。
「暁」は、その母体となった「十二跡調査会」のときから、
このウルダハにあった。
……いろいろ名残は惜しいだろうが、
祖父の理念をかなえるのに、場所は問わないはずだよ。
しばらくは、こちらの仕事に専念できるよ。
ミンフィリアも理解しているよ。
しかし、彼女は「ある人」を待っているのさ。
だから、ウルダハから移動することを躊躇している。
かつて「ウルダハの歌姫」と称された、
「フ・ラミン」という踊り子を知っているだろうか?
彼女の歌や踊りは、周りの者たちを魅了し、
多くの人々に愛された。
……サンクレッドも、彼女の熱心な支持者だったようだね。
そのフ・ラミンは、第七霊災以降、忽然と姿を消した。
そして、現在に至るまで、行方がわからないままだった。
……実は、彼女は、ミンフィリアの育ての親でもあるんだ。
以前、ミンフィリアからそのことを聞かされてね。
それから私も行方を探すために協力していたのだが、
ようやく情報を掴んだよ。
東ザナラーンにある「聖アダマ・ランダマ教会」の
「イリュド神父」から、有力な情報が入ったと連絡を受けた。
一足先に出向き、話を聞いてきてもらえないだろうか。
私も、あとから駆けつけよう。
探し人さえ見つかれば、ミンフィリアの悩みも解けるはず。
そうなれば、本部移転の話も受け入れることができるだろう。
「暁」の未来のためには、移転するべきなのだから。
移転準備の合間を縫ってイリュド神父を訪ねたはいいが、
まさかラノシアまで足を伸ばしていたとは。
あなたが、フ・ラミンさんですね?
私どもは、あなたを探していたのです。
フ・ラミンさん。
どうか、ミンフィリアと会っていただけないでしょうか。
彼女は、霊災で生き別れとなったあなたを探していました。
……しかし、なぜこのようなところに?
花を摘み終わったようでしたら、
一度ワインポートへ戻りましょう。
[player]、助かったぞ。
ご苦労だったな。
私たちは、先に「ワインポート」で待っているぞ。
無事にフ・ラミンさんを保護できて、
まずは一安心といったところか。
ところで、香水の話を覚えているか?
察するところ、フ・ラミンさんが作ろうとしている香水は、
彼女とミンフィリアの思い出の品ではないだろうか。
フ・ラミンさんと香水……
これらをミンフィリアに引きあわせれば、
彼女の心も決まるかもしれない。
だが、フ・ラミンさんに聞いたところ、
香水を作るには、あとひとつ危険を冒さねばならないらしい。
……そこで、君の出番というわけだ。
砂の家移転のためにも、
ここは一肌脱いではくれないか?
ミンフィリアや「暁」の活躍を知っていたよ。
きっと各地を転々としつつ、情報を集めていたのだろう。
遠く離れていても、子を想う……。
母とは、偉大なものだな。
ミンフィリアや「暁」の活躍を知っていたよ。
きっと各地を転々としつつ、情報を集めていたのだろう。
遠く離れていても、子を想う……。
母とは、偉大なものだな。
君の探し人を連れてきたよ。
帝国と戦うのは、父譲りの宿命ってわけか。
話をするなら、早いほうが良いだろう?
ミンフィリア、君にはその他の調整をお願いしたい。
ちょうど良い。
ミンフィリア、冒険者ギルドとの話し合いが付いたぞ。
彼らが進めているレヴナンツトールの拡張の一環に、
我々も参加するかたちでね。
モードゥナのレヴナンツトールに、
我々の新たな本部施設、「石の家」を建設する。
……ふむ、レヴナンツトール側の準備は完了したんだね。
こちらは少し遅れていてね。
……戻ってきたばかりですまないが、手伝いを頼みたい。
「砂の家」に残っている「梱包された荷物」を回収し、
管理しているタタルまで持っていってくれないか。
そうだな、あと4つほどあったはずだ。
これらの荷物が片付けば、いよいよ準備も大詰めだからね。
よろしく頼んだよ。
いろいろ忙しくなるだろう。
君にも期待しているよ。
今後、「暁」は表立った組織として交渉、活動していく。
政治のことは私に任せ、皆は、
これまでと同様に目的のために尽力してほしい。
ベスパーベイ沖に、ひどく損傷した商船が現れ、
そのうちの数名が、この小舟を使って上陸したようだ。
目撃者の話では、どうやら上陸した者たちは異邦の民……
それも、東方の辺境都市「ドマ」から来た難民らしい。
「ドマ」と言えば、ガレマール帝国支配下の属州だ。
帝国領内からの難民流出となれば、ただ事ではない。
我々も、状況を把握しておくべきだろう。
異邦の民は、一路、ウルダハ王宮を目指したという。
我々も、ウルダハの「ロイヤル・プロムナード」へ向かい、
「異邦の民の指導者」を捜してみよう。
揉めていたようだが、いったいどうされたのだ。
ここは王宮……下手に騒ぎだてると拘束されるぞ。
私は、アルフィノと言う。
ウルダハの民ではないが、この国の権力者に顔が利く身だ。
これも何かの縁、私で良ければ話を聞こう。
私は、彼女たちを連れ、一旦「クイックサンド」へ行く。
君もあとで来てくれるか。
あまりよい言い回しではないようだが……。
この国に難民の受け入れを求めているのか。
我々にとっても、ガレマール帝国は敵だ。
いつ、あなた方と同じような境遇に陥るとも限らない。
……私が王宮に取り次いでみよう。
結果までは保証できないが、話くらいはできるはずだよ。
こうみえても、お偉い方には顔が利くのでね。
あなたは、ずいぶんと変わった身なりをされている。
……それに、このエオルゼアでは見慣れぬ種族のようだね。
無礼だなど、とんでもない。
気にすることはないよ。
しばらくの間、この方々の面倒をみてやってくれ。
ナナモ陛下に取り次いできたよ。
ナナモ陛下は、相談役たる「砂蠍衆」も招集された。
この国の権力者たちに談判できるぞ。
……ただ、先程も言ったように結果にまでは責任を持てない。
何かしら、力になってはやりたいのだがね……。
ラウバーン局長がお待ちだ。
難民になんらかの価値を見出すかどうか、
それ次第だろうな……。
ウルダハ金融界を牛耳っている男さ。
百億ギルの男と言われるほどの富豪だ。
……砂蠍衆における、事実上の最高権力者だよ。
ウルダハの歪みが、もろに出た形となってしまったな。
ウルダハの歪みが、もろに出た形となってしまったな。
ああも拒絶されるとはね……。
ウルダハは、エオルゼアいちの経済大国だ。
……ここに断られるようでは、
ほかの都市で嘆願したところで、結果は同じだろう。
それに、ラウバーン局長のいうとおり、
今のウルダハは、王党派と共和派の均衡が大きく崩れている。
……我々は、そこに足を踏み入れるべきではない。
あまり、悠長にしている余裕はない……か。
例の件だが……。
では、後ほど。
ユウギリ殿、なんとかなりそうだよ。
冒険者ギルドとの折り合いがついてね。
同地の拠点拡張には、まだ多くの人手が必要だ。
ミンフィリアに当たってもらっていたのだが、
交渉が上手くいったようだよ。
……ただし、条件がある。
「レヴナンツトール開拓団」となり、彼らに協力すること。
それでよければ、君たちの一団を受け入れるとのことだが……。
……いかがだろうか?
