『聖アンダリム神学院』で聞けるクエスト外NPCの台詞
テオモサン
困ったことや、悩み事があったら、なんでも話してください。
話すだけでも、楽になると思いますから……。
孤児の僕がここで学べるのは多くの人の援助のお蔭です。
この恩に報いるために、誰かの支えになりたいと思ってます。
えへへ、これが僕のささやかな夢なんです。

ジャンシェト
急用でなければ、ここでの私語は慎んだ方が身のためですわ。
そういうのを気にする学生がいるものですから……。
聖職者を目指す身である以上、民に奉仕する心持をもたずに、
なにが高位の聖職者だと、私は思いますけれども……。
あら失言ですわ、今のはお忘れになって。

アルションバダン
だが、それは単なる方便であることを察すべきだな……。
我々、貴族に生まれた高貴なる学生は、
迷える民を導く高位聖職者となるべき使命を負っている。
ハッ、その貴重なる勉学の時を、こうして邪魔するとは……!

テオモサン
あなたが暴いた真実により、信仰の根底が揺らぎ、
多くの人たちが動揺しています……。
混乱する人々を助けてあげたいのですが、僕は力不足で……。
もっと勉強しなくてはなりません……!

ジャンシェト
先人の罪とはいえ、聖職者を目指した以上、
私たちが、罪を償い、人々を安寧に導くべきですのに……!
そのために、私に何かできることはないのかと、
必死で考えていますが、答えが見つかりませんの……。
無知である自分が憎いですわ……。

イシュガルド正教の欺瞞が暴かれ、人々の怒りの矛先が、
この「聖アンダリム神学院」にも向けられていますから……。
私は、本学院の副学長ブリュヴァニョン。
エルヴィアヌ学院長の補佐に加え、神学生の指導も行っております。
いわば、両者の間を取り持つ存在といえましょう。
学院長は、教皇猊下が選出される以前から、
聖職者の育成のため奉仕されている偉大なお方……。
しかし、高齢のため、最近はお体が心配です……。
現在、歴史の真実を知って混乱する民衆たちに、
神学院の関係者が襲われて、多数の犠牲者も出ています。
事態に対処するため、皇都を離れた甥を呼び戻さなければ……。
人々に奉仕する聖職者育成のため、
イシュガルド正教が設立、運営する神学院です。
イシュガルド正教による長年の欺瞞が暴かれ、
人々の怒りは、身近な教会や本学院に向けられています。
聖職者や神学生にも、多くの犠牲が出ており、
早急に対処する必要があるのですが……
この方針をめぐり、学内が分裂してしまっています。
本来、聖職者は人々に心の安寧をあたえ、導く存在。
不安に打ちひしがれている人々を救うのが、我々の使命……。
学院長とともに、打開策を検討中です。

アルションバダン
怒りにまかせて叫ぶ民草の、なんと愚かなことか!
その創られた歴史があればこそ、千年戦争を戦い抜き、
栄えある皇都「イシュガルド」を守ってこれたというのに。
ハッ、愚鈍ほど許しがたい罪はないな……!

ここは「聖アンダリム神学院」。
聖職者を目指す神学生たちが、勉学に励んでおります。
私は、本学院の副学長ブリュヴァニョン。
エルヴィアヌ学院長の補佐に加え、神学生の指導も行っております。
いわば、両者の間を取り持つ存在といえましょう。
学院長は、教皇猊下が選出される以前から、
聖職者の育成のため奉仕されている偉大なお方……。
しかし、高齢のため、最近はお体が心配です……。
このため、学院長の代行を務めることが増え、
神学生の管理に手が回らなくなりつつあります。
皇都を離れた甥を呼び戻そうか、思案している次第です。
人々に奉仕する聖職者育成のため、
イシュガルド正教が設立、運営している神学院です。
この「聖アンダリム神学院」には、貴族の子弟に加え、
聖職者の推薦を得た平民の子どもも在学しております。
貴族と平民がともに学ぶ環境は、稀有なものといえましょう。
その学びは、基本的なイシュガルド正教の教えに始まり、
複雑極まる教会法にまで及びます。
これらを理解するために、文法、修辞学、論理学を修め、
さらには、算術、幾何学、天文学、音楽についても学びます。
また魔法も学べますから、後に治療師となる神学生もいますよ。

ウラー
「正教法大全11巻」を読んで、想像していた世界が、
そう遠くない未来に実現しそうな気がしています。
私の身に起きた不幸や、皇都に起きた不幸も、
理想の未来のために必要な出来事だったのかもしれませんね。

レイ
こっちは、相変わらずテオに振り回されてるぜ。
寮長が協力的になったのはありがたいが、
そのせいで、テオの猪突猛進ぶりに磨きがかかっちまってな。
ま、派手に転ばないよう、ヤツの足下を見まもるまでさ。

クラムヴォワ
おかげさまで神学院は、あれから毎日が祝祭という賑わいだよ。
ま、オレもオレなりに頑張ってるよ……気楽にね。

ブレジーの友人
以前よりもお互いに正直に話すようになって、
むしろ仲が深まったくらいなの。
でも、別の悩みができちゃって……。
鈍感なテオモサンと、自己主張が弱いブレジー……。
もどかしくて、見ていられないのよ!

