えおろーぐ

おや、見知らぬ私に声をかけてくるとは、
ずいぶんと肝が据わったお方のようだね。
そうだ、報酬は弾むから、私に力を貸してくれないか？
私は、食糧の買い出しで、アラガーナからやってきた。
だが、ここにも、ろくな収穫がないらしい。
仕方ないので、野草でも集めようと思うのだが……
あたりに大量の羽虫が湧いていて、近づけなくてね。
そこで肝が据わったきみに、羽虫退治をお願いしたい。
ただし、私にいい考えがあるんだ。
まずは、いったん「アラガーナ」に来てくれ。

来てくれたか。
ちょうど、準備が終わったところだ。
虫は、煙を嫌うというだろう？
そこで、採石作業で使う発破の火薬で、煙玉をこしらえてみた。
この「手製の煙玉」を、
村の西にいる「羽虫の群れ」に使って、駆除してくれ。

この村の西にいる「羽虫の群れ」に、「手製の煙玉」を使って、
駆除してくれ。

そうか、すべての羽虫どもを駆除してくれたか！
ありがとう、きみに頼んで正解だった！！
さあ、約束の報酬を受け取ってくれ。
私は、さっそく野草を採りに向かうとするよ。

この前は、虫を追い払ってくれて、ありがとう。
あれから煙玉に手を加えて、新作を作ってみたんだ。
よかったら、試しに使ってみないか？
今回は、錬金薬を散布する仕組みになっていてな。
煙は、一時的にしか虫を追い払うことしかできんが、
錬金薬なら、長時間の効果が期待できるだろ？
うまく行けば、金になるし、
虫害に困っている人々の助けにもなるだろう。
実際、バイロンズブレッドの人々も協力的だ。
さあ、この「手製の薬玉」を、バイロンズブレッドの畑で使ってくれ。
錬金薬は拡散するから、うまく狙えば少ない手数で終わるだろうさ。
頼んだよ。

この「手製の薬玉」を、バイロンズブレッドの畑で使ってくれ。
薬は拡散するから、うまく狙えば少ない手数で終わるだろうさ。
頼んだよ。

いい出来だっただろう？
これならば、年寄りが多いところでも、
簡単に錬金薬を畑に散布し、虫害を防ぐことができる。
そういや、きみは、解放軍の関係者なのか？
噂で、きみそっくりな人の話を聞いて、気になったんだ。
やはり、そうだったか。
なら、もうひとつ、頼みたいことがある。
解放軍の拠点に戻ったときに「ギロー」って男がいたら、
この「護身の煙幕玉」を渡してくれないか？
うちの馬鹿息子なんだが、どうやら家を飛び出した後、
解放軍に所属したみたいなんだ。
私が顔を出すと嫌がると思うから、きみが届けてくれ。

解放軍の拠点に「ギロー」って男がいたら、
この「護身の煙幕玉」を渡してくれ。
家を飛び出した息子だが、私が顔を出すと嫌がるだろうから。