疲れ果てたドマの方々の移動には、準備が必要だろう。
ウルダハの冒険者ギルドにも、協力を仰いだほうが良いな。
私は、この足で「クイックサンド」へ向かう。
[player]、君もあとで来てくれ。
移動の際には、人手を回してくれる手筈になっている。
モモディ女史も、はりきっておいでだよ。
……ドマ難民の多くは、未だ船上だ。
レヴナンツトールへの旅に備えてもらうためにも、
ひとまずウルダハに案内し、休息を取ってもらおうと思う。
その旨を伝えたところ、モモディ女史が、
ウルダハ滞在中の面倒を見てくれると言ってくれてね。
まったく心強い存在だよ。
ドマの方々の輸送は、このまま私が指揮を執ろう。
西ザナラーンの「スコーピオン交易所」とのことだ。
彼と移送作業を進めてくれ、私は受け入れ準備を進めよう。
こちらは、難民の移送方法について、
ユウギリ殿と話し合いを続けているところだよ。
こちらも、モモディ女史の助力のおかげで、
一時滞在の受け入れ準備が整ったところさ。
ドマの方々には、難民船からの上陸をお願いしてある。
君に、その出迎えを任せてもいいだろうか。
何せ、レヴナンツトールでの受け入れも急な話だ。
先方の準備が整っていない。
現地の準備が整うまでの間、ドマの方々には、
宿屋「砂時計亭」で、いったん身体を休めてもらおうと思う。
モードゥナまでの移送には陸路を使う。
ザナラーンの荒野を抜け、黒衣森を通って、
クルザス方面から回り込む……長く厳しい旅路となるからね。
長旅に備え、早急に、ウルダハへ案内するのがいいだろう。
君は、ベスパーベイに向かい、
「ホウザン」というドマの民を手助けしてほしい。
しかし、まだベスパーベイやウルダハで待つ人も多い。
彼らの受け入れを円滑に導くのが、目下の使命さ。
それに、ドマを脱出した船は、
ユウギリたちの一隻ではないという。
今後も、別の難民船が到着する可能性もあるだろうね。
無事で何より……ご苦労だった。
「砂時計亭」の準備は万端さ。
ドマの方々には、さっそく宿で休んでもらおう。
……悪いが、君には、レヴナンツトールに行ってもらいたい。
ひとまずウルダハで休息してもらい、体力が回復した者から、
順次、レヴナンツトールへ移送を開始するつもりだ。
移送時には、冒険者ギルドから、
腕利きの冒険者たちが護衛に当たることになっている。
心配はいらないよ。
だが、本格的な移送の開始に先駆け、
君には、先に「レヴナンツトール」に向かってもらいたい。
ユウギリ殿たち代表者の案内役としてね。
冒険者ギルド本部には、話をとおしてある。
現地に到着したら、まずは「スラフボーン」を訪ね、
ユウギリ殿を紹介してあげてくれたまえ。
……フフ、まったくタタルは大げさだな。
先ほど、ちょっとした暴動があってね。
それに巻き込まれたのさ。
……このところ、ウルダハでは不穏な空気が流れている。
元々ウルダハは、交易都市だけあって、
豪商が幅を利かせる、貧富の差が激しい国だ。
エオルゼアいち豊かな都市と言われる裏で、
金が飛び交う権力争いが絶えない。
……そう、金さえあれば政治すら動かせる国なのさ。
そこに、アラミゴからの「戦災難民」や、
第七霊災以降は「霊災難民」が押し寄せてきた。
権力者……特に豪商たち「砂蠍衆」にしてみれば、
金を持たない厄介者を抱え込んだ状態だったろう。
そして、王党派のラウバーン局長が率いる不滅隊は、
治安維持と戦力強化を謳い、難民救済策を打ち出した。
昨今、ウルダハが難民に支払っている援助金は、
国の財政を圧迫するほどに上がり続けている。
そういった経緯もあって、ウルダハの民は難民に対し、
常に厳しい姿勢をとってきた。
難民からしてみれば、頼らざるをえないものの、
迫害を受け続けてきたに等しい状況だったのさ。
そこにきて、先のドマ難民の受け入れ拒否だ。
共和派のロロリトを筆頭とする富裕層に、
弱者救済の意思がないことが明確となる結果となった。
難民たちのウルダハに対する不信感は頂点に達し、
各地で起きていた難民の抗議活動は、暴動に発展している。
……今やウルダハは火薬庫同然さ。
……それに、各国のグランドカンパニーも、
きな臭い動きを見せている……。
どうにも、ひと波乱起きそうな気配がするのだ……。
難民暴動の状況と原因……私もこの件の核心が知りたい……
是非、同行させてくれ。
暴動の鎮圧にあたったのは不滅隊だ。
作戦本部で指揮をとっている「ラウバーン」局長から、
事情を聞いてみよう。
だが、暴動の状況について、正確な情報を知りたいのさ。
恩に着るよ。
……それで、先の暴動はどうなった。
巻きこまれた身として、顛末を聞く権利はあるだろう?
それを考えれば道理だろうが……
いささか、火の回りが早すぎるように思える。
ドマ難民の受け入れを拒否したことが、
彼らの不安を煽ったことは想像できる。
……だが、本当にそれだけか?
ウルダハに集う難民は、
国にあらがえば支援を断たれると理解しているからこそ、
今日まで苦境に耐えてきたはずだ。
それが、何の勝算も準備もなしに、
各地で立て続けに蜂起するものだろうか?
この暴動が、エオルゼアを大火に包まんとする陰謀の、
一端に過ぎないのではないかとね。
無理もない……この暴動は、為政者にとっても転機だろうからね。
自国の民から糾弾されるのは、
ドマ難民の受け入れを拒否したロロリトたちではなく、
救済策をとりながら暴動を防げなかった、局長たち王党派だ。
ラウバーン局長にとっても、ナナモ殿下にとっても、
厳しい状況となるだろう……。
君は、冒険者という立場を生かして、
難民から事情を聞いてくれないか?
彼らの声を聞くには、火の手が上がっていない場所がいい。
不滅隊の「スウィフト大闘佐」に、
まだ暴動が起きていない難民居住地がないか尋ねてくれ。
私も、心当たりを当たってみるとしよう。
……よろしく頼んだよ。
今度こそ、ラウバーン局長から、
核心が語られると良いのだが……。
ここ最近になって、さらに活発化しているように思える。
……ラウバーン局長、何か掴んでいるのではないか?
彼は、ドマ難民の問題の際には、
受け入れに賛成するそぶりを見せていたはず……。
……なぜ、そのようなことを。
そこまでカルテノーの遺跡にこだわる?
下手をすれば、王家への反逆の罪ともなりえるぞ。
あのアルテマウェポンのような……。
これは、ウルダハだけの問題ではないのだから。
そして、古代アラグの対蛮神兵器オメガ……。
難民暴動の背景は、大方掴めたな。
私はもう少しウルダハを見てまわるが、君はどうする?
できることなら、オメガの情報を集めるためにも、
「アウトロー戦区」に参戦してほしいのだが……。
<「激戦のアウトロー戦区(所属グランドカンパニー)」未コンプリート>
無論、今すぐにとは言わない。
君に戦う気があれば、各国グランドカンパニーの窓口で、
案内を受けてくれ。
<「激戦のアウトロー戦区(所属グランドカンパニー)」コンプリート>
無論、今すぐにとは言わない。
君はすでに所属部隊からの参戦依頼を受けているようだし、
折をみて、従軍してくれればいいさ。
両親が暴動に加わったのか……。
……だが、私はこれから街を見てまわるつもりでね。
よければ、ご両親の捜索に協力させてくれないか?
話が終わったら合流……いや、一緒に行こう。
「暁」が蛮神を討伐し、争いを断とうとする一方で、
こうして人同士の戦いが起きる……。
今の「暁」には、そのすべてを解決するだけの力がない。
本来の活動範囲である、蛮族、蛮神とアシエンの問題で手一杯。
それで良いはずなのに、名が大きくなり過ぎている。
ミンフィリアの方針が間違っているわけではないさ。
彼女は悩みこそすれど、目的のために取捨選択ができる。
……君を案じながらも、戦場に送り出すようにね。
打算によらない彼女の正義を、私は信頼している。
だからこそ「暁」に、もっと多くの力を集めたいのだ……。
イクサル族は落ち着いた状態だったはず……。
……まさか、シルフ族が奉ずる雷神「ラムウ」が!?