ブレジー
最近、テオモサンの笑顔が、さらにまぶしくなりました。
アルションバダンさんと協力しているからでしょう。
私も、ささやかながら、ふたりを手伝っているんです。
彼の笑顔に少しでも役立ててると思うと、
自然と顔がほころんでしまいます……。

テオモサン
アルションバダンさんと協力するようになってから、
新しい試みが次々と実行に移されています。
仲間と手を取り合って、人々の心の安寧のために働く。
ショワソー司祭が思い描いた聖職者としての理想に向かって、
一歩ずつ、確かに歩んでいる……そんな実感があるんです。

ガエテル
……ここだけの話ですが、貴方の手で歴史の真実が暴かれた時、
私は正教に未来はないのではと、悩みもしたのです。
しかし、今こうして若き神学生たちが躍動する姿を見て、
そんな悩みなど、杞憂に過ぎなかったと感じるのですよ……。
彼らがいる限り、正教の未来は明るい……そう思いませんか?

アルションバダン
収監されたルブラソワールとの面会は、
奴に拒絶されてばかりで、いまだ叶わぬ状況だ……。
ハッ……だが、ひとり悶々と思い悩んでもいられない。
テオモサンのやつが、次から次へと難題を押しつけてくるからな。
おかげで、気が紛れるというものだ。

ジャンシェト
でも大丈夫、安心してくださいな……。
着実に、聖アンダリム神学院は良い方向に向かっていますわ。
テオモサンとアルションバダンが手を取り合ったことで、
神学院の中に、自由闊達に議論する空気が生まれましたの。
彼らふたりの行動が、多くの神学生たちに影響を与えたのですよ。

厳格な先輩神学生
忠臣と見えたルブラソワールは主を裏切り、
その寮長がテオモサンと協力する……。
想像すらしていなかった現実を目の当たりにして、
私も古くさい固定観念を、手離してみることにしました。
手始めに、後輩の声にも耳を傾けるようにしています。

無邪気な後輩神学生
僕、最近、先輩に怒られなくなったんだよ。
それどころか、僕の意見も受け入れてくれるんだ。
これまでは、ただ怖いって思ってたけど、
ちゃんと話すようになったら、先輩の考えもわかるようになってね。
今では誰よりも、先輩のことを尊敬しているんだ。

神学生たちにも声をかけてやってください。
大層喜ぶことでしょうから。

エルヴィアヌ学院長の補佐に加え、神学生の指導も行っております。
いわば、両者の間を取り持つ存在といえましょう。
……とはいえ、英雄殿のおかげで神学院内に平穏が戻り、
最近では、学院長とともに対外的な活動に注力しております。
英雄殿に感化された神学生たちが、自主性と協調性を高め、
学内の運営は、彼らに任せられるようになりましたから。

イシュガルド正教が設立、運営する神学院です。
皇都の真実が暴かれ、神学院も混乱に巻き込まれましたが、
英雄殿と甥のおかげで、平穏が戻りました。
困難な時期ではありましたが、乗り越えて振り返ってみれば、
神学院が生まれ変わるために必要な過程だったと思えます。
神学生たちからの提案で、
人々に正しき歴史を伝えるための公開授業を開催するなど、
今やここ神学院は、正教改革の先頭を走っているのですよ。

一連の事件で罪を暴かれた者たちは、いずれも収監され、
それぞれ贖罪の日々を過ごしていますよ。
サテュールノワは、孤児の命を奪い続けた制度を憎み、
それに荷担してきた神学院への復讐を試みたようです。
その動機の是非はともかくとして、
彼が公文書を偽造して、本学院に教員として潜り込み、
ルブラソワールを利用し、ウラーを誘拐したことは事実。
また、その後の取り調べにて、幽閉から逃れるため、
警備の者を手にかけていたことも判明しました。
もちろん、彼は犠牲者でもあります。
教皇庁が偽りの歴史を守るために幽閉され、
人生をねじ曲げられてしまったのですから……。
どれほどの刑期になるかは裁判次第ですが、
情状酌量の余地は、考慮されるかもしれませんね。
テオモサンは、いつかサテュールノワが釈放されたら、
ショワソー司祭の理想実現のため、協力したいと言っています。
わたしも、そんな日が来ることを願ってやみません。