とにかく、難民暴動の後処理は、私が見届けよう。
後ほど報告にいくと、ミンフィリアに伝えておいてくれ。
君は、蛮神対策を。
……頼むぞ、[player]。
この分なら、私がしばらく席を空けても、
なんら問題はなさそうだな。
暴動自体は、おおむね沈静化したよ。
その件について、君に報告をしにきたんだ。
それとあわせて……
例の「先行統一組織」の話をさせてもらいたい。
難民の少女の両親は、無事に見つかったよ。
君にも「ありがとう」と伝えてほしいと言付かっている。
根本的な解決にはいたっていないが、
あの様子では、当面の間、武装蜂起は起きないだろう。
そちらも、無事に蛮神「ラムウ」の件を収めたようだね。
詳細はミンフィリアから聞いておこう。
おつかれさま、[player]。
君の戦いに立ち会うのは久々だったが……
相変わらず、見事だな。
今の観客たちの笑顔……
それこそが、君が戦ってきた結果だろう。
エオルゼアの守護者、か……。
なるほど、君にふさわしい称号だ。
「カルテノー戦没者追悼式典」でのことだ。
あの頃、私はエオルゼアを見定めようとしていた。
祖父ルイゾワが、命をかけてまでこの地を守った理由……
それを探していたんだ。
……正直に言うと、最初は価値を見出せなかったよ。
問題は山積みなのに、解決の算段がまるでついていない。
愚かで、未熟な人々だと思った。
あの惨状を見れば、帝国の将「ガイウス」が掲げた思想に、
心惹かれる者が出てもおかしくはなかっただろう……。
結果的には、武力行使の強行策で、問題外だったわけだが。
そう言い聞かせなければ、私はどこかで、
この地に見切りをつけていたかもしれない。
それを改めてくれたのは、君だ。
君や仲間たちとの活動が、本当の答えを教えてくれたのさ。
エオルゼアの人々は、さまざまな問題に挫けながらも、
明日を信じ……何度でも、諦めずに立ち上がる。
そうして踏み出される尊い一歩を、
祖父は愛し、ともにしたいと願ったのではないだろうか。
……それは今や、私の願いでもある。
私もまた、エオルゼアの守護者となろう。
この地に生きる、人のために……。
今の「暁の血盟」の規模では、あまりに小さすぎる。
本来の目的である蛮神問題、そしてアシエンに注力するためにも、
国という境界にとらわれず行動できる、
さらなる組織が必要となるだろう。
その組織を設立するため、君も力を貸してくれないか?
……詳しくは「石の家」で話そう。
これから世界は大きく動く……
私たちは、その先駆けとなる一歩を踏み出すんだ。
さあ、新組織の話をはじめよう。
グランドカンパニー「エオルゼア」……
その、先行組織の話だ。
まずは君に、グランドカンパニー「エオルゼア」について、
伝えておかなければならないな。
以前にも話したことがあったと思うが……
第七星暦に入ってから、三国の盟主たちは、
「エオルゼア統一組織」を設立しようと協議を続けている。
それが、グランドカンパニー「エオルゼア」さ。
一国では解決できない蛮神や帝国の問題に、
エオルゼア全体の力をもって挑む……そのための組織だよ。
しかし、その大義名分を前にしても、
三国間の協議は難航していてね……。
このままでは、統一の志そのものが挫けかねない。
そう感じた私は、「エオルゼア」設立の足がかりとして、
「先行統一組織」を作らないかと提案を続けていたんだ。
いわば、グランドカンパニー「エオルゼア」の縮小版さ。
小規模ながら、国という境界を越えて活動する新組織……
人々にとって、いい刺激となると思わないかい?
私はその先行統一組織を、
「暁の血盟」主導のもと、設立したいんだ。
今や「暁」は、名実ともに、エオルゼア救済の担い手だ。
……しかし、君も先の難民暴動を見ただろう。
「暁」が対応できる問題には、限りがある。
そこで、先行統一組織を「暁」の下につけることで、
君や賢人たちへの負担を増やすことなく、
より多くの問題の解決にあたりたいと考えているんだ。
グランドカンパニー「エオルゼア」が成そうとすることも、
「暁」の救済活動も、目指す未来は同じはず……。
ミンフィリアや、三国の盟主たちも、
この提案に理解を示してくれている。
あとは、盟主たちの最終承認を得るばかりだ。
そのために、これから三国をまわろうと思っていてね。
……君も同行して、先行統一組織に加わる人材を、
集めてはもらえないだろうか?
……ありがとう、いつも苦労をかけてすまないな。
だが、設立に向けて、君の協力があるのは心強いよ。
では、まずはリムサ・ロミンサへ。
「ブルワークホール」のあたりで落ち合おう。
私はこれより、メルウィブ提督を訪ね、
先行統一組織についての最終承認を得てくる。
その間、君にはこのリムサ・ロミンサで、
先行統一組織に加わる人材を集めてほしいんだ。
すでに募集はかけているが、
まだ組織のことを知らない人も多いようだからね……。
そこを、君の見立てで勧誘してほしい。
志をともにできれば、別の組織に加入していても構わないよ。
手当たり次第というのもなんだから、
「上甲板層」で勧誘をしてみてくれないか?
用件が終わったら、ランディングで合流しよう。
……では、よろしく頼むぞ。
このリムサ・ロミンサは、荒くれ者が集う都市……
面白い人材が見つかったのではないかな?
ほう、あの「海雄旅団」の出身者を勧誘するとはね。
……なるほど、君だから誘えた相手というわけか。
こちらも、メルウィブ提督から最終承認を得ることができた。
次は、グリダニアのカヌ・エ様だ。
「豊穣神祭壇」のあたりで落ち合おう。
君は、リムサ・ロミンサのときと同じように、
先行統一組織への勧誘を頼む。
今回は、ここ「旧市街」で、同志を募ってみるとしよう。
用件が終わり次第、ランディングで合流だ。
……その様子だと、君の方も収穫があったようだね。
元鬼哭隊の隊士に、経験を積んだ冒険者か……。
ふむ、どちらも武の心得はありそうだ。
悪くないな……。
よし、この勢いで、ウルダハへ行こう。
そこで最終承認と人材を得られれば、旅の目的は達成だ。
「ロイヤル・プロムナード」で落ち合おう。
ナナモ陛下の最終承認、なんとしてでも得るとしよう。
君も、例によって勧誘をすすめてくれ。
場所は、この「ザル回廊」がいいだろう。
階下を中心に、ともに未来を担う同志を集めてほしい。
今回の合流場所は、ここロイヤル・プロムナードだ。
……では、お互いに健闘を。
ひととおり、声をかけ終えたかい?
ふむ……賛同の意を示したのは、アラミゴ人の若者だけか。
十分な人数とは言いがたいが、出だしとしてはまずまずだ。
今は、霊災が開けたばかりの困難な時代……。
「エオルゼアの救済」という理想を語ったところで、
雲を掴むような話だと感じる者が多いだろう。
……だが、立ち上がった者が、確かにいる。
君が戦い、得てきた勝利が、
人々に希望という力をもたらしたんだ。
ありがとう、[player]。
先行統一組織の設立者として、
君のつないだ縁を、大事に預からせてもらう。
こちらも、ナナモ陛下から、最終承認を得ることができた。
これで、三国すべての承認を得たことになる……。
第一歩を踏み出すだけの人材も集まってきたし、
財政面での準備もぬかりない。
いよいよ、組織の発足に踏み出せそうだ。
……ああ、砂蠍衆からの資金提供について案じているのか?
それなら問題はないよ。
よく調査した上で、信頼できる口から提供を受けている。
さすがに、この規模ともなると、
ルヴェユール家の資産だけでは干上がるからな……。
先行統一組織は、まだまだこれからだ。
当面は、よからぬ噂をされたり、不安にも思われるだろう。
しかし、地道に活躍し、実績を示し続けていけば、
必ず、人々からの信頼を得られるはずだ。
……そのためにも、ぐずぐずしている暇はないぞ。
さあ、石の家に戻って、設立へ踏み出そう!
一度に三国をまわるのは、さすがにこたえるな……。
だが、あとは設立の宣言を残すのみだ。
私はさっそく、その準備にとりかかろうと思う。
協力に感謝する。
「暁」側も忙しくなるだろう。
君は、ミンフィリアに協力してやってくれ。
予言詩に記された霊災から、エオルゼアを守ろうとした。
「救世詩盟」は、知の集積によって、
よりよい未来を導こうという組織だったらしい。
方法こそ違えど、統一組織にも通じるものがあるだろう?
これで、設立宣言の舞台は整った……。
ここまで、ともに尽力してくれて、ありがとう。
……おかげで、エオルゼアは新たな一歩を踏み出すんだ。
実はもう、組織の名前も考えてあってね。
みんなにも、気に入ってもらえるといいのだが。
……では、石の家に、志願者たちを集めよう。
これより、先行統一組織の設立宣言を執り行なう!
ここに集まったのは、私の思いに賛同してくれた精鋭たちだ!
我々「暁の血盟」と意思をひとつにし、
これからのエオルゼアを護っていくために、
先鋒となることを選んだ勇者たちだ!
「暁」のもとで国家間の垣根を超えた活動を行う、
グランドカンパニー「エオルゼア」先行組織、
「クリスタルブレイブ」の設立を、今ここに宣言する!
エオルゼアを取り巻く危機は、何ひとつ去ってはいない!
だからこそ我々は、先駆けとなって立ち上がる!
我々は、「暁の血盟」とともに、
「エオルゼアの守護者」となるのだ!
すべては、エオルゼアのために!
それ自体に何の意味もないさ。
我々の目的は同じだ。
神々に愛されし地、このエオルゼアの救済。
……ともに、尽力していこう!
マザークリスタルに導かれた勇士たち、といった意味さ。
制服の青は、穢れなきクリスタルの色。
そこに掲げる「クリスタルの剣」の印は、
苦難と戦う者の証だ。
いつか、この組織そのものが、人々を導く光となるように……
私もまた、戦い続けよう。
何、私の手伝いを?
それは助かるよ。
設立間もない「クリスタルブレイブ」に、
早くも方々から依頼が舞い込んでいるからね。
期待されていると思えば張り合いもあるが、
人材不足だけは、どうにもならない。
そうだな……君が「クリスタルブレイブ」の
一員ではないことについては重々承知しているが、
その腕を見込んで、頼みたい仕事がひとつある。
実は、ガレマール帝国で発生していた内乱が、
収束したという情報が入ってね……。
これに関連した重大な事件を追ってもらいたい。
私自身が担当したいほどなのだが、
別の大きな案件も抱えている身でね……。
君が協力してくれるなら安心できる。
本件の調査は、「クリスタルブレイブ」の実働部隊を率いる、
「イルベルド」隊長に一任している。
彼から事の詳細を聞き、捜査に協力してもらいたい。
いよいよ実働部隊の任務も開始されたよ。
クリスタルブレイブの本格始動さ。
逮捕された密偵から得た「帝国軍との密会場所」について、
裏付け調査に向かった部隊が、帝国軍の急襲を受けたようだ。
設立間もない「クリスタルブレイブ」の隊員が、
帝国軍に捕縛されたとなれば、その影響は計り知れない。
至急、部隊を編成して救助に……
モードゥナの「タングル湿林」で待機している、
第四分隊の「アリアヌ」と合流し、捕虜救出にあたってくれ。
第四分隊の「アリアヌ」と合流し、捕虜救出にあたってくれ。
……頼んだぞ。
君の腕は信じていたが、帝国軍の拠点への潜入となると、
待っている側も、いささか緊張するな。
よくぞ、隊員を助け出してくれた。
ありがとう。
救出された隊員は、運び込まれた時こそ気を失っていたが、
ホウザン氏ら、ドマの民も治療を手伝ってくれてね。
今では、意識を取り戻している。
やはり帝国軍がらみとなると、一筋縄ではいかないな……。
アリアヌたち、第四分隊のフォローも頼む。
救出作戦を終えたばかりですまないが、
もうしばらく、私に付き合ってもらいたい。
クルザスの地まで、同行してほしいのだ。
宗教都市「イシュガルド」の特使と会談予定なのだが、
先方に、君の同席を求められていてね。
こればかりは、代役を立てるわけにもいくまい。
準備ができたら、声をかけてくれ。
クルザスで行われる予定の会談への出席だ。
会談の相手は、宗教都市「イシュガルド」からの特使……。
「アイメリク」卿という。
イシュガルド教皇庁直属の「神殿騎士団」において、
総長を務める人物だ。
かなりの大物といっていい。
先方には、会談の場に、君の同席を求められている。
付き合ってもらえるとありがたい。
会談に向かう前に、まずは「暁」の盟主である、
「ミンフィリア」に許可を取っておこう。
君自身がどう思っているかは別として、
君は、「エオルゼアを救った英雄」という立場。
政治的な場への出席には、それなりに気を使った方がいいからね。
君の会談出席について許可を取ろう。
いかに私がクリスタルブレイブの総帥だからといって、
上部組織である「暁」の意向を無視することはできないさ。
先方たっての希望なのでね。
この先、また協力を願うこともあるだろうからね。
イシュガルドは、エオルゼアの都市国家群のひとつ。
アルデナード小大陸を東西に貫くアバラシア山脈の中央に位置し、
山岳地帯クルザスを領する、宗教国家だ。
国教である「イシュガルド正教」の指導者「教皇」が、
君主を兼務している。
ガレマール帝国が、アラミゴを陥落させた直後のことだ……。
彼らは、リムサ・ロミンサ、グリダニア、ウルダハとともに、
「エオルゼア都市軍事同盟」の結成に参加した。
しかし、「銀泪湖上空戦」によって帝国軍の飛空戦艦隊が撤退し、
目前に迫っていた脅威が過ぎ去ると、
すぐさま「同盟」から離脱している。
グリダニアによる必死の説得にも応じることなく、
ついには「カルテノーの戦い」にも参加しなかった。
これまで何度か、各国もイシュガルドと接触を図っていたのだが、
いずれも、限定的な協力しか引き出せてはいない。
第七霊災以降、私はイシュガルドに対し、
同盟軍に再度加盟するよう、説得を続けていたのだ。
エオルゼア全体の強固な絆を作るため。
そして、いつの日か帝国からアラミゴを奪還し、
真のエオルゼアを取り戻すために。
……結果としては、一向に進展がなかったのだがね。
ただの使者ではない、国を代表する「特使」が訪れる。
これが、今回の会談だよ。
……むろん、気になることはある。
これまで頑なだった彼らが、なぜ急に対話を受け入れたのか……
きな臭さを感じなくもない。
だが、先にもたらされた、
ガレマール帝国の内乱が終結したという情報が正しければ、
帝国の脅威が、再び大きくなることは避けられない。
この状況で会談に挑めるのは、こちらとしても望むところだ。
確か、オルシュファン卿だったか……あそこの隊長殿は、
以前のエンタープライズ探しの際にも、我々に好意的だった。
聞けば君は、あの後も彼と個人的に親交を深めているそうだね。
その調子で、話がうまく進むと良いのだが……。
私はどうも寒さが苦手でね。
いつぞやの「エンタープライズ」捜索の折には世話になった。
さて、お言葉に甘えて少し暖ま……
そういうことなら、暖を取っている暇などないか。
[player]、さっそく向かうとしよう。
これは歴史的な場になるかもしれないな。
イシュガルドとの会談は、私が長年夢見たもの。
この会談が、双方にとって、
実りあるものとなるよう期待しています。
エオルゼアをひとつにしなければならないのです。
脅威は、帝国だけではない。
蛮族や蛮神の存在もありましょう。
そのためにも、
「エオルゼア都市軍事同盟」に再加盟していただき、
真のエオルゼアへの道を……。
幻龍「ミドガルズオルム」の死骸の監視を条件に、
「レヴナンツトール開拓団」への支援は続けてくださると?
異変があった際には伝えましょう。
同盟再加盟の決断を、この場で聞けなかったのは残念ですが、
アイメリク卿の立場も理解できます。
長らく門を閉ざしていた貴国と、この会談の場を持てたこと……。
今日のところは、真のエオルゼアへの第一歩として、
受け入れるとしましょう。
せっかくの会談が、このような形で中断されようとは。
しかし、イシュガルドの輸送隊が襲撃され、
「レヴナンツトール開拓団」への支援物資が奪われたとなれば、
我々にも無関係とはいえない。
ひとまず、状況の確認に向かった「オルシュファン」殿から、
事の詳細を聞いてみようじゃないか。
「オルシュファン」殿から詳細を聞こう。
今は背景を洗うよりも、襲撃犯を追う方が先決でしょう。
幸い、まだ犯行からさほど時間は経過していない。
今から追えば、襲撃犯たちの足取りも追えるはず……。
先行して犯行現場に向かってくれないだろうか。
情報を集めたうえで、今後の対応を検討しよう。
君は先行して犯行現場に向かってくれ。
情報を集めたうえで、今後の対応を検討しよう。
何か情報を得ることはできたかい?
確か、シヴァというのは……。
神ならざる蛮神として召喚しようというのか?
オルシュファン殿、
もしや、今回の輸送隊が運んでいた物資は……。
異端者を束ねる「氷の巫女」の目的は、
聖女……いや、蛮神「シヴァ」を呼び降ろすことにある!
蛮神問題の解決は、「暁の血盟」にとって重要な使命。
そのためにこそ、我々はあるのだから。
直ちに、盟主であるミンフィリアに連絡し、
蛮神召喚の阻止のため、対策を講じることにしよう。
君にも、引き続き働いてもらうことになりそうだ。
事態が思わぬ方向に展開してきている……。
ともかく、ミンフィリアには私から連絡を入れておこう。
現在、動くことができる「クリスタルブレイブ」の部隊にも、
緊急招集をかけるつもりだ。
それに先立ち、君には私とともに、
「ホワイトブリム前哨地」に向かってもらいたい。
先の輸送隊襲撃以降、
彼の地でも物資を奪った異端者たちを追い、
大規模な捜査を行っているそうだ。
当地で指揮を執る「ドリユモン」卿に面会し、
最新の捜査状況を確認しよう。
先ほど、合流することができたよ。
イルベルド隊長が、万一に備え待機させていたらしい。
ここで「氷の巫女」を逃し、クリスタルを持ち去られたくはない。
一挙に片を付けるべきでしょう。
クリスタルブレイブは神殿騎士団とともに、
捜索部隊を編成し、襲撃犯たちを追う。
君は、「ドリユモン」卿と協力し、
別ルートで異端者について追ってほしい。
まだ見逃している情報があるかもしれないからね。
別ルートで異端者を追ってほしい。
まだ見逃している情報があるかもしれないからね。
神殿騎士団と共同で異端者を追っている。
朗報を待とう。
それなら、早く知らせて差し上げるがいい。
秘密坑道への侵入口を探している。
イシュガルドの神殿騎士団と、
クリスタルブレイブの協働による、大規模な作戦だ。
先ほど、イダとパパリモも応援に駆けつけてくれた。
だが、異端者たちの地形を活かした妨害工作に遭い、
作戦は思うように進んでいない……。
この辺りは抑えたつもりだったのだが、
思った以上に奴らは「道」を知っているな。
やはり、地の利では勝てないか……。
後ろから退路を断たれ、挟撃されかねないか。
我々は、このままアイメリク卿に合流し、
周辺に潜伏する異端者の掃討にあたる。
君は、少人数の部隊を率いて坑道内に潜入……
「氷の巫女」の足取りを追ってほしい。
坑道内は敵地……何が起こるかはわからない。
危険と判断した場合は無理をするな。
くれぐれも、気をつけてくれ。
君のことだ、大丈夫だとは思うが、
奇襲には注意してくれ。
それで、「スノークローク大氷壁」の内部の様子は?
なんと、「氷の巫女」その人と会ったというのか!
「イゼル」と名乗るその者は、
エーテライトを通じて、消え去ったと……。
なるほど、クリスタルの奪還こそ成らなかったが、
異端者たちが使っていたエーテライトを、
発見できたことは大きな収穫だ。
先発隊である君が道を切り拓いたことで、
神殿騎士団によって、本格的な調査が行われるだろう。
氷で閉ざされた「クルザス西部高地」方面への道が開かれれば、
異端者のアジトについての捜索も、進展するに違いない。
それに……我々、クリスタルブレイブとしては、
何よりも、イシュガルドとの共同作戦を展開できた意味が大きい。
彼らとの協力体制を確立する、足掛かりとなるからね。
そのためにも、異端者による蛮神「シヴァ」の召喚は、
何としても防がなければ……。
ミンフィリアにも、こちらに向かってもらっている。
事は一刻を争う状況だからね、
いちいち「石の家」に戻ってはいられないさ。
彼女や賢者たちを加え、「シヴァ」対策を練ろうではないか。
蛮神問題こそ、「暁の血盟」で対処すべき事案なのだからね。
「氷の巫女」を名乗るイゼルという女……。
何か手がかりになるような事は言っていなかったか?
イシュガルド建国以来、「千年戦争」と言われるほど、
長い時を戦い続けてきたといわれている。
貴殿らと仇敵ドラゴン族との戦い……。
この理由を聞いたところで、正教の司祭たちが、
聖堂で語るような話しか答えていただけないのでしょうね。
ドラゴン族との戦いは「聖戦」であり、
宗教行為と聞いたことがある……。
これを止めようというのなら、
それこそ「神」の力でも使わぬかぎりは無理か。
戦いを止めるために祈りを捧げる「氷の巫女」たち異端者が、
「聖女シヴァ」を召喚するのは不可能と言い切れないか。
それに、相次ぐ物資の襲撃によって、
異端者にクリスタルが奪われているという事実もある……。
調査隊に同行したパパリモたちが、
最深部にあったエーテライトの一次調査を終えたらしい。
残留していたエーテルの流れを測定した結果、
イゼルは、西方に向かって転移したことが明らかになった。
しかし、追手を防ぐための妨害か、
転送先のエーテライトが機能を停止しているようだ。
……「氷の巫女」を追う方法を探さなければ。
坑道内も、引き続き調査が行われている。
何らかの移動手段が見つかるのを待つしかないな……。
「暁」の皆が、エーテライトの問題を解決するまでの間、
少々、手伝ってほしいことがある。
我々を後方から突こうとしていた異端者の別働隊に、
生き残りがいたようなのだ。
クリスタルブレイブの第三分隊が追っているのだが、
地の利を活かされて、苦戦しているようだ。
この追跡に力を貸してほしい。
もちろん、第三分隊だけでも叩けはするだろう。
だが、ここはイゼルの逃亡先に関する情報を得るためにも、
なるべく異端者を捕縛しておきたい。
何より、まだ若い組織であるクリスタルブレイブの隊員に、
実戦を通じて「英雄の戦い方」を学んでほしいのだよ。
詳しいことは、クリスタルブレイブの第三分隊長、
「ユユハセ」から聞いてくれ。
私は一度、アドネール占星台まで戻るつもりだ。
どうやら、「帝国軍の密偵」の件で進展があったようでね。
イルベルド隊長と合流し、対策を指揮する。
この場の確保については、
アイメリク卿と神殿騎士団に任せるとしよう。
では、よろしく頼むよ。
こんなにも早く合流することになるとはね。
どうやら、お互い追っていた者が繋がっていたようだ。
私がイルベルド隊長に呼び出された理由は、
異端者が密会しようとしていた、あの商人にある。
彼には、「不滅隊」内に潜む帝国の密偵と、
裏で通じていた疑いがかけられているのだ。
……密偵と異端者、奇妙な組合せではあるがね。
彼女……ユウギリ殿もまた、同じ「ホシ」を追っていたようだ。
つい今し方、合流したところでね。
ユウギリ殿は何でもお見通しのようだ……。
私たちは「アドネール占星台」の広場に行こう。
イルベルド隊長から、報告を聞かなくてはいけないからね。
一方では「氷の巫女」配下の異端者と繋がっていたとは……。
いったい、どういった関連があるのか。
捕らえた異端者と商人から、
何か新たな事実がわかれば良いのだが……。
状況報告を頼む。
問題なのは、密偵たちの首謀者……姿無き「写本師」のほうか。
不滅隊結成当初から参加しているような、
古参の幹部が「写本師」だというのか。
しかも、グランドカンパニー自体、
帝国の脅威に対して、急遽用意されたもの。
当時の混乱の中で、初期人員として密偵を送り込む隙は、
多分にあったということか。
不滅隊は、対立するふたつの陣営のもとに成り立っている。
当時のエオルゼアの情勢や世論により、
表向きは、不滅隊の結成に賛成の立場をとった共和派。
しかし、国を守るべく「出資」を行って結成した不滅隊が、
いずれ王党派の筆頭であるラウバーン局長の私兵として
使われる可能性は拭えない。
そして、ここ最近の砂蠍衆の動き……。
では、第一分隊とともに調査を続けてくれ。
加えて、第二分隊には、引き続き難民暴動の後始末を。
第三、第四分隊には、クリスタル流通を洗うよう、
指示してほしい。
氷の巫女が蛮神「シヴァ」を召喚するのに、
蛮族同様クリスタルを用いるのだとしたら、
どこかに接点があるかもしれない。
これ以上の面倒は起こしたくないのでね。
ここのところの密偵の動きも、
おそらく、これに関連したものだろう。
この情報を共有するため、三国の首領が集うことになった。
私も、クリスタルブレイブの総帥として、
参加することになっている。
エオルゼアの今後に関する重要なことだ。
「エオルゼアの守護者」である君にも同席してほしい。
……大丈夫、ミンフィリアの承諾も得ているよ。
その道が断たれた以上、あせっても仕方が無い。
ミンフィリアと賢人の皆が、
破壊されたエーテライトの問題を解決してくれるのを待とう。
その間、君には私とともに「グリダニア」に来てもらいたい。
先にも述べたとおり、三国の首領が集い、
帝国の動向に関する情報共有を行うのだ。
グリダニア旧市街の「豊穣神祭壇」で合流しよう。
それでは、また後でな……。
だが休んでいる暇などないぞ……。
そちらの道士に声をかければ、
首領が集っている「不語仙の座卓」に案内してくれるそうだ。
さっそく向かうとしよう。
我々に残された時間は、そう多くはないだろう。
何としてもイシュガルドの門を開け、
エオルゼアをひとつにしなければならない。
そして、それができるのは、
主義や思想に捕われず、自由に行動できる私たちだけだ。
……そのために、クリスタルブレイブを設立したのだから。
ここから先、帝国に隙を見せるわけにはいかないな。
早急に密偵の件を解決しなくては。
帝国という脅威を前にしてなお、エオルゼア諸国は、
未だにひとつになりきれていない。
理由は簡単……根底にある相互不信さ。
三都市の首領たちが、個人的に結束していたとしても、
国全体となると話は別ということだ。
例えば、メルウィブ提督が海賊行為を禁じたとはいえ、
他都市の民には、リムサ・ロミンサを無法国家とみる者も多い。
グリダニアを閉鎖的な都市だと罵る者もいれば、
ウルダハの拝金主義を嫌う者もいるだろう……。
特にテレジ・アデレジのように、
独走する者の存在を考えればなおさらだ。
首領個人はともかく、国全体を信用するのは難しい。
そういった意味でも「アウトロー戦区」は、
必要悪として受け入れるべきなのかもしれないな。
綺麗事だけでは、国という大器はまとまらない……。
力尽くでも「オメガ」という力を手にしたいと望む各国の強硬派。
それらに対し、現に戦っているのだと示すためにもね。
……全面戦争に発展しないように、対立を制御するということさ。
……だが、不滅隊に潜む密偵の存在だけは、許容できない。
共通の敵に利する者が身内に残り続ければ、
同盟崩壊の危機にも繋がる。
しかし、その脅威も今日までかもしれないぞ。
イルベルド隊長が「写本師」の正体を絞り込んだようでね。
……しかも、その容疑者がここグリダニアに来ているという。
直ちに、エーテライト・プラザで待機している
「イルベルド」隊長と合流して、
密偵の捜査に協力してやってくれないだろうか?
蛮神「シヴァ」の件については、
動きがあり次第、必ず君に伝えよう。
今は「写本師」の確保を優先してくれ……頼んだよ。
イルベルド隊長も、君の手並みにずいぶんと感心していてね、
感謝の意を伝えてほしいと言付かっている。
すでにロアユのウルダハへの護送は完了し、
今頃は取り調べの真っ最中といったところかな。
何か動きがあれば、こちらにも連絡がくるだろう。
さて、後顧の憂いも断てたことだし、
蛮神「シヴァ」対策といこうじゃないか。
心強い仲間、ムーンブリダ女史も加わったことだしね。
すでにシャーレアンの賢人たちは、
スノークローク大氷壁の坑道内に入って準備を進めている。
……我々も行こう。
これより、冒険者による選抜部隊を、
「氷の巫女」イゼルが向かった西部方面に送り込む!
[player]、君が隊長だ!
一度、外に出て急ぎ人員を選抜してくれ。
準備が整い次第、追撃作戦の第二段階に移行しよう!
エーテライトが起動した今、障害はなくなった!
しかし、逆に言えば、
イゼルもまたエーテライトの再起動に気付いたはず。
転送先での待ち伏せには、くれぐれも注意してくれ。
すでに彼女が、蛮神「シヴァ」を呼び降ろすための準備を
整えている可能性は否定できない。
本来であれば大部隊を送り込みたいところだが……
蛮神によるテンパード化のリスクがある以上、
「超える力」を持つ君に頼るしかない。
第一目標、蛮神召喚の阻止……
これが成らなかった場合は、蛮神討伐に目的を切り替え、
すみやかに任務を全うしてほしい、頼んだぞ!
無事で何よりだ……。
ちょうど、アイメリク卿も到着されたところでな。
さっそくだが、報告を聞かせてほしい。
蛮神召喚を阻止できればと思っていたが……。
私からも礼をさせてくれ。
ありがとう、[player]。
後ほど、ゆっくりと話をしたいとのことだ。
嵐神「ガルーダ」の存在はどうだったのです?
イクサル族はクルザスにも進出してきているはずだ。
開拓団の皆も喜びましょう。
このまま引き受けましょう。
ドラゴン族が動き、クルザスが戦火に包まれれば、
隣接するモードゥナにも影響しかねないのでね。
本気で幻龍が生きていると考えているのですか?
幻龍の生死によらず、レヴナンツトールの発展は、
イシュガルドにとって損にはならない。
モードゥナに残留する帝国軍をはじめ、
クルザス南方からの脅威の「盾」に使える。
承知した、アイメリク卿。
エオルゼアのために、お互いに尽力してまいりましょう。
感謝します、アイメリク卿。
君は一度「石の家」に戻り、「暁」の皆に報告するといい。
イゼルと「シヴァ」の関係は、
これまでの蛮神召喚とは性質の異なるものだ。
対応策について、しっかりと考えておく必要があるだろう。
特に、政治的に問題となるのが、
異端者とはいえ「人」が蛮神を呼んだ点だ。
ガレマール帝国では、蛮神を召喚した民を「蛮族」と呼称して、
徹底的に弾圧を加えている。
それは、蛮神が星を滅ぼす脅威だからだ。
もし「シヴァ」の存在が、帝国に伝わればどうなるか。
「蛮神討滅」を国是とする彼らにとって、
エオルゼア侵攻の大義名分が増えるということさ。
私は、蛮神「シヴァ」について、
ある程度の情報統制が必要だと感じている。
……今のエオルゼアに、帝国と相対する力はないからね。
この件について、アイメリク卿と協議をするつもりだ。
君は「ミンフィリア」たちに報告を頼むよ。
それでは、また後で……。
背信容疑で拘束したエリヌ・ロアユが逃亡した!
クリスタルブレイブがウルダハに護送した後、
不滅隊の施設に収監されていたらしいのだが、
まんまと消え失せたそうだ。
おそらく、「写本師」のもとで働いていた、
密偵の残党が手引きしたのだろう。
この一件で、監守ほか、当直の警備兵数名が殺害された。
目撃者の話では、血に濡れた槍を持ったエリヌ・ロアユが、
ナル大門を出た後、姿をくらましたそうだ。
逃亡先は不明だが、私は北ザナラーンに向かったとみている。
彼女が生き延びるには、帝国への亡命しか道はない。
目的地は、カストルム・メリディアヌムである可能性が高い。
君も手を貸してくれるとありがたい。
「キャンプ・ブルーフォグ」に向かい、
追撃中の「イルベルド」隊長に協力してくれ!
エオルゼアにこの人ありと言われた傭兵隊長が、
地に堕ちたものだな……。
目的を達したとはいえ、なんと後味の悪い……。
……もう二度と、仲間の裏切りなど見たくはないものだ。
エリヌ・ロアユに尋問を行う。
その後、ラウバーン局長に報告するつもりだ。
ミンフィリアにも、事の顛末を伝えておかなければな。
彼女は、容疑がはれることを願っていたから……。
ともかく、長らく協力してくれて助かったよ。
成すべきことは成した……。
君も「石の家」に戻り、「ミンフィリア」に、
ようやくすべて終わったと伝えてくれるかい。
ガイウスが「アルテマウェポン」という切り札を手にしたことで、
蛮神を抑えることができると踏んだこともあろう。
だが、その根底には、エオルゼアを植民地支配し、
富を奪うという旨みがあったからにほかならない。
当然ながらエーテルは枯渇して、土地は死に、命は絶える。
そんな、死の大地を手にしたところで、利得はないからね。
イシュガルドの異端者に、情報を流した理由だ。
異端者が蛮神がらみであった以上、
帝国が目指す蛮神討滅という国是に反することになる。
この件には、どこの意思が働いたのか……。
この先の追及で明らかにしなければならない。
彼女の協力者の中には、無実の者もいるはず。
エオルゼアのためとはいえ、
味方を疑う仕事で心が荒んでいたのでね。
……では、失礼する。
そのために組織をわけたのだろう?
焦る気持ちはわかるが、今の私たちにできるのは、
目の前の問題を片付けていくことだけだ。
もっとも、こちらでも君の力を借りてしまっているがね。
クリスタルブレイブが安定するまで、
もう少しだけ付き合ってくれると幸いだ。
……先の不滅隊の不祥事を受け、上層部が揺れているのだ。
そこを突いて、テレジ・アデレジら共和派や、
一部の難民が活発に動き出している……。
おかげで混乱に拍車がかかり、局長たちも手を焼いているよ。
クリスタルブレイブとしては、
不滅隊に協力し、事態を収拾したいと考えている。
しかし、三国から距離を置いた石の家では、
皮肉にも、迅速な情報処理と指揮がとれなくてね。
そこで私は、しばらくここを離れ、
クリスタルブレイブのウルダハ支部に身を置こうと思う。
……構わないだろうか?
……アシエン対策は順調かい?
君の力、謹んで借りさせていただくよ。
……さて、私はそろそろ出かけるが、
その前に、リオルからの報告を受けることになっているのだ。
彼は私の直属として、独自の情報網を使い、
諜報活動をやってもらっている。
現在のウルダハの騒乱について、何か掴んだらしい。
君は、リオルたち元海雄旅団からの信頼も厚いそうだね。
ともに報告を受け、必要であれば彼の力になってくれるかい。
いっしょに来てもらったのだよ。
さっそくで悪いのだが、例の件について、
最新の捜査状況を報告してもらえるかな?
つまりは、何者かが表のルートには通せないような理由で、
大量の武器を欲しているということか……。
上手くいけば、暴動の仕掛け人を突き止められるかもしれん。
……[player]、力を貸してくれるか?
イルベルド隊長にも連絡して、直ちに兵を回すつもりだ。
「ハイブリッジ」で合流し、協力して対処してもらいたい。
私は、予定どおり、ウルダハのクリスタルブレイブ支部に移る。
後のことは、よろしく頼むよ。
まさか私が留守にしている間に、
イシュガルドで動きがあったとはね。
ミンフィリアから連絡を受け、慌てて駆けつけたところさ。
ところで、「黙約の塔」の調査の件だが、
何か判明したことがあるのなら、教えてくれないか?
まったく、君は大したものだよ。
すでに戦端の火蓋が切られていることになる。
じきに、ドラゴン族が大挙して、
イシュガルドに攻め込むことだろう……。
ともかく、無事に戻ってくれて何よりだ。
君がミドガルズオルムと対話した内容については、
すべてをイシュガルド側に報告すべきでないだろう。
彼らにとって、すべてのドラゴン族は仇敵……。
対話をしたとなれば、異端者だと疑われかねない。
君の身を守るため……。
そして、我々の活動に支障をきたさないためにも、
伏せておく方が賢明だろうな。
ルキア殿には、よしなに報告しておこう。
君は、少し待ってから来るといい。
大きな戦いは避けられないだろう。
ドラゴン族が攻め込んできた場合、皇都を守りきれるのか?
あれは雲海に浮かぶ城……
飛行可能な竜相手では、地の利すらないように思えるが。
彼らは、それを、いつまで続けていくつもりなのだ……。
その果てなき戦争は、数百年……いや、千年にも及ぶという。
しかし、永遠にも思えるこの長き戦いにおいて、
皇都「イシュガルド」の内部にまで、侵入を許したことは、
ただの一度もないとされている。
何がしかの防御策があるのだろうが……。
「竜の咆哮」によるドラゴン族の大攻勢となれば、
決して楽観視はできない。
アグリウスを堕とした幻龍ではないにせよ、
七竜の一角が相手となれば、厳しい戦いが予想されるからね。
とはいえ、いずれにせよ、
我々としてはイシュガルドの動きを見守ることしかできない。
いざという時に、動けるようには準備しておくがね……。
関係者を集めてほしいと言っていたな……。
おそらく、アシエン対策がらみで何か進展があったのだろう。
「ムーンブリダ」女史に、こちらの用事は終わったと、
声をかけてもらえないかい?
クリスタルブレイブに連絡を入れたら、私も向かおう。
進展があったのなら良いのだが……。
あそこには中規模の「偏属性クリスタル」がある。
……それに、ちょうど協力を願いたい事件が起きていてね。
「カストルム・メリディアヌム」に動きがあった。
「マーチ・オブ・アルコンズ」の際に魔導城が全壊し、
兵力的にも大きな損害を出した拠点ではあるが、
同盟軍の撤退後、カストルム・セントリからの救援が合流……。
外郭の復旧作業のため、物資を求めて、
「青燐精製所」を狙っているらしい。
本国からの支援が断たれた今、彼らも生き残りに必死だ。
青燐精製所になだれ込めば、泥沼の戦いになりかねない。
クリスタルブレイブは、これより帝国軍の牽制に向う。
だが、いかんせん相手が大きい……。
「暁」からも、力を貸してもらえないだろうか?
君には、面倒ばかりかけてすまないが、
さっそく北ザナラーンの「青燐精製所」に向かってくれ。
現地には、クリスタルブレイブの第四分隊が展開している。
まずは同隊の隊員、ウィルレッドと合流し、
状況把握に努めてほしい。
私は、ウルダハのクリスタルブレイブ支部に向かい、
イルベルド隊長とともに、全実働部隊の指揮を執るつもりだ。
前線の支援は任せたよ。
イシュガルドに動きがあった。
至急、石の家まで戻ってくれ!
……ムーンブリダ女史のことは聞いたよ。
本当に……本当に残念だ……。
こんな時だというのに、イシュガルドに動きがあったようなのだ。
まもなく、イシュガルドからの使者が到着するはず……。
彼女からの報告を、ともに聞いてほしい。
つまり、我々に支援を要請したいと?
すぐにでもアイメリク卿と面会し、
クリスタルブレイブにできることがないか検討しよう。
しかし、現時点では、援軍を送ると確約することはできない。
不安定なウルダハの情勢も、捨て置けないからね。
一足先に「キャンプ・ドラゴンヘッド」に向かおう。
[player]、現地で合流だ。
私も、先ほど到着したところなのだが、
アイメリク卿は、まだこちらに来てはいないらしい。
どうやら、大審門で何かあったようでね……。
我々も現地に向かって、状況の把握に努めよう。
ひとまず情報を集めよう。
状況を把握しなければ、動きようがないからね。
すでに撃退はしたようだが……。
何やら異変があったようなので、
状況を確認するためにね。
……聞いたとおりだ、[player]。
我々も「キャンプ・ドラゴンヘッド」に向かおう。
当地の「オルシュファン」卿に声をかければ、
アイメリク卿のところに案内してくれるはずだ。
我々としても協力したいところだが……
まずは、アイメリク卿の意見を聞くことが先決だ。
大審門も見てきましたが、かなりの被害が出ている様子……。
アイメリク卿は、皇都に居られなくて良いのですか?
竜を屠る者……。
高地ドラヴァニアの霊峰に棲まうとされる、七竜の一角か。
イシュガルドの建国神話では、英雄に退けられてからというもの、
常にクルザスの地を狙い続けているらしいが……。
ですが、どうしてこの情報を我々に?
しかし、先の「黙約の塔」の状況とは異なり、
これはイシュガルドとドラゴン族との戦争だ。
先の「マーチ・オブ・アルコンズ」の際、
貴国は、助力を求める我々……
「エオルゼア都市軍事同盟」の要請を断った。
それを差し置いて、自国の戦争に協力しろというのは、
いささか都合が良すぎるのではありませんか?
……まさか、「氷の巫女」はそれを狙って?
わかりました、対策を練りましょう。
……どちらにせよ、「竜の咆哮」が轟いた以上、
ドラゴン族の攻勢は避けられないでしょうから。
これも、エオルゼアの諸都市が手を取り合うための、
ひとつの契機ではあるか……。
……アイメリク卿も、案外したたかだな。
しかし、そうもしなければ守れないものもある……。
協力を求めるときの彼の表情を見たかい?
以前から、他国との協調を主張してきた彼にとっては、
忸怩(じくじ)たる想いもあるのだろう。
やれやれ、忙しくなるな……。
準備というものが必要だ。
ひとまず、「石の家」に戻り、
「ミンフィリア」たちに状況を報告しよう。
……皆を集めてもらえるだろうか、状況を説明したい。
残された時間に余裕はないだろう。
我々「暁」、それにクリスタルブレイブの双方で、
イシュガルド防衛に協力することを提案したい。
クリスタルブレイブを派遣する許可も取らなくてはならない。
皆、それぞれの対応に当たってくれ。
個別の交渉で、事を運ぼうと思ったのだが……
「エオルゼア同盟軍」としての会議が開かれることになってね。
各国の首領たちから、
ぜひ君にもと参加を求められれば、断れないさ。
すでに首領たちは「香煙の間」に集まっている。
我々も、向かうとしよう。
アイメリク卿の要請に応じ、防衛に援軍を派兵するつもりだ。
エオルゼアの危機を目前にして、戦力を出せないと?
あなた方は、それでもグランドカンパニーの盟主か!
「エオルゼア都市軍事同盟」はどうしたのだ!
こういった時にこそ、エオルゼアのために動くのが、
同盟軍ではないのか!
……無礼な言葉遣いで失礼した。
重責を押しつける形になってしまった。
すまないと思っている。
……とはいえ、オルシュファン卿やアイメリク卿を、
見捨てることなど、できはしない。
会談の結果については、必ずしも満足はしていないが……
お互い「エオルゼアの守護者」として、
できるかぎりのことを成そう。
……イルベルド隊長か、どうした?
何ッ、ドラゴン族の進軍が始まっただと?
……了解した、こちらも援軍派遣の許可が下りたところだ。
ただちに実働部隊を率いて、救援に向かえ。
君は第一分隊とともに、デュランデル家の騎兵と協力し、
スチールヴィジルの維持に務めろ。
対竜要塞からの砲撃で、
皇都を目指すドラゴン族の数を、できるだけ撃ち減らすんだ。
私も、ただちにクルザスに向かい、急いで合流する。
君は冒険者部隊を率いて、
皇都と大審門を結ぶ「雲廊」の防衛に参加してほしい。
大審門にいる神殿騎士、
「マルスラン」卿に声をかければ、取り次いでくれるはずだ。
よろしく頼むぞ、[player]!
スチールヴィジルに向かった部隊も、
どうにか、ドラゴン族を撃退することができたよ。
本当に、よくやってくれた。
あれほどの規模のドラゴン族の群れを撃退したのだ。
イシュガルドの当面の脅威は、去ったと考えていいだろう。
この戦いで、イシュガルドは、
冒険者やクリスタルブレイブと共闘し、危機を乗り越えた。
他者と協力することの意義を、胸に刻み込んだことだろう。
長らく、門戸を閉ざしてきた彼らが、
本当の意味でのエオルゼアの一員となる日は遠くない。
私は今、そう確信しているのだよ。
我々は多くの犠牲を出したが……
それでも一歩、一歩、着実に前進を続けている。
すべては、常に先頭に立って、戦ってきた君のおかげだ。
そして、君が掴んだこの勝利は、
エオルゼアの未来を照らす光となるだろう。
まだ、解決すべき問題は多く残されているが、
君の存在によって、希望があると信じることができる!
今は、この勝利を喜ぼうじゃないか!
私は、イルベルド隊長とともに、ウルダハに戻り、
損耗した部隊の再編を進めなければならない。
君は「石の家」に戻り、ゆっくり休んでくれ。
「ミンフィリア」にも、顔を見せて安心させてあげるといい。
迎えてもらうことができたのは、
一重に君たちの協力があったからこそだ。
これで、「エオルゼア都市軍事同盟」の再結集に向けて、
一歩前進したよ。
それに、イシュガルドとの国交が回復すれば、交易路も広がる。
第七霊災の復興が一段落して、落ち込み始めていた経済にも、
良い刺激になるだろう。
我々の活躍で、エオルゼアには良い風が吹き始めた。
あとは、アウトロー戦区の問題が、
一刻も早く解決することを祈るだけだ。
各国の盟主たちの考えはわかる。
……だが、私は、私の考えでエオルゼアを導いてみせるさ。
姿が見えないようだが。
わかった。
少し席を外すよ。
ほかの皆は!?
まんまとテレジ・アデレジに出し抜かれた!
まさか、クリスタルブレイブごとやられるとは……。
……まったく情けない。
……ひとりでは、何もできていなかったのか。
私は……。
イシュガルドが領する彼の地ならば、
国外の軍勢が大手を振って動くことはできまい……。
「オルシュファン」卿であれば、力になってくれるだろう……。
オルシュファン卿は協力してくれるそうだ。
……本当に彼は好人物だな……。
オルシュファン卿は協力してくれるそうだ。
……本当に彼は好人物だな……。
私だけが、エオルゼアを真に考えている……。
そんな驕りが、このような状況を招いたのだ。
私の指示で人が動き、私の言葉が各国の政を左右する……。
エオルゼアのために「クリスタルブレイブ」を作り、
祖父の残した「暁」にも、我がものかのように接してきた……。
私は驕り、焦り、大義に囚われて、
自分の足元を見ようとはしなかったのだ!
私にとって、エオルゼアの救済とは、いったい何だ……。
蛮族、蛮神、ガレマール帝国、溢れかえる難民、
アウトロー戦区、ドラゴン族との千年戦争。
……そして、闇の使徒アシエン。
守護者になると理想を掲げ、自らの手を汚しもせずに、
私だけが、この地の混沌を解決できると粋がっていた……。
……そうか、己の欲望を満たすための道具だったのか。
……酷いざまだな。
すべてを失ってから気付くなんて。
それに、この地ではもう……。
ありがとう、オルシュファン殿。
ありがとう、エオルゼアの真なる守護者よ……。
そうだな、一歩ずつ進もう。
今度は仲間と……みんなで。
「暁」の灯りは消さないさ……。
私たちの想いを、無にしてはならないのだから……。
どうやら、ピピン少闘将が手を打ってくれたようだ。
人通りの多い場所で、公然と襲われることはないだろう。
これまでエオルゼアを守ってきたのは、紛れもなく君だ。
変わらず、胸を張り続けてほしい。
……そして、いつか、この容疑も解いてみせるさ